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飯田橋といえば、高層の施設が多いにもかかわらず、温かみのある印象を受ける街です。
飯田橋

【おすすめの街:飯田橋】毎日の暮らしが100%充実する極上の街

飯田橋といえば、高層の施設が多いにもかかわらず、温かみのある印象を受ける街です。そばを流れる神田川と川沿いにある自然の風景の中に、江戸城外郭の堀跡である外濠(そとぼり)や、外郭門のひとつである牛込見附跡など、歴史的建造物も大切に残されているからかもしれません。駅周辺には数多くの複合施設がありながらも、昔ながらの個人商店も共存し、生活のしやすさでも人気の街です。印刷の街としての一面も持ち、大手印刷会社の本社ビルもあります。

今回は、都心の街らしく機能的でありつつ、江戸城外郭の面影が残る多様性の街、飯田橋をご紹介します。

【1】JRや地下鉄を合わせて5路線が乗り入れ、どこへ行くのも便利

飯田橋駅西口

飯田橋駅は、JR中央線総武線各駅停車をはじめ、東京メトロ東西線・有楽町線・南北線、そして都営地下鉄大江戸線の5路線が乗り入れるターミナル駅。池袋駅、新宿駅、東京駅へは10分程度で到着、都内のどこへ行くにも楽々です。
2020年7月からは、長らく工事をしていたJRの西口駅舎の営業が開始。駅ナカはもちろん、構内に入らなくても食事や買い物ができるようになりました。また、以前のホームはカーブがきつく、電車とホームの隙間が最大33cm、高低差も最大約20cmあるなど危険だったため、ホームを約200m新宿寄りに移設する改良工事が行われ、安全な駅に生まれ変わっています。
駅周辺では都バスも利用でき、交通の便で困ることはまずないといえます。

飯田橋駅東口歩道橋

JR飯田橋駅の東口には、外堀通り、目白通り、大久保通りが交わる大きな交差点がありますが、横断歩道がないため、大きな歩道橋が架けられています。現時点ではまだ着工には至っていないようですが、2022年度中にはエレベーターを設置する予定であるなど、東口周辺の利便性が高まりそうです。

飯田橋の歴史

飯田町の北側には江戸城外濠があり、そこに橋が架けられています。

1590年、現在の飯田橋周辺を徳川家康が視察した際、案内役・飯田喜兵衛の丁寧な案内を気に入り、彼を名主に任命。さらに、土地の名前を、飯田喜兵衛にちなんで飯田町とするよう命じたのが始まりです。一部、武家相手の商業地としても賑わいました。
飯田町の北側には江戸城外濠があり、そこに橋が架けられたのは、1881年のこと。町名にちなみ「飯田橋」と命名されました。飯田橋は1890年に修築され、1908年には鉄橋に。1929年、コンクリート製の橋に改良され、JR飯田橋駅東口前に現存します。その橋の名が1966年、そのまま町名として採用されました。

【2】複合施設が圧倒的多数。それでいて個人商店も多く、あらゆるニーズに応える

飯田橋には複合施設が多数あります。

飯田橋駅周辺には「飯田橋ラムラ」を有する「飯田橋セントラルプラザ」や「飯田橋プラーノ」「エキュートエディション飯田橋」「飯田橋サクラテラス」「アイガーデンエア」など、複合施設が多数存在。施設ごとに特色あふれる店舗を有しています。例えば、スーパーの場合、飯田橋ラムラには「三浦屋 飯田橋ラムラ店」、飯田橋プラーノには「三徳 飯田橋店」、飯田橋サクラテラスには「成城石井 飯田橋サクラテラス店」があります。どのスーパーも、一般的なスーパーでは買えない輸入食材やオリジナル商品などを取り扱っており、お気に入りのブランドを見つける楽しさが味わえるでしょう。
このほか、飯田橋にはオリジナリティあふれる個人商店があるのも魅力のひとつです。

お店のジャンル、タイプは幅広く。学生向けのボリューム満点料理も安価かつ絶品!

飯田橋は、現在はオフィスビルが多い街ですが、商業の街として栄えた歴史からか飲食店が多く、外食先には困りません。飯田橋で40年以上というお店も多々あり、気軽に外食が楽しめます。
1972年創業の「2丁目食堂トレド」はまろやかな味の、継ぎ足しカレーが人気の食堂です。「キッチンアオキ」も飯田橋で40年以上という洋食レストラン。さくさくと歯応えの良いメンチカツやカキフライが人気です。

茶房・はちはち

週末に行きたい「茶房・はちはち」は、閑静な住宅街にあるカフェ。日本航空の元チーフパーサーによる一流のおもてなしが堪能できます。土日祝限定メニュー「たか子さんのホリデーブランチ」は、しっとりとしたパンケーキで、ボリュームたっぷり。

