三井でみつけて

アンティーク家具に囲まれた心地良い暮らし

吹き抜けとスチール階段のある家に憧れて

Instagramにアンティーク家具が並ぶすてきな自宅の写真を投稿しているさらさんご夫婦。単に家具だけを写すのではなく、家庭料理と組み合わせて温かい日常の風景を切り出したり、洋服や小物と合わせてアンティークながらモダンな雰囲気を演出したりと、その見せ方は多彩です。そんな等身大の投稿が“おしゃれ女子”の心を掴み、多くのフォロワーに支持されています。
そんなさらさんご夫婦はご結婚を機に、お二人のお勤め先の中間地点であるワンルームマンションで新婚生活をスタートさせました。

「最初は大丈夫と思っていたのですが、やはりワンルームに2人はさすがに狭く、家具も置けません。それに私の職場までは電車で2時間ほど掛かり、体力的にもきつくなってきました。2年くらい住んだ後、そろそろ家を持ちたいねと主人と話し合い、二人で家探しを始めました」

家を探し始めて一カ月ほど経ったある日のこと。展示場で、運命の出会いがあったのです。

「広告に掲載されていたモデルルームの吹き抜けとスチール階段に惹かれ、見学させてもらい、実物を見て納得。土地を買ってそのモデルルームと同じ間取りの家を建てることにしました。まさに運命の出会いでしたね」さらさんはそう笑顔で話します。

さらさんが惹かれたスチール階段。高い天井で開放感あふれる空間

さらさんご夫婦は、モデルルームを参考に一軒家を建て、アンティーク家具に囲まれた生活を楽しんでいます。しかし、最初からアンティーク家具のある生活をするとは考えていなかったそうです。

いつの間にか形作られたアンティークテイストの自宅

「もともとはサーファーをイメージしたカリフォルニアスタイルの家でしたが、2人でドライブしていたとき、立ち寄った古道具屋さんでご主人がアンティークの棚を見つけたことがきっかけで、アンティーク家具を並べるようになりました」

「その棚はあまりきれいではなかったのですが、『むしろ少し汚れた感じが気に入った』とアンティーク家具にあまり興味を示さない主人が言ったのです。驚きましたが私も良いなと思ったので購入することに。私は昔ファッション関係の仕事に勤めており、インポートの海外アンティーク小物を扱っていたので、そういった系統の家具が元々好きで、古道具屋やアンティークなカフェにもよく通っていました。部屋にアンティーク家具を置くだけでお部屋の生活感が薄れてカフェのような空間になるんです。それが一番の魅力ですね。」

この棚との出会いをきっかけに、家全体をアンティーク家具や小物で統一していくようになったさらさんご夫婦。住まいがカフェのような居心地の良い空間に生まれ変わりました。

ご主人が気に入って購入したアンティークの棚

リサイクルショップで偶然出会ったアンティークの棚が、今の生活のきっかけでした。その棚を中心に小物や周りの家具を探した結果、いつの間にか家全体がアンティークに囲まれた居心地のいい空間になったのだそう。

インテリアによって同じ部屋でも空間の印象は自在に変化します。住まいを選ぶ際に、インテリアも併せてイメージすることも理想の空間づくりの方法の一つです。

集まってきたアンティーク家具とともに暮らす

アンティーク家具に囲まれた生活が影響し、家具を探しに旅行することが新たな趣味になっているそう。

「買うためにショップに行くのではなく、良いものがあったら購入する感じです。だから『集めた』というよりも、『集まってきた』と言えると思います。旅行の主目的は観光なんですけど、ついでに立ち寄ったアンティークショップの方が楽しいときもありますね(笑)」

キッチン脇の小物置き場も、アンティーク家具で一気にカフェ風に

「アンティーク家具があるだけで、自分の時間が“特別な時間”に変わったように感じます。大好きな家具に囲まれたキッチンに立つと料理も楽しくできるし、簡単な料理でも、アンティークのお皿に盛りつけるだけですごく豪華に見え、料理もより美味しく感じます。」

カフェにいるかのような、特別な気分を味わえるカウンター

さらさんが理想とする、大好きなアンティークが溢れる空間の魅力が伝わってか、近くに観光地があるわけでもないのに、さらさんのご自宅に泊まりに来るご友人もいらっしゃるそうです。これからの目標はフランスにアンティーク家具や小物を買いに行くことと、手付かずの寝室を心地よい空間に仕上げること。さらさんご夫婦のアンティーク家具の力で、家での時間を“特別な時間”へと変えていく環境作りに終わりはないようです。

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