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再開発以前は工業都市だった武蔵小杉。工場に勤める人たちで活気に満ちていた時代もあったのだとか。工場の撤退などで一時は人口が減ったものの、再開発でこれまで以上のにぎわいを取り戻した現在は、古くからのお店にも客足が増え、駅周辺や交通機関の利便性も向上するなどして、「旧来の住民からも再開発にポジティブな声が聞かれますよ」と本平さん。それもきっと、新旧住民をつなぐ活動の賜物なのかもしれません。
◆武蔵小杉の人情が生んだ『おやつ研究所』
本平さんたちの活動から武蔵小杉の歴史を振り返っていた2人が最初に向かったのは、2016年にオープンした『おやつ研究所』。一体どんなお店なのでしょうか?
ここからは店主の大谷佳子さんを交えて、お話を伺うことに。
お話を伺いながらいただいたのは、「Coffee(HOT)」(580円・税込)。メニューとの相性を考えて調合されたオリジナルブレンドです。
実は、奈良の日本料理屋で働いていたときに使用していたコーヒー豆を取り寄せているそう。武蔵小杉の住民の方々から愛されているお店は、昔からの縁も大事にしているようです。
◆スタイリッシュに味わう隠れ家風本格中華『ウチダテイ』
それではそろそろ次のお店に……とお店を後にしようとしたところ、「ウチダテイには行かれましたか?」と大谷さん。
本平さんおすすめのメニューを、店主の内田さんのお話を伺いながらいただくことに。
◆お菓子も“オーダーメイド”する『クチュールベイク』
そういって本平さんが案内してくれたのは、路地裏にある老舗のオーダーメイドスーツ専門店『仕立館』。東京に本社を構える同店の支店として1940年に武蔵小杉の駅前に誕生。しかし、本社が戦災で焼失してしまったため、武蔵小杉の支店を本店として営業してきました。そして4年前、カフェ『クチュールベイク』との複合店というスタイルで、現在の場所へ移転してリニューアルしたのです。
「珍しいですよね」と笑うのが『クチュールベイク』店長の大久保知子さん。
◆武蔵小杉を見つめ続けて78年。オーダーメイドスーツ専門店『仕立館』
場所を隣へ移して、今度は『仕立館』へ。社長の大久保重臣さんと店長の渡辺さんが再開発前の武蔵小杉のようすについて教えてくれました。
◆最後に
■本日紹介しきれなかった武蔵小杉のおすすめ店
今回伺った場所以外にも武蔵小杉には新旧含めて素敵なお店が点在しています。最後に取り上げきれなかったおすすめ店舗をいくつかご紹介します。
■麺や でこ
住所/神奈川県川崎市中原区小杉町1-520-6
電話番号/044-819-8767
営業時間/平日11:30~15:00、18:00~21:00 土日祝11:00~15:00、18:00~21:00
定休日/火曜日
http://my-deco1.com/
煮干しそば専門のラーメン店。新丸子駅徒歩3分の位置にあり、武蔵小杉からのアクセスも可。昨年11月に、それまで主体にしていた「鶏白湯」から「煮干しラーメン」にスープを変更して話題に。
■文福 本店
住所/神奈川県川崎市中原区新丸子町915
電話番号/044-711-3688
営業時間/17:00~23:00
定休日/年末年始
40年以上の歴史を誇る老舗の串焼店。創業当時から変わらない製法で作り続けてきたカレー味のモツ煮込みが定番の人気メニュー。