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外壁塗装のタイミングは?費用相場やリフォーム会社選びの要点を解説

住宅の外壁には、雨風や紫外線から家を守るための塗料が塗られています。ただこの塗料の防水性能や防汚性能は、時間の経過によって失われてしまうため、定期的に塗料を塗り直す「外壁塗装」が必要になります。しかし、外壁塗装を実施する頻度や費用に決まりはなく、業者によってまちまちなのが現状です。

この記事では、多くのリフォームを手がけてきた三井のリフォーム Kさんに、外壁塗装のおすすめのタイミングや相場感、信頼できる業者を選ぶポイント、工事の流れを聞きました。

三井のリフォームK

三井のリフォームで営業と工事担当を合わせて14年、戸建てやマンションなど、数多くのリフォームに携わってきたリフォームの経験者。

外壁塗装はどんなタイミングで行えばいいのでしょう?

使用する塗料などによって多少変わりますが、目安としては10~15年に1度です。塗料の持つ防水性能や防汚性能が失われたまま放置している期間が長いと、外壁が傷みやすくなるため、効果が切れるサイクルに合わせて塗り直す必要があります。外壁塗装の効果は主に下記の2つです。

耐久性、防汚性、断熱性、遮熱性の向上

住宅の外壁は、常に風雨や紫外線にさらされており、何もしなければ外壁にダメージが蓄積されていきます。これを放置していると、やがてひび割れが発生して壁材に悪影響を及ぼし、室内への漏水につながることもあります。しかし、塗料を塗ることで表面が塗膜で保護された状態になり、風雨や紫外線による劣化を防ぐことが可能です。塗料の多くは防汚性能も備えているので、外壁が汚れにくくなる効果も得られます。さらに断熱性能や遮熱性能を備える塗料を使用すれば、室内温度の上昇・低下を軽減する効果も得られるので、冷暖房の効率が高まり、電気代の節約にもつながります。

建物の美観を保つ

外壁の塗装は、塗ってから10~15年経つと色あせや汚れが目立つようになりますが、塗り直すことで新築時のような美しさを取り戻すことができます。塗料の色は豊富ですから、一部だけ違う色で塗装して雰囲気を変えたり、全体を以前と違う色合いにしたりすることも可能です。

外壁塗装を行うべきサインを教えてください

外壁塗装の保護効果が切れてしまうと、風雨や紫外線の影響などによって、外壁材や住まいの構造体そのものの劣化や不具合の発生につながるおそれがあります。例えば、窓のサッシと外壁材のあいだをつなぐシーリング材の破損による雨漏りなどです。そのような事態を防ぐには、定期的に外壁の状態をチェックし、塗料の劣化や外壁の傷みが見られるようなら、10~15年という期間の目安にとらわれず、外壁塗装を行うのが良いでしょう。

なお、外壁塗装を行うべきサインとしては、以下のようなことが挙げられます。

外壁の色あせやカビ、汚れ

塗料の劣化を表すサインとして、最初に表れるのは色あせ、そしてカビや汚れの付着です。色あせは紫外線の影響により徐々に変色が進んでいきます。色あせが起きたからといってすぐに塗り替えが必要なわけではありませんが、外壁塗装を行うひとつの目安になります。一方、日当たりの良くない壁面は湿気の影響を受けやすく、カビや汚れが目立つようになっていきます。このような現象を見逃さないよう、定期的に観察していきましょう。

チョーキング

チョーキングとは、外壁をさわると手に塗料と同じ色の粉がつく現象で、色あせと同時またはその後に発生します。紫外線や雨などの影響により、塗料に含まれていた顔料が粉状になって表れたもので、保護機能が低下していることを示すものです。放置すると外壁のヒビ割れやカビの発生につながるおそれがあるので、チョーキングが見られたときは、できるだけ早く外壁塗装を行うようにしてください。

ヒビ割れ(クラック)

ヒビ割れ(クラック)は、放置すると雨水が侵入して内部の構造体や下地を腐食させて住宅の強度低下を招くおそれがあるので、早急にメンテナンスが必要です。クラックは塗料や外壁の劣化のほか、地震や道路からの振動などによっても起こります。大きな災害に遭ったときはもちろん、周囲に交通量の多い道路がある場合は、定期的に業者に点検してもらうのもおすすめです。

