三井でみつけて

1年以上、妥協せずに探した土地。ベストな提案で理想の間取りに暮らす

長期に渡る土地探しでも妥協はしなかった

希望条件に合う土地に理想の家を建てたい。妥協することなくじっくりと土地を探し、住まいを思い描くご家族もいらっしゃいます。今回の事例は、三井ホームが長期に渡って土地探しをサポートし、注文建築でご納得の住居を建てられたケースです。設計士とインテリアコーディネーターがきめ細かいヒアリングとやり取りを重ね、建物設計と内装の提案に尽力。大満足の住まいが完成しました。「自宅なのに非日常を体感できています」と笑うご夫妻に、一歩ずつ歩んできたマイホームへの道のりを振り返っていただきましょう。

終の住まい探しだから、譲れないものがある

家族と過ごす時間が大好き。だから、住まい探しには妥協したくなかった――それがIさん夫妻の思いでした。

「私たちが家を建てるのは2軒目なんです。最初の住まいは15年前、同じ市内に建てたデザイナーズハウス。当時は家についても建築の知識もなかったので、おまかせで建てました。もちろん十分納得して住んできましたが、子どもたちも大きくなって手狭になったこともあり、もう一度土地から探してみようか、と夫婦で探し始めたんです」と、住まい探しの原点を語るIさん。「お子様の通学を考え、最寄りの駅は柏駅」「駅からは徒歩圏内」「敷地は60坪以上」――夫婦で決めた、絶対に譲れない条件です。

「いろんな不動産会社に相談し、コツコツと土地探しを進めていきましたね。そこで意外だったのは、比較的安易に勧めてこられることです。3つの条件のうち1つでも当てはまっている土地を勧められることもありました。だけど、次に住むところが僕たちにとっては最後の住まいになる。そう考えたら、一度決めた条件は譲れません」と毅然と話すIさん。しかし、希望の土地がなかなか見つからない中、時には気持ちがゆらぎそうになったことも。

「ちょっと狭いけど、『ここなら3階建てが建てられます』と勧められた土地にぐらっときたことがありました。また、見つからないなら今の家のままでもいいかな……と夫と話し合った夜も思い出します」(奥様)

Iさん夫妻がイメージをつかむために訪れたのが、かしわ沼南モデルハウス。そこで三井ホームの担当者と出会い、土地探しのサポートが始まりました。

「担当になってくださったのが、当時柏支店にいた安藤さんです。あれ、他のハウスメーカーの営業とちょっと違うな……と思ったのが、そうそう簡単には物件を持ってこなかったこと。『3つの条件にかなうものでなければお持ちしませんから』とさらり。この妥協のなさは、私たちに通ずるものがあります。信頼して任せてみたい。そう思って粘り強く探していただく中、2つの物件が候補にあがってきたのです」(Iさん)

譲れなかった条件にかなう物件から、Iさんが選ばれたのは小高い丘の上に位置し、陽当りも良好な土地。閑静なロケーションもあり、最終的な決断をされたのです。

キッチン、ダイニングと一体感があり、ゆったりとくつろげる家族のリビング。お子様二人も自分たちの部屋でのびのび過ごしつつ、パパ、ママと過ごすひとときを楽しみにしている

モデルハウスの第一印象が信頼に醸成された

「モデルハウスを訪れ、そして三井ホームの安藤さんと出会ってから、2年と少し……この住まいが完成するまで、長い時間を伴走していただきました」と、感慨深く振り返るIさん。土地が決まり、家づくりを進める中で、お二人には初訪のかしわ沼南モデルハウスの強い印象がありました。

「いろんなハウスメーカーが集まっている住宅展示場の中で、一番気に入った外見のところに入ってみよう。妻と話し合い、のぞいてみたのが三井ホームのモデルハウス『SONOMA』だったんです」(Iさん)

「外装で主張するよりも、こだわった内装を見てほしい……三井ホームには、そんなメッセージを感じました。家族が長い時間を過ごし、最もよく見るのは家の外見ではなく、内装だと思うんです。その点で、中をしっかり充実させている三井ホームには好感を持ったことを覚えています」(奥様)

「実はもう1社、設計まで競合したハウスメーカーがありました。デザインや部材も悪くはありません。今の時代、各社がしのぎを削っていいものを作っていますからね。そんな中、安藤さんをはじめとする三井ホームのチームに感じたのは信頼感、安定感です。他社の特徴を認め、その上で『うちにはこれがあります』と勧めてくれたのです」(Iさん)

「きちんと理にかなった説明があってこそ、ものの価値に信頼感が加わる」というのがIさん。持論です。開放的ながら収納は低めに集めて機能的なキッチン、白を基調にタイルを配したパウダールーム。Iさんのお宅には、かしわ沼南モデルハウスのパーツが随所に採用されています。ご夫婦が第一印象で惹かれ、納得の説明の中で気に入ったポイントを取り入れているのです。

「とことん納得して住みたいから、私たちもかなえたいところは全部言いましたし、納得いくまで質問をぶつけました。安藤さんは、それを全部受け止めてくれました。長いおつきあいになりましたが、モデルハウスで抱いた好感はその通りだった……完成の時には、しみじみ思いましたね」(奥様)

