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【代々木上原の住みやすさ】一度住んだら離れられない高級住宅街の魅力
代々木上原

【代々木上原の住みやすさ】一度住んだら離れられない高級住宅街の魅力

代々木上原といえば、閑静な住宅街というイメージですが、近年ではおしゃれでユニークなショップが多いことでも注目を集めています。都心からのアクセスも便利で、「代々木上原に住んでみたい!」と考えている方も多いのではないでしょうか。
ここでは、代々木上原に住むなら知っておきたい、とっておき情報をお届けします。

【1】二路線の運行で、遊びにも仕事にも便利なエリア

「代々木上原は住みやすい」と感じさせるのは、交通の利便性の高さから。代々木上原駅は小田急小田原線と東京メトロ千代田線の2路線が利用でき、代々木上原を起点として相互に直通運転を行っています。これにより、東は赤坂駅、霞が関駅、大手町駅、北千住駅、西は下北沢駅、厚木駅、小田原駅という、広範囲にアクセスできます。

代々木上原駅

主要な駅までの所要時間は、新宿駅まで約5分、下北沢まで約2分、霞ヶ関駅までは約14分、大手町駅まで約20分。仕事にも遊びに行くにも、便利なエリアであることがわかります。

代々木上原の歴史

代々木上原の由来は「代々木村」から見て高台にある草原
代々木上原は坂の上にある街

かつては代々木村の一部だった代々木上原。地名の由来は「代々木村から見て高台にある草原」。代々木上原といえば「坂の街」というイメージですが、そもそも高台に作られた街だったのです。
高台を切り開いたのが木戸孝允(のちの桂小五郎)で、明治時代までは牧場や草原が広がる静かなエリアでした。ですが、1923年の関東大震災で被害が少なかったこと、1927年に小田急小田原線が開通したことを機に、大山町を中心として多くの財界人が住む高級住宅地が形成されました。

【2】5つの商店街を目的に合わせて使いこなす

代々木上原の商店街

代々木上原はおしゃれなお店だけではなく、生活にも便利な施設がそろっていることも魅力です。まず、駅ビル「アコルデ代々木上原」は、スーパーマーケットや物販、飲食店、100円ショップなどがそろう便利な施設。さらに、駅を中心として、「上原駅前商店街」「上原銀座商店街」「代々木上原南口商店街」「上原仲通り商店街」「西原商店街」という5つの商店街があることも、住みやすさの要因のひとつ。特に、上原駅前商店街には銀行やコンビニ、上原銀座商店街には「マルエツ 代々木上原店」「ココカラファイン薬局代々木上原南店」もあり、日用品や食品の購入に大変便利です。

按田餃子 代々木上原店

代々木上原商店街の一角にある「按田餃子 代々木上原店」は、餃子店でありながら、ミシュランガイドのビブグルマンにも掲載された屈指の名店。看板メニューは、ハトムギ粉入りの皮で包むヘルシーな4種類の水餃子。

代々木上原駅周辺にはハイセンス&ユニークな個人店が点在

何気なく暮らす街中に、ハイセンス&ユニークなお店が点在。代々木上原オリジナルのお店がとにかく活気にあふれていて、多くの人を代々木上原に引き寄せる要因となっています。
駅周辺エリアにある個人店を巡れば、退屈に感じていた日常を忘れさせてくれるはずです。

代々木上原といえばカフェ。パティスリー併設のものから餃子まで!

最近は、「代々木上原といえばカフェ」というイメージを持つ方も多くいるのではないでしょうか。王道のカフェから少しユニークなカフェまで、工夫を凝らした多くのカフェを楽しむことができます。

パティスリー ビヤンネートル(BIEN-ÊTRE PÂTISSERIE)

代々木上原の南口を出て、井の頭通り沿いにあるのが「パティスリー ビヤンネートル(BIEN-ÊTRE PÂTISSERIE)」。フランス語で「充実感」や「幸福感」を意味する店名のとおり、見ているだけで幸せになるお菓子が並びます。併設のカフェは予約を開始するとすぐに埋まってしまうほどの人気で、特に季節によってガラリと内容が変わるパフェが人気メニューとなっています。2022年5月に新店舗「ビヤンネートルメゾン(BIEN-ÊTRE MAISON)」がオープン。

フィル(FIL#)

幡ヶ谷に向かう長い坂の途中にある小さなカフェが「フィル(FIL#)」。外観からは想像できない、餃子とコーヒーが楽しめるというユニークな組み合わせに、味の想像ができない!と驚かされます。ですが、皮からこだわった餃子に、ハンドドリップで淹れられたコーヒーを堪能すれば、意外な相性の良さに気づくはず。

代々木上原発信の雑貨やアンティークが生活に潤いを与える

代々木上原といえば、雑貨やファッション、アンティークの発信基地としても注目を集めています。

アコテ(àcôté)

一見すると、文房具屋を思わせる「アコテ(àcôté)」は、歴史ある日本のキッチン雑貨やフランスのアクセサリー、さらにはナチュラルワインも販売しているというユニークなお店。自分だけの宝物を探す…そんな楽しみ方ができるお店です。

ラウンダバウト(Roundabout)
※提供:Roundabout

南口を出て、井ノ頭通りを渡ってすぐにある隠れ家的なお店が「ラウンダバウト(Roundabout)」。機能美を感じる実用的な日用品とさまざまな衣服が地下の空間に並んでいます。オンラインストアをのぞいてから足を運ぶのもいいかもしれません。

【3】文化的な暮らしをバックアップする施設も充実

作曲家・古賀政男やファッションデザイナー・山本寛斎に愛された街・代々木上原は、どこか文化的でアートな香りが漂います。日々の生活の中に文化的な豊かさを取り入れることができるのも、代々木上原という街ならでは。

