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夏休み、子どもと一緒に遊びに行きたい「小江戸・川越」

蔵造りの町並みが名高い埼玉県川越市。JR川越線・東武東上線の川越駅と西武新宿線の本川越駅から徒歩15分のところに小江戸・川越があります。レトロな雰囲気を味わえるとデートや女子旅の観光スポットというイメージを持つ方も多いかもしれませんが、観光名所を結ぶ「小江戸巡回バス」も運行していて子どもと遊びに行くのにぴったりなんです。今回は、子どもと一緒に巡るおすすめスポットをご紹介します。

「小江戸巡回バス」を使ってぐるっと観光

歴史ある川越の街並みに合わせたクラッシックなボンネットバス

小江戸周辺の地図

なぜ? 子ども連れでにぎわう「川越氷川神社」

川越駅、本川越駅からバスで約10分のところにある川越氷川神社。昔から「家族円満の神さま」、「夫婦円満・縁結びの神さま」として親しまれてきました。恋人同士だけでなく、家族、友人、仕事など、様々な人・コトと良いご縁が結ばれるように、赤ちゃんや小さい子どもを連れたファミリーも多く訪れます。他の神社では見かけない珍しいおみくじもあって、子どもたちに人気なんです。

左:子ども向けの運勢が書かれている「こどもみくじ」 / 右:釣りざおで釣る「鯛みくじ」は子どもにも大人気。

夏に開催される「縁むすび風鈴」では、神社境内に2,000個以上の江戸風鈴が飾られ、願いごとを書いた短冊をかけることができます。古くから日本人は風に神さまの存在を感じ、風が人の想いを運んでくれると信じてきました。2018年は7月7日(土)から9月9日(日)まで開催予定。昨年は30万人以上も訪れたという人気のお祭りです。夏の風物詩を楽しみに、ご家族で訪れてみてはいかがでしょうか。

鈴の清らかな音色は、清めや祓えの力があるとされている

境内に佇む「むすびcafé」でちょっと一息

神社境内の氷川会館にある「むすびcafé」。県内の契約農家から仕入れる野菜をはじめとした食材は、神前に供えてから調理されています。身体に優しいランチと見た目も美味しいスイーツが人気。親子連れにうれしいハイチェアと絵本もあり、氷川会館の授乳室とおむつ替えスペースも利用できますよ。

境内の大鳥居の木材で作られた小上がりの座卓

江戸の面影が残る、蔵造りの町並み

川越には、蔵造りの古き良き建物が今も残っています。江戸の景観を受け継ぐ歴史的遺産として「重要伝統的建造物群保存地区」に選定されました。新しい建築物も景観を壊さないように古いものと調和した街づくりが行われています。景観への配慮が細部まで行き届いているので、散策する楽しみが広がります。風情ある町並みにひときわ高くそびえるのが川越のシンボル「時の鐘」。江戸時代から町に時を告げ、住民に親しまれてきました。時間帯によって変わる街の風景に、鐘の音が美しく響く景色は風情がありますね。

鐘の音は1日4回

食べ歩きが楽しい「菓子屋横丁」

時の鐘からほど近くに、20軒程度の菓子屋などひしめく「菓子屋横丁」があります。手作業で飴を作る工房や焼き立てのせんべいを売る店などが並ぶ素朴な街角。足を踏み入れると、お金を握りしめながら何を買おうか迷った子どもの頃を思い出す方も多いでしょう。駄菓子を知らない現代の子どもも大人も、ワクワクしてしまう場所です。温かい横丁の雰囲気を感じながらお店をのぞいて駄菓子を買ったり、食べ歩きしてみてはいかがでしょうか。

人情味ある菓子屋横丁

楽しい時間をお土産に「川越体験工房 青い鳥」

蔵の街で立ち寄りたいのが「川越体験工房 青い鳥」です。穴の開いたガラス玉(とんぼ玉)などの手作り体験を、手ぶらで気軽に楽しめる工房です。「とんぼ玉体験」は小学校3年生以上から。スタッフがサポートしてくれるので初めてでも上手に作ることができますよ。小さいお子さんにぴったりなのがガラス細工を並べて透明なキャンドルを作る「ジェルキャンドル」や、曇りガラスの模様をつけてオリジナルグラスを作る「サンドブラスト」の手作り体験。予約なしでいつでも体験できますが、週末や夏休みなどの長期休暇の際は事前に予約すると安心です。

左:とんぼ玉 / 右:体験の様子

歩き疲れたら「元町休憩所」へ

菓子屋横丁と蔵の街の間にあり、無料で利用できる「元町休憩所」。エアコンが完備され、テーブル席や化粧室があるので観光の合間にちょっと休むのに最適。鍵がかけられる畳の多目的室もあるので、赤ちゃんの授乳やおむつ替えにも便利ですよ。ベビーカーでも入室できるのはパパ・ママにうれしいスポットです。100人も利用できるテーブルスペースでは赤ちゃんに離乳食を食べさせているママも。

歩き疲れたら元町休憩所で一休み

地元の方は平日の空いている時間に、こうしたスポットを楽しめているのかと思うと、うらやましいですね。本川越駅近くにも、酒蔵を改修した複合施設があり、新鮮な地元野菜が買えるそう。観光地としてだけでなく、普段使いとしても魅力的な川越エリア。一度足を運んでみてはいかがでしょうか?

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