【新百合ヶ丘の住みやすさ】子育てしやすい豊かな環境が魅力の街
川崎市の北部・麻生区の中心地である新百合ヶ丘。小田急小田原線の快速急行が停まる新百合ヶ丘駅は、小田急多摩線の分岐駅としても知られていますが、横浜市営地下鉄が延伸する予定とのことで、ますます利便性が高まることが期待されています。
今回はアートの街としても知られ、官民一体となって美しい街づくりに取り組んできた、新百合ヶ丘の魅力に迫ります。
<目次>
【1】小田急線の主要駅のひとつ。ロマンスカーも停車し、通勤&レジャーに便利
【2】駅前に大型商業施設が集中+街とともに歩んできた有名店も
【3】新百合ヶ丘ならでは、家族での生活をより豊かにしてくれる施設が充実
【4】南側は戸建ての並ぶ、閑静な住宅地
【5】新百合ヶ丘インタビュー:パンでみんなを笑顔にしたい!住宅展示場内のパン屋さん
【6】豊かな人生を送りたい、だから新百合ヶ丘に住みたい
【1】小田急線の主要駅のひとつ。ロマンスカーも停車し、通勤&レジャーに便利
新百合ヶ丘駅は、小田急小田原線、小田急多摩線が利用でき、快速急行をはじめ、小田急ロマンスカーも停車する主要駅です。通勤時間帯である朝8時台に新百合ヶ丘駅を出発する場合、新宿駅へは快速急行で約30分。大手町駅へは代々木上原駅のホーム上で東京メトロ千代田線に乗り換えができて約45分と、通勤に大変便利です。
下り方向では片瀬江ノ島駅まで約45分、小田急ロマンスカーで箱根湯本駅まで約1時間15分と、人気の行楽地への移動もスムーズ。さらに2つ隣の読売ランド前駅には「よみうりランド」、小田急多摩センター駅には「サンリオピューロランド」もあり、ファミリーレジャー施設へのアクセスも抜群です。
さらに横浜市営地下鉄ブルーラインがあざみ野駅から新百合ヶ丘駅まで延伸する計画があり、2030年の開業を目指しているそうです。これが実現すると、新横浜駅や横浜駅へも乗り換えなしで行けるようになります。
新百合ヶ丘の歴史
かつての新百合ヶ丘は、隣の百合ヶ丘駅に隣接する丘陵地でした。1960年代に始まった都市開発によって住宅地として誕生し、1974年に新百合ヶ丘駅が開業。1980年代まではのどかな街でしたが、1990年代に入ると駅前に商業施設が続々と誕生し、発展していきます。また、川崎市が新百合ヶ丘周辺を「しんゆり・芸術のまち」と位置づけたことにより、官民が連携した街づくりが行われており、映画祭やマルシェなど、たくさんのイベントが行われる街に成長。現在も、住みたい街として人気のエリアとなっています。【2】駅前に大型商業施設が集中+街とともに歩んできた有名店も
新百合ヶ丘駅には北口と南口があり、北口には「小田急アコルデ新百合ヶ丘北館」がありますが、南口はロータリーを囲むように5つの施設がそびえ立ちます。オフィスや学習塾、クリニックなどが入る「小田急新百合ヶ丘アコルデI」や「小田急新百合ヶ丘アコルデII」、無印良品や100円ショップも入る「新百合ヶ丘オーパ」、映画館を擁する「イオンスタイル新百合ヶ丘」、スーパーやフードコートが充実している「新百合ヶ丘エルミロード」と、新百合ヶ丘に住めば衣食に困ることはありません。
また、駅前には麻生区役所があり、諸々の手続きに便利です。さらに駅から西へ1kmほど進むと、地域がん診療連携拠点病院でもある「新百合ヶ丘総合病院」があります。
新百合ヶ丘とともに歩んで34年。家族のお祝いならここのケーキ
新百合ヶ丘でケーキといえば、まるでおとぎ話の世界を思わせるような洋菓子店「ウィーン菓子工房 リリエンベルグ(Llilien Berg)」が有名です。店名はドイツ語で「百合の丘」を意味しており、1988年のオープン以来、新百合ヶ丘の発展とともに歩んできた名店。
フレッシュな生菓子やかわいらしい焼き菓子など、たくさんのお菓子が並びますが、誕生日やクリスマスなど家族のお祝いにはやはり、生クリームのデコレーションケーキが人気だそう。
「地域の方にここにあって良かったと思っていただけるよう、作り立て、焼き立てをできる限り提供できるように努めています。また、地域行事やイベントにも進んで協力しています」とリリエンベルグのスタッフさん。きっと多くのお子様たちが、ここのケーキとともに成長していったことでしょう。
【3】新百合ヶ丘ならでは、家族での生活をより豊かにしてくれる施設が充実
駅前を過ぎると閑静な住宅が並ぶ新百合ヶ丘ですが、家族での生活を豊かにしてくれるレジャー施設や、運動・文化施設が充実しています。
遠出しなくてもアウトドア遊びが満喫できる!