代々木上原の音楽専用の小ホール「ムジカーザ」

1995年、代々木上原の高台に誕生した音楽専用の小ホール「ムジカーザ」。著名な音楽家を迎えた会員制コンサートをはじめ、楽器の演奏会やコンサートも定期的に開催されます。日常に音楽を取り入れることで、日々の生活をきっと豊かにしてくれるはずです。

渋谷区スポーツセンター

渋谷区民になれば、誰でも利用できるのが「渋谷区スポーツセンター」。ダンス教室やピラティス、ヨガ教室なども体験でき、プールやトレーニング室を利用することで、健康の維持にも役立つでしょう。

幸せな生活は健康あってこそですが、万一のときの病院も代々木上原なら安心。駅ビル「アコルデ代々木上原」内をはじめ、駅周辺には多数のクリニックが点在し、近隣には「東海大学医学部付属東京病院」「JR東京総合病院」といった総合病院もあります。

【4】古さと新しさ、都会と自然…二面性が代々木上原らしさの理由

代々木上原の閑静な住宅地

駅前はおしゃれなショップや、昔ながらの個人店がある一方、駅周辺を離れると閑静な住宅街が広がっています。元々、大山町を中心とした高級住宅地として発展してきた歴史もあって、賑やかな駅周辺エリアと、落ち着いた住宅地エリアというコントラストが明確になっています。
近隣には「代々木公園」や「代々木八幡宮」もあり、都会でありながら自然を感じられる場所も。このような二面性が、代々木上原の魅力を引き立てています。

【5】代々木上原インタビュー:地域の人々が喜ぶ、街のパン屋さんでありたい

カタネベーカリーのパン

「カタネベーカリー」は、売り場面積3坪という小さなお店。ですが、そこには季節の商品まで合わせると150種類という、カテゴリーや国籍にとらわれない多種多様なパンがずらりと並んでいます。地下には「カタネカフェ」も併設されており、焼きたてパンやセットメニューを楽しむのもおすすめ。
開業から20年、地元の人たちになくてはならないお店になった「カタネベーカリー」さんに、パンへのこだわりと代々木上原の魅力をお聞きしました。

――お店に入って圧倒されるのは、パンのラインナップの多彩さですね。

カタネベーカリー:
オープン当初は50種類ぐらいだったのですが、今では毎日100種類以上になりました。基本的には、「食材ありき」で、新しいパンを考えることが多いかもしれません。例えば、「オーガニックのマスカットがあるから、これでパンを作ろうか」という感じです。

カタネベーカリーのパン2

――使われている食材も多種多様ですね。

カタネベーカリー:
季節の食材を活かして、パンを作りたいと思っています。今は柑橘系(取材時は3月)ですが、そろそろイチゴに変わって、ルバーブが出て、アンズやモモになって…、時折キウイも使いますね。カフェで出しているジャムも、季節で変わっていきます。それはお客さんも知っていらして、「そろそろリンゴの季節だね」と、来店される方も多くいらっしゃるんです。

カタネベーカリーの看板

カタネベーカリーの店内の様子

――国産小麦やオーガニック食材の使用など、すべてにこだわりを感じます。

カタネベーカリー:
安い材料でおいしいパンを提供できればいいのですが、結局、いい材料でなければ、お客さんに満足してもらえるようなパンは作れません。だからといって、特別な物を作りたいのではなく、普段、何気なく食べてもらうのが一番です。うちはどこまでいっても、「普通の街のパン屋さん」。コンビニと変わらないぐらいの価格帯で提供しているのは、それが理由です。毎日、食べてもらえるようなパンでなければ、意味がありませんから。

カタネベーカリーのお食事

――「カタネベーカリー」さんから見た代々木上原は、どんな街ですか?

カタネベーカリー:
落ち着いた雰囲気が気に入って、代々木上原に店をオープンしてから20年になります。代々木上原に住んでいると、都会で暮らしている…という意識は薄いですね。本当に静かで、喧騒から切り離されている感覚があるので。かといって、不便なわけではなく、新宿、下北沢、渋谷は自転車でも行ける距離です。渋谷と直通の電車でつながっていないことも、落ち着いた雰囲気の理由かもしれません。

カタネベーカリーのエントランス

<取材協力>
カタネベーカリー
東京都渋谷区西原1-7-5

【6】普段の生活をもっと豊かにしたい。だから代々木上原に住みたい

おしゃれなお店と紡がれた歴史が息づく街、代々木上原。カフェや雑貨などのトレンドが楽しめることも魅力的ですが、実際に住む場合でも、日常生活で不便に感じることありません。さらに都心から郊外まで、アクセスがしやすいエリアだということもわかります。
代々木上原に住めば、何気ない日常の中にカフェや雑貨屋巡りなど、特別な時間を取り入れることができるはずです。

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東京都、渋谷区、富ヶ谷。
その名を耳にしたとき、誰もが思い浮かべる邸宅地としてのアドレス。

パークキューブ代々木富ヶ谷

パークキューブ代々木富ヶ谷

「交通」小田急線「代々木八幡」駅 徒歩9分「代々木上原」駅 徒歩13分 東京メトロ千代田線「代々木公園」駅 徒歩9分
「間取り」1R・1LDK・2LDK 
「専有面積」34.36㎡~63.23㎡

<取材・執筆>

河合宏之

東京生まれ。住んだことのある街は志村坂上。フリーライターとして活動するかたわら、アニメーション文芸としてアニメ作品の世界観設定などに携わる。

※2022年3月に取材しました。

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