塗膜のはがれ、膨らみ

塗膜がはがれると、はがれた部分の外壁は保護されず、風雨や紫外線による傷みが進行してしまうため、早急に塗り替えが必要です。また、塗膜の膨らみや窓サッシと外壁材をつなぐシーリング材の割れも、放置するとそこから雨水が侵入し、カビの発生や住宅の強度低下につながるおそれがあるので、見つけたらできる限り早急にメンテナンスを行うのがおすすめです。なお、塗膜のはがれは経年劣化で起こりますが、施工不良が原因の場合もあります。外壁塗装後1~5年程度ではがれが起こるようなら、施工不良が原因の可能性が高いので、施工業者に問い合わせて調査と塗り直しを依頼しましょう。

外壁塗装に適した季節はいつですか?

外壁塗装は1年中行えますが、季節による違いはあります。季節ごとのメリット・デメリットは以下のとおりです。

季節 メリット デメリット
気温や湿度が安定しているので、塗料が乾きやすい。外壁塗装に適した季節。 塗装業者の繁忙期なので、工事日程が希望どおりにならない場合がある。
梅雨 混み合っていないため、希望の工事日程で進めやすい。適切な湿度を保てれば、塗装工事には問題ない。 雨が多いため、その分を見越して工期を長く設定する必要がある。
塗料が乾きやすい。 窓を開けることができない。
気温や湿度が安定しているため塗料が乾きやすく、工事も行いやすい。 台風シーズンなので、その分を見越して工期を設定する必要がある。
空気が乾燥しているので塗料の定着がいい。窓を閉めたままでも問題なく過ごせる。 塗料の乾燥に時間が必要。塗装業者は繁忙期となるため、工事日程が希望どおりにならない場合がある。豪雪地域の場合、雪解けまで工事ができないこともある。

なお、雨や雪が降っている日や湿度が非常に高い日は塗料がうまく乾かないため、外壁塗装は行えません。

外壁塗装にはどれぐらいの費用がかかるのでしょう?

外壁塗装にかかる費用は、家の大きさや使用する塗料の種類、外壁の状態などによって変わります。一応の目安としては、一般的な戸建て住宅(25坪~30坪程度)で150万~250万円程です。当然、塗装面積が広くなるほど費用は高くなります。

外壁塗装の費用の内訳を教えてください

外壁塗装を業者に依頼すると、診断を実施した上で見積書が発行されます。書式は業者によってまちまちですが、合計金額だけでなく内訳も書かれているのが一般的です。内訳に記載される項目には、次のようなものがあります。

外壁塗装の見積書で見るべき項目

外壁塗装の見積書で見るべき項目は、以下の7項目になります。

1 仮設工事
2 屋根塗装工事
3 外壁塗装工事
4 破風・軒天・雨樋塗装工事
5 付帯部塗装工事
6 産業廃棄部物処理
7 諸経費

それぞれについて、もう少し詳しく説明しましょう。

1 仮設工事

仮設工事の項目に記載されるのは、外装塗装工事の準備・後片づけにかかる費用です。住宅の周囲に設置する足場の建設、塗料の飛散を防ぐ養生ネット、工事完了後の片づけ清掃の費用のほか、道が狭くてトラックが住宅の近くまで来られない場合などに発生するトラックからの素材運搬(特殊運搬)にかかる費用などが該当します。

2 屋根塗装工事

屋根塗装工事には、屋根の高圧洗浄、塗装、板金塗装、縁切り処理などにかかる費用が該当します。屋根も壁と同じように経年劣化するので、外壁塗装を行う際に、いっしょに塗装工事を行うのがおすすめです。
なお「縁切り処理」とは、スレート屋根の重なった部分(端)が塗料でふさがれることで発生する「毛細管現象(雨水を吸い上げる)」を防ぐために行うものです。

3 外壁塗装工事

外壁塗装工事に含まれるのは、高圧洗浄代や外壁塗料材と塗装施工費といった外壁塗装にかかる費用全般です。特に塗料は、種類や塗る面積によって価格が変わりますのでよく見るようにしてください。