新百合ヶ丘駅から約3kmの王禅寺地区にある「ベリーパーク イン フィッシュオン!(BerryPark in FISH ON!)王禅寺」は、釣りやバーベキューが楽しめるレジャー施設。駅からさほど遠くない場所ながら、自然がいっぱいで開放的な気分になれるスポットです。
広い敷地には4つの池があり、中でも「ベリーガーデン(Berry Garden)」は2022年3月にオープンした新しいゾーン。釣りはもちろん、池を囲むようにバーベキュー席が設けられ、手ぶらで訪れてもバーベキューが楽しめます。
さらにドッグラン(大型犬用・小型犬用)もあり、愛犬もいっしょに楽しい休日を過ごすことができます。
アートもスポーツも、市がバックアップ!
民間だけでなく、市の施設が充実しているのも新百合ヶ丘の特徴です。
「川崎市麻生スポーツセンター」は新百合ヶ丘駅から徒歩7分の場所にあり、体育室や武道室、トレーニング室などを有する川崎市の施設です。個人・団体の利用ほか、一般・子供向けの教室も充実。チアリーディングやヒップホップ、新体操など、お子様の習い事として通わせることも多いそうです。
新百合ヶ丘駅北口から徒歩3分のところにあるのは「川崎市アートセンター」。2007年にオープンした、アートの街の中核をなす施設です。毎年ゴールデンウィークを中心に開催される「川崎・しんゆり芸術祭(アルテリッカしんゆり)」や、夏休みの子供向けワークショップ、秋に行われる「KAWASAKI しんゆり映画祭」など、1年を通して子供の頃からアートにふれられるイベントを開催しています。
「コロナ禍になる前はお子様を預かり、親御さんがゆったりと映画を鑑賞できる保育付き上映もしていました。コロナが落ち着き、保育付き上映が再開されましたら、一度足を運んでみてください」と副館長さん。身近な場所で子育ての息抜きができるのはうれしいポイントです。
【4】南側は戸建ての並ぶ、閑静な住宅地
新百合ヶ丘の住宅街は碁盤の目のように整備されている地区が多く、戸建ての住宅が整然と並んでいます。山口台地区では”孫子の代まで、誇りをもてるまちづくり”をテーマにして環境整備を行い、街の美しさを保っています。
季節の移り変わりを感じられる、さまざまな街路樹
新百合ヶ丘の街を歩くと、どの道にも美しい街路樹があるのに気づかされます。
紅葉が美しいイチョウやモミジバフウだけでなく、春に赤い花をつけるベニバナトチノキなど珍しい樹木もあり、日常の生活の中で季節の移ろいを感じることができます。
【5】新百合ヶ丘インタビュー:パンでみんなを笑顔にしたい!住宅展示場内のパン屋さん
新百合ヶ丘駅北口から津久井街道を百合ヶ丘駅方面に歩いていくと、左手に大きなマンション、そして住宅展示場が見えてきます。住宅メーカーの横断幕にまぎれてパンの写真が…。一体どういうことなのでしょうか。
思い切って展示場の中へ入ってみると、そこには一軒のパン屋さんが。2016年に新百合ヶ丘にオープンし、2022年4月にこちらに移転したという、人気のパン屋「ニチニチ(nichinichi)」でした。なぜ住宅展示場の中にお店があるのでしょうか。シェフの川島善行さんに、お店のことや新百合ヶ丘について伺いました。
――住宅展示場の中にパン屋さんがあるのをはじめて見ました!
