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一目ぼれした土地があっても、その条件を生かした住まいづくりが難しいことがあります。この事例でのお悩みは、「検討している物件にある植栽を生かした間取り、自然を眺められる空間をつくりたい」というもの。そこで機能したのが、土地探しの三井のリハウス、注文住宅を手がける三井ホームの連携です。土地と住まいの理想にワンストップで応える、三井不動産グループならではの解決策をご紹介していきましょう。
もともと賃貸戸建てに住んでいたSさん。コロナ禍で在宅ワークが増え、おうち時間を過ごす中で終の住処を考えるようになりました。奥様は住まい全般に関心があり、日頃から土地、住宅情報をチェックしていました。いざ決断したら、夫婦はスピーディーに動き出します。お二人に当時の思いを振り返っていただきましょう。
「静岡や長野から新幹線通勤をしている同僚がおり、自然が豊かな環境で暮らしたいと思っていた私も、東北が地元ということもあり、那須高原などを視野に入れて土地探しをしていました。現在の千葉県松戸市は都市圏ということもあり、緑豊かなイメージはなかったのですが……」(Sさん)
「『森に住みたい』というのが夫の希望でしたが、私は長く住んでいる松戸で家を建てたかったんです。交通の便がいいですし、商業施設も豊富で生活するには最適の街。長女が幼稚園に入ったばかりで、ずっとここに住みたかったんですよね」(奥様)
緑のある住まいと松戸市という生活圏。夫婦の希望をすり合わせてたどりついたのが、この物件でした。
「以前から車で前を通っていて、気になっていた物件だったんです。植栽が豊かに茂っていて、すごく雰囲気がいい。既存の建物が大きかったので新居を建てるというイメージが湧きづらかったんですが、思い切って三井のリハウスに連絡。そこで、物件を案内してくれた皆川さんのきめ細かい対応が強く印象に残っています」(Sさん)
皆川氏は「既存の植栽を残して家づくりをしたい」というSさんのご要望を聞き、専門的な設計対応が必要だと感じたため、日ごろから連携している三井ホームの柏支店松戸営業所の山根所長に相談。S様へは「品質の高い注文住宅をお手伝いする三井ホームの良さをぜひ知ってください」と、紹介状を送らせていただいたのです。そして、山根氏は土地購入の契約前から現地案内に同行し、「ぜひ、この緑を生かした住宅を作りましょう」と力強く提案。Sさんご家族の住まい探しストーリーは、こうして始まりました。
大切に育てられてきた植栽を生かして新居を建てたい。Sさんの思いは売主様を動かしました。この物件は既存建物を取り壊して、土地として売却する前提ですが、売主様は既存建物に強い思い入れを持っていらっしゃいました。以前、Sさんの購入条件と同等の条件(価格)で建売業者から購入申込が入ったことがあったのですが、そのとき売主様はお断りされました。
「Sさんからの購入申込をいただいた際には、都内の売主様宅を訪問の上、交渉させていただき、敷地内の樹木や石を活かしたいとのお考えをお伝えさせていただきました。建物は無理でも、大切にされてきた物を一部でも継いでいただけることに売主様は感動され、申込条件に承諾、Sさんにご売却されるというご決断に至りました」と皆川氏。
「この樹を生かしてくれるなら、Sさんに売りたい。売主様はそう言ってくださったとのこと。私の思いを真摯に伝えて、交渉してくださった三井リハウスの溝口さん、皆川さんには感謝しかありません」(Sさん)
土地の契約前から三井ホーム山根氏の提案を受けていましたが「植栽を残せるなら、まず土地を購入し、建物は後で決めようと考えていました」とSさん。
「メディアのハウスメーカー評価ランキングを見ると、三井ホームは品質、デザイン力が高評価を獲得していました。だけど、実際にどんな提案をしていただけるかは未知数ですからね。間取りを具体的に詰めていくまでは、正直に言うと競合ハウスメーカーも有力な候補のひとつでした」と、Sさんは当時を率直に振り返ってくれました。
凝り性のご夫婦は、建物の契約前から理想の間取りを独自に組み始めていました。間取りソフトでレイアウトを繰り返し、建築契約前から設備メーカーのショールームに足を運んで徹底研究。家族が住みやすい空間を模索する日々が続いたのです。
「トイレ、寝室、バスルーム、そしてランドリーを備えた家事室。私たちは平屋に住みたかったので、パズルのように部屋を組み上げていました。ところが、多くのハウスメーカーは『この並びでは部屋は組めませんよ』と、つれない答えばかり。ところが、山根さんは『ここまでイメージを固めていらっしゃるんだから、ぜひ生かして間取りを考えましょう』と前向きに、そして粘り強く考えていただけたのです」(Sさん)