ご夫婦と支店チームが一体になって設計

信頼のもとに進んだ家づくり。設計、インテリアという次のステップでは奥様がリードしました。「妻は私の事業についても的を射た意見をくれるパートナーだけに、住まいに関しても絶大な信頼を置いています。家族のための間取り、センスのある家具選び。私は要所で意見を言えばいい。妻に任せておけば万事うまくいくんです」と、にこやかに語るIさんですが、最初に建てた家の教訓を生かし、玄関の位置、車庫からの動線など、要所では熟考を重ねて設計士とやりとりしました。

「玄関の位置は悩みどころで、車の出し入れ、アプローチの取り入れで何枚も図面を引いてもらいました。最初に建てた家はカーポートがなかったので、雨の日には苦労した記憶がありましたからね。何と言っても、東南の方向に向く最高の土地です。最終的には陽当りの良い間取り、吹き抜けを提案いただきました。駐車場も最大で3台入る設計にしていただいたので、子どもが大きくなった将来を考えても安心です」

設計士が絶妙な位置に大きな吹き抜けを提案し、ご夫婦は一体感を持ったキッチン、ダイニング、リビングをリクエスト。こうして、高さも、そして横の広がりもゆったりと取ったラグジュアリーな間取りが実現しました。住まいづくりでも発揮されたご夫婦の阿吽の呼吸は、三井ホーム柏支店の設計士、インテリアコーディネーターのチームワークともぴったり。

「愛用していた家具の寸法を測って間取りの設計に生かし、雰囲気に合う新しい家具までワンストップで提案してくれるんです。一般的には設計士の方が緻密につくりあげた間取りにインテリアを合わせていく……そんな先入観がありましたが、『家具をこの方向でつなげたいから、レイアウトを考えましょう』といったように、設計士の池田さん、インテリアコーディネーターの中島さんはフラットに話し合い、私たちにとって最上のバランスを考えてくださいました。このチーム体制も信頼感につながっていますね」(奥様)

陽当りは最高、たっぷりと光が降り注ぐレイアウト。採光性の高い間取りが、家族が大好きなハワイアンテイストの家具を生かしている
開放的で縦深性の高いエントランスはご夫婦のこだわりポイント。入って右手には執務用のスペースを備え、事業の打ち合わせや折衝を行う。オン/オフを切り替えられる設計だ
夏になればテラスでバーベキューを楽しむ。駅から徒歩圏内というロケーションと、プライベートが守れる環境が見事に合致している
動線をワイドにし、収納スペースをたっぷり。「高いところに手を上に伸ばして出し入れする収納がないので、年をとっても安心です」と奥様も大満足のキッチン
沼南のモデルハウスでご夫婦が気に入ったパウダールームの意匠をアレンジして導入。ラグジュアリーで清潔感のあるタイル張りにより、バスルームまわりでも見せる収納を実現

サポート後も現在進行形で続く住まいづくり

「安藤さんとやり取りする中で、ふと『毎年ハワイを訪れ、エネルギーを充填するのが何よりの楽しみです』と話したんです。それを聞いた彼は、即座に『家具もインテリアもハワイの空気を感じます。お使いの家具の写真を撮らせていただいてインテリアコーディネーターとも共有していいですか?』と提案してくださった。そんなお気遣いもあって、新たな家具は統一した空気感を醸し出しています。私たち家族のストーリーは、この家の随所にしっかり反映できているんです」(Iさん)

陽光がさんさんと降り注ぐソファに隣り合わせ、顔を見合わせるご夫婦。「家にいながら非日常を感じられるし、わくわくする刺激がありながら癒やされる――そんな空間です。思いをぶらさずに土地探しを続け、二人で思い描いていた以上の住まいができました」と、これまでの道程を振り返ってくださいました。

営業、設計士、インテリアコーディネーターのチームワークで支えたIさんの住まいづくり。細部に至るご提案により、奥様は「コンセントひとつとっても、『ここにあれば良かったのに……』と思うことはありません。作っていただいた生活動線が私たちにぴったり合っているんです」とご納得。

「でも、よく見てください。リビングにはまだ時計を置いてないんですよ。『時間が分かれば何でもいいや』じゃない。この空間に合う逸品を、夫婦でいろいろ探しています。これもまた、楽しいプロセスになりそうです」

完成から1年半を経ましたが、Iさまご家族の旅にはまだ終わりがありません。ゆっくり、じっくり、これまでと同じように現在進行形で住まいづくりは続いていきます。

安藤伸浩氏

三井ホーム株式会社 柏支店(当時)の安藤伸浩氏。住まいの水先案内人を目指し、お客様には住まいづくりを楽しんで思い出にしていただけるよう心掛けています。

池田達彦氏

三井ホーム株式会社 柏支店チーフデザイナーの池田達彦氏。敷地の特性を読み解き、希望に寄り添い、とことんお付き合いする対応力が持ち味。「私たちの担当は設計し、提案するまで。そこからどう住まわれ、磨き上げていくかはお客さま次第です」。

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