絵本屋カフェ ボローニャ

絵本が買えるカフェ&ギャラリー「絵本屋カフェ ボローニャ」は、「東京新宿メディカルセンター」のすぐ近く。店内にはプレゼントにも最適な、国内外の美しい絵本がずらり。夜はバータイムになり、食事のメニューが変わって大人だけの時間へ。築地や豊洲で仕入れた新鮮な食材で、ワインとのペアリングを重視したメニューに力を入れているそうです。

お気に入りのインテリア雑貨が必ず見つかる、個性的な店巡りが楽しい♪

ひば工房

飯田橋には、和風小物や雑貨がメインのスーベニアショップ、日本の暮らしの良品と道具を扱う「のレン(NOREN)神楽坂店」など、個性がキラリと光る雑貨屋やインテリアショップがあります。
オーガニックにこだわる方におすすめなのは「東京大神宮」の近くにある「ひば工房」。ヒノキチオールという成分を含む針葉樹のヒバは、水に強く、防虫・防カビ・防菌のほか、消臭やリラックス効果が期待できます。ヒバの爽やかな香りが漂う店内には、多目的に使えるヒバのチップや、まな板・ヘラをはじめとしたキッチン用品など、ヒバ製品が取り揃えられています。「ひばチップ小玉」が450円、「ひばの菜箸」700円など、お手頃価格で購入可能です。

【3】医療機関が充実!文化的施設が多いのも飯田橋ならでは

飯田橋は、医療機関の充実ぶりに目を見張るエリアです。駅からの最寄りには、診療科目数36科の「東京新宿メディカルセンター」(旧・東京厚生年金病院)と、夜間救急に対応し、診療科目数は27科の「東京逓信病院」が徒歩圏内に。さらに、歯科治療台数168台、歯科の総合診療科や小児歯科、矯正歯科をはじめ、口腔内に関するさまざまな診療部門を有する「日本歯科大学附属病院」があります。多くの患者さんが訪れるような総合病院が近くにあるのは、幅広い年代や世帯に対応できるという心強さがありますね。

文化的な施設で、充実したプライベートタイムを

飯田橋の文化施設といえば、映画館の「飯田橋ギンレイホール」を思い浮かべる方も多いのでは。ギンレイホールは1974年から続く名画座で、ロードショー公開後の作品を2本立てで見られます。
プライベートを充実させてくれる施設はほかにもさまざまあり、東京理科大学内にある「坊っちゃんとマドンナちゃんのこどもえほん館」は、わかりやすく学べる理科系の絵本を収蔵する図書館で、一般公開されています。総合印刷会社「凸版印刷」の本社ビル内には、国内外の印刷史が学べ、印刷機、書体などが閲覧できる「印刷博物館」もあり、子供も楽しく街独自の文化に触ふれることができます。

ミヅマアートギャラリー
※提供:Mizuma Art Gallery(撮影:宮島径)

外濠沿いにある「ミヅマアートギャラリー」は、エグゼクティブディレクターの三潴末雄さんにより、1994年に開廊以来、独自の感性を持った日本およびアジアの作家を中心に紹介するギャラリーです。国際的なアートフェアにも積極的に参加し、国内外で活躍する作家を多数輩出しています。

【4】静かな住環境に、緑の多さ。心も清々しくしてくれる

飯田橋の街並み

飯田橋駅から少し離れただけで、とても静かな住環境が広がっています。

駅付近の主要な道路は交通量も多く、活気にあふれていますが、ほんの少し離れただけで、とても静かな住環境が広がっています。住宅地の路地には落ち着ける雰囲気の飲食店や生活雑貨店、クリニックが所々にあり、人々の穏やかな生活ぶりをうかがい知ることができました。

外濠公園

飯田橋は、神田川と外濠が合流する場所にあり、外濠に沿うように駅が作られています。外濠沿いは、四ツ谷駅まで続く細長い「外濠公園」になっており、緑道はウォーキングに最適です。ほかにも、江戸初期に造られ、現在は特別史跡および特別名勝に指定されている「小石川後楽園」があり、都会の喧騒を忘れさせてくれます。

そして、東京のお伊勢様と呼ばれる「東京大神宮」は、駅からも程近く、縁結びの神様として人気があります。仕事での良縁を結ぶというお守りを授かった際、鈴蘭モチーフが描かれたミニクリアファイルをいただきました。このお仕事を通じて、さまざまな良縁に恵まれるのではと期待が膨らみます!なお、ファイルの絵柄は季節や天候、イベントごとに変わるそうです。

【5】飯田橋インタビュー:都心とは思えない突き抜ける空の下、水上レストランで上質のイタリアンを

カナルカフェ(CANAL CAFE)

緑豊かな外濠の中で、こだわりの料理に舌鼓を打つ。まさに、都会のオアシスで過ごす優雅なひとときを演出してくれるのが、イタリアンレストラン「カナルカフェ(CANAL CAFE)」。オーナーの羽生裕子さんは長年、外濠や神田川の水質浄化に尽力するかたわら、東日本大震災被災児の自立支援(Support Our Kidsプロジェクト)など、多くの社会貢献活動に積極的に参加されています。生粋の飯田橋っ子、牛込濠育ちという羽生さんに、飯田橋の魅力について伺いました。