夜な夜な真剣に考えた間取りが現実のものになる――顔を見合わせ、微笑みあった二人。そこに、山根氏からプラスαの提案が。このうれしいサプライズを受け、Sさんご夫婦は三井ホームの住まいを思い描くようになっていったのです。
「平屋に住みたいという私たちの希望をベースに、提案をいただいたのは三井ホームならではの大胆な吹き抜け構造でした。『現地を見てみたら、背の高い木の存在感がありました。根元だけではなく樹上までしっかり眺めていただきたいですからね』と山根さん。まったくイメージしていなかったけど、1階からお気に入りの樹、さらに空まで眺められる。家族と過ごすおうち時間が最高のものになるはず。そんな高揚感を抱きつつ、山根さんに家作りを任せようと決めたのです」(Sさん)
成約後、本格的な設計がスタート。ご夫婦が考えた通り、1階には寝室、家事室、バスルーム、トイレを機能的にレイアウト。設計士とやり取りを重ね、複数パターンを検討した上での着地です。また、基本は1階だけでも生活できるプランですが、2階部分は、大きな吹き抜けと2人のお子様のプライベートルームを考慮。三井ホームの独自プランを提案しています。
外観はシックな黒を基調にしつつ、木の格子をアクセントにしてデザインを引き締めています。「三井ホームは洋風な家の印象が強かったので、粋な和モダンテイストの提案はうれしい驚きでした」と口をそろえるお二人。外観に合わせて内装も黒をベースカラーにしていますが、これも実は樹木を存分に眺めていただくため。日が落ちても窓に白い内装や器具が反射しないよう、ダウンライトを慎重に選定しています。「インテリアコーディネーターが『庭を見るための照明』を考えてくれました。吹き抜けもそうでしたが、私たちの要望を咀嚼して、さらに豊かな提案で返してくれる。ここまで考えてくれるんですね……」と、Sさんは当時の驚き、興奮を新鮮に思い出してくださいました。
間取り、外観に納得した後は、具体的なライフスタイルをイメージしたインテリア、生活動線を話し合っていきます。奥様は調理関係の仕事に携わっていたこともあり、キッチンの配置を相談してくださいました。
「将来的には自宅で料理教室、サロンを開いてみたい。そんな願望があるので、インテリアコーディネーターに相談し、キッチンの使い勝手を徹底的に追求しました。通路はワイドにして、壁ができてしまうペニンシュタライプではなく、フルフラットのアイランドキッチンをセレクト。閉塞感がなく、吹き抜けのあるリビングに広がりのある最高のキッチンです。家事の手を休めつつ、吹き抜けから外を眺める。夫が大切に選んだ樹ですが、私にとっても安らぎを与えてくれる存在になりました」(奥様)
大満足の住まいに入居し、1年を過ごしてきたSさんご家族。春夏秋冬を過ごし、三井ホームの全館空調にも全幅の信頼を置いています。
「ハウスメーカーを選定する際、競合メーカーの全館空調も精査しましたが、居住性では三井ホーム。これが夏と冬を過ごした私の感想です。夏は快適ですし、断熱性が高いので冬も結露とは無縁。あらためて、品質の高さを噛みしめています」(Sさん)
夜はライトアップされた樹をゆったり眺め、家族とやすらぎのひとときを過ごすSさん。「森に住みたい」と奥様に語った夢は実現されているでしょうか?
「もちろん、最大限に満喫しています。吹き抜けや全館空調など、私たちが描いていた以上の住まいを提案していただいたことには喜びしかありません。土地探しから設計、工事、そしてアフターケアも丁寧にしていただける、これが三井不動産グループの品質なんですね」(Sさん)
住まいのビジョンを明確に持ち、自ら間取りを考え、契約前に設備メーカーに足を運んで真剣に住まいづくりに向き合ったSさんご夫婦。お望みを最大限にかなえ、+αのご提案を。三井のリハウス、三井ホームが強固にタッグを組み、その思いに応えた事例となりました。
三井ホーム株式会社 柏支店 松戸営業所長の山根正也氏。寄せられたご要望を聞き取り、その思いを無駄にしないご提案を心がけてきました。松戸エリアの注文住宅を担当しており、建築相談にきめ細かく応えています。
三井不動産リアルティ株式会社 松戸センター 第1ユニット ユニットリーダーの溝口忠信氏。本事例では皆川氏とチームで担当。不動産に込められるそれぞれのお客さまの想いを大切にしながら、丁寧で迅速かつ正確なサービスの提供を心がけています。
三井不動産リアルティ株式会社 松戸センター 第1ユニットの皆川達也氏。入社から2年目でS様のお取引を担当。お客さまの立場に立った、誠実かつ丁寧できめ細やかな対応を心がけています。