「中古を買ってリフォーム」のメリット
中古物件を購入してリフォームをするプランは、新築や注文物件にはないメリットがあります。「中古を買ってリフォーム」ならではのメリットについてご紹介します。
メリット1たくさんの物件の中から選べる
首都圏のように物件の多いエリアなら、中古物件の戸数もバリエーションも豊富です。
特に売りに出される中古マンションの戸数は、新築の2倍以上。面積・立地など、選択肢の多さは新築とは比較になりません。
メリット2希望の立地の物件が見つかりやすい
エリアを絞って探す場合、そこにタイミングよく新築物件が建つとは限りません。しかし、中古物件ならば戸数も多く、希望の立地に物件を見つけられる可能性が高まります。
実際に、中古住宅を買った人は購入理由の第1位に「希望エリアの物件だったから」を挙げています。
中古住宅を買った理由(中古住宅購入者)/ 出典:社団法人不動産流通経営協会「不動産流通業に関する消費者動向調査第12回」2007年9月
メリット3実物の部屋を確認して買える
多くの場合、新築は建築前に販売が始まります。住戸がどのくらいの広さか、手掛かりになるのは数字だけ。窓からの眺めや陽当たりを想像するのは、ほとんど不可能。外部の騒音や遮音性も、実際のところはわかりません。
これに対し、中古物件は、自分が検討している住戸そのものを見ることができるのがメリット。リフォームを前提として選ぶなら、おいてある家具や内装にとらわれず、広さや天井の高さ、窓からの眺めや日差しの入り方など、工事では変えにくい点に目を向けましょう。
メリット4中古マンションは管理状態を見てから買える
「マンションは管理を買え」と言われます。多くの人が集まって住むマンションでは、生活のルールが決められ、きちんと守られていることがとても大切です。
中古マンションでは、すでに生活が始まっているので、どんなルールがあり、実際にどのように運営されているかを事前に確かめられます。
メリット5隣人がどんな人か事前にわかる
いろいろな人がひとつの建物の中に住むわけですから、ときにはトラブルも起こります。隣近所の住人やマンション内の住人について、事前にわかれば安心です。
現地に行けば住んでいる人の雰囲気は伝わってくるものです。管理人や売主からそれとなく情報を得ることもできるでしょう。
メリット6購入から入居までの期間が短い
新築マンションや新築建売住宅の多くは建築前に販売を開始します。つまり、買うと決めてから入居まで、半年〜1年は待たなくてはなりません。
中古物件なら、売主との折り合いさえつけば、すぐにでも手に入れられます。リフォームにかかる期間は工事の規模次第ですが、どうしても急ぎたい場合は、入居してからリフォームすることもできます。
メリット7自分に必要な設備を選べる
新築物件には最新機器が導入されていることがメリットですが、人によってはそれが「過剰」という場合もあります。
中古を買ってリフォームする場合は、自分にとって必要なものだけ選べます。同じ機器でも、最適の機能を選択できます。
メリット8暮らしに合った「世界にひとつだけの家」が手に入る
リフォームの最大のメリットは、家族と暮らしに合わせた住まいがつくれる、ということです。不要な部屋数を減らしたり、家事の効率を高めたり、家族の接点を増やすことも可能です。断熱性や遮音性を高めることもできます。
購入と同時にリフォームすれば、大掛かりな間取り変更や内装・設備の更新も一度に済ませられるので、効率も効果も高いと言えるでしょう。