川島さん(以下、敬称略):
元々はこの坂をもう少し上がったところにあったのですが、移転を考えていたときに、タイミング良くこちらの住宅展示場から声をかけていただいたんです。移転前の場所からすぐ近くなので、今までのお客様も変わらず来ていただけるだろうということで、引っ越してきました。店舗の屋上がテラスになっていて、眺めもいいんですよ。
――お店をはじめるにあたり、どうして新百合ヶ丘という街を選んだのでしょうか。
川島:
特に縁があったわけではないのですが、お店を出すための物件探しをしている中で、この辺りにはあまりパン屋さんがなく、それでいて大きなマンションが建設ラッシュで、ご家族が増えそうだなと思ったからです。
――実際にはじめてみていかがでしたか?
川島:
予想どおり、ご家族でお住まいの方が多いですね。お店の看板商品である「nichinichi食パン」は、4人家族を想定して開発しているので、そこにピタッとハマりました。
――どのような食パンなんですか?
川島:
耳までやわらかい、1斤サイズの食パンです。小さなお子様の中には「食パンの耳が固くて食べられない」という子が意外と多くて。そんなお子様でも食べられるように開発しました。やわらかいので箱に入れてお渡ししているんですよ。
――おいしそうですし、焼き印もかわいいですね!
川島:
これは食パンを4枚切りにしたデザインなんです。4人家族で4枚切りを1枚ずつ食べてもらいたいという想いからです。おかげさまで「ウチの子は食パンが好きではなかったのに、ここのパンは食べられるんです」というお声を多くいただきます。
――ほかにはどんなパンがありますか?
川島:
近隣の契約農家「黒川たまご」を使用した、たまごサンドが人気ですね。そのほか毎日約60種類のパンを焼いています。
――近くに契約農家があるのは、自然豊かな新百合ヶ丘ならではですね。ほかに地元とのつながりはありますか?
川島:
こちらの住宅展示場内で毎月「親子パン教室」を開催しています。一番小さなお子様で3歳の子が参加してくれましたが、中には60代と40代の大人の親子もいらっしゃいました。皆さん楽しそうに参加してくれるのでうれしいです。
――日々を新百合ヶ丘で過ごしていて、どのような街だと感じていますか?
川島:
平日で120組、週末は200組ほどのお客様がいらっしゃいますが、若いご家族もご高齢の方も、皆さんやわらかい雰囲気の方が多いですね。なんでもそろう便利な場所でありながら、緑が多くて空の広さも感じられる。そんな街でパンを通して笑顔を届けられるのを幸せに思っています。
<取材協力>
nichinichi
神奈川県川崎市麻生区万福寺4-3-1
(TVKハウジングプラザ新百合ヶ丘 敷地内)
【6】豊かな人生を送りたい、だから新百合ヶ丘に住みたい
都心へのアクセスや駅前の便利さもさることながら、美しい街並みと、それを育み守ろうという住民の意識の高さが新百合ヶ丘の最大の魅力。子育ても、それが終わってからも充実した未来が見える、それが新百合ヶ丘です。
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橘川麻実
千葉県の北西エリア出身。東京の東~南エリア、神奈川の西~海側が守備範囲。「情報は足で稼ぐ」をモットーに、リアルな街の今をお伝えします。
※2022年11月に取材しました。
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