――飯田橋は自然が豊かですね。外濠の鯉の大きさに驚きました

羽生さん(以下、敬称略):
鯉以外にも、スッポンやとても珍しいカワセミ、カルガモもいますよ。カルガモは人懐っこくて、鯉の餌を食べに来るんです。私が「ダッくん」って呼びかけると、まるで犬のように水の上を走って来て、お子様にとても喜ばれています。ここは電車も走りますから、お子様の人気スポットなんですよ。

カナルカフェ(CANAL CAFE)店内

――「カナルカフェ」を始められたきっかけを教えてください。

羽生:
この濠を、自然のまま残したいという思いからですね。カナルカフェは祖父が作ったボート場「東京水上倶楽部」が始まりです。欧米人と比べて華奢な日本人の、骨格形成にいい場所をと始めたボート場でしたが、皆さんとても楽しまれて、次第に娯楽、遊び場へと変化していきました。昔は、今ほど規制が厳しくなかったので、夜に乗っていたんですよ。ライトアップされたお濠を一周。なんだか優雅でしたね。
それから、私が母親になってから、飯田橋の自然のありがたさに気づきました。夏、息子のお誕生日にお友達を呼んで、ボートデッキで花火やバーベキューを楽しんで。東京で、こうして自然豊かな場所で過ごせるのは、本当に幸せなことだなあって思って。そんな思いから、カナルカフェを作ろうと思い立ちました。

カナルカフェ(CANAL CAFE)テラス席

――豊かな自然を守るため、神田川や外濠の水質改善の活動をされているそうですね。

羽生:
私の幼少期はもっと水がきれいで、水中の藻にのるエビが見えたぐらい透明度が高くて。うなぎもいました。ですが、さまざまな要因で一気に藻がなくなって。水質が非常に悪化したんです。
またあの澄んだ水に戻るといいなぁと、お店のオープン以来、この外濠を含め、神田川の水質改善に尽力しています。現在では「日本橋川・神田川に清流をよみがえらせる会」とも協力し、このへんを流れる神田川もボラが上がって来るほど水質が良くなりましたよ。

――きれいな水辺なら、おいしい料理もより引き立ちますね。

羽生:
私は、この環境に負けないおいしい食べ物と飲み物は必須だと思っております。京都の宇治田原さんでブレンドしたオリジナルティーや、自分がコーヒー好きなので、コーヒー豆の焙煎にもこだわっています。無農薬野菜を使用し、イタリアで修行したシェフが作るピザなどのお料理も、本当においしいのでぜひお試しください。

飯田橋は歴史と文化の融合が素晴らしい。

――この外濠がある羽生さんのふるさと、飯田橋の良さをお聞かせください

羽生:
やはり自然が豊かなことですね。あと、歴史と文化の融合がすばらしい。ここは本来、牛込見附といい、江戸城への入り口でもありました。お濠の内側は武家屋敷ですが、見附周辺にいっぱいあった商人の街から発祥したものが、今も数多く残っています。
最近、どの駅で降りても、同じ名前のお店、チェーン店が目立ちますね。ここは古くからあるお店がたくさん存在し、街全体が歴史を慈しみ、独自のカラーを持っている。それが飯田橋のいいところだと思います。

飯田橋といえば、カナルカフェ(CANAL CAFE)

――飯田橋というと、外濠、そしてこのカナルカフェですね。

羽生:
飯田橋のこの場所にボート場ができてから、104年が経ちました。このような公共的な場所で、ずっとお仕事ができることに感謝をしつつ、スタッフにもプライドを持って仕事をしてもらっています。みんな、オープン当初からの、20年選手なんですよ。
ボート場を創立した当初の、祖父の思いとは少し違うかもしれませんが、この外濠が現存することは幸せなことですし、外濠の10数ヵ所から流れ込む湧き水がいまだに枯れないのも、奇跡だなと思っています。
自然にふれ、マイナスイオンで癒やされて、リゾート地のような開放感を味わいつつ、多くの人に食を楽しんでいただきたいですね。これから先も良い形で、飯田橋の風景のひとつとして、この場所を残していきたいと思います。

<取材協力>
CANAL CAFE
東京都新宿区神楽坂1-9

【6】都市機能と江戸情緒が融合する極上の街。だから飯田橋に住みたい

交通の利便性が高く、複合施設や文化施設が多数あり、病院や公共施設も充実。その上、江戸時代の名残や古き良き商店が数多く残り、外濠や神田川といった自然も堪能できる…。住環境として極上の街です。
ファミリーでもお一人様でも、毎日の暮らしが100%充実すること間違いなしです。

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<取材・執筆>

松浦智子

東京生まれ。住んだことのある街は本郷、三軒茶屋、町田、板橋。愛猫にべたべたに甘い編集ライター。もちろん、よその猫様も大好き。素敵と思ったお店&場所を、どんどこご紹介していきます。

※2022年4月に取材しました。

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