4 破風・軒天井・雨樋塗装工事

破風・軒天井・雨樋塗装工事に含まれるのは、屋根や壁に含まれない、破風(はふ)、軒天井(のきてんじょう)、雨樋の塗装にかかる費用です。「破風」とは、屋根の側面についている板のことです。また、「軒天井」とは、ベランダの下と玄関の天井、外壁から外側に突き出た屋根の裏の部分を指します。雨樋は、雨水を屋根から地上に流すために設けられているものです。

5 付帯部塗装工事

付帯部塗装工事とは、破風・軒天井・雨樋以外の付帯部分の塗装にかかる費用です。住宅にもよりますが、庇板金(ひさしばんきん)や雨戸、化粧帯、水切り、換気フードなどの塗装費用が該当します。「庇板金」とは、勝手口や窓の上についている金属製のひさしのこと。「化粧帯」とは、外壁のコントラストを作るために窓回りや1階と2階の境目に設置する仕切り板のことです。また、「水切り」とは、家の基礎と外壁とのあいだについている細い板金のことで、外壁を流れた雨水が土台の内部に侵入するのを防ぐ働きがあります。

6 産業廃棄部物処理

産業廃棄部物処理には、塗料缶や養生したシート、使用済みのローラー、塗装工事で出る廃棄物を処理するための費用が含まれます。産業廃棄物の処理費用は、塗装業者が依頼する廃棄物処理業者や地域によって異なります。

7 諸経費

諸経費とは、現場を施工するうえで必要な経費全般です。1~6を足した工事費用合計の5~20%のあいだで設定されるものと考えてください。

実際の見積もりの例が知りたいです

参考として、延べ床面積が30坪(約100㎡)の住宅の見積もり例を紹介します。状況によって見積額は変動しますので、あくまで一例とお考えください。

内訳 価格
仮設工事 48万円程
屋根塗装工事 50万円程
外壁塗装工事 50万円程
破風・軒天井・雨樋塗装工事 22万円程
付帯部塗装工事 6万~34万円程 ※付帯物による
産業廃棄物処理 4万円程
工事費用合計 180万~210万円程
諸経費 23万円程 ※業者による(工事費用合計の5~20%)

注:価格は税抜き表記です。

外壁塗装の工事費用の支払い方法はどんなものがありますか?

外壁塗装にかかる工事費用の支払い方法は業者によって異なるので、契約時に確認しておきましょう。ちなみに、三井のリフォームの場合は、分割払いになります。契約時、着工時、中間時、完了時の支払い時期があり、費用や工期により定められます。

なお、一括払いの業者で、一度にまとまったお金を用意するのが難しい場合は、金融機関が提供しているリフォームローンの利用も可能です。また、地方自治体が提供している外壁塗装助成金を利用できる場合もあります。金額や利用条件は地方自治体によって異なるので、お住まいの地方自治体の制度をご確認ください。

外装塗装の工期はどれぐらいかかるのでしょう?また、工事の流れも教えてください

外壁塗装の工期は14日程度が目安となりますが、家の大きさや天候によっても変わります。雨や雪の日は工事ができないので、梅雨時期は長くなりがちですし、豪雪地域では雪解けまで工事ができないこともあります。一般的な外壁塗装工事の流れは以下のとおりです。

1 見積依頼

業者に問い合わせて見積もりを依頼します。見積依頼から契約までの期間は工期に含まれませんのでご注意ください。

2 現地調査と見積提出

業者が実際に住宅を訪れ、事前診断が行われます。正確に見積もるため、外壁の状態などを確認したうえで見積書が発行されます。見積書は費用の内訳がきちんと記載されているか確認しましょう。

3 検討

見積書をもとに、工事内容についての説明が行われます。わからないことはなんでも聞いて、疑問点をすべてクリアしておきましょう。

4 契約

業者の説明、工事内容、費用などに納得できたら契約を結びます。工期や条件などを確認することも忘れないようにしましょう。

5 設計(配色選定)

工事内容に合わせて設計図を作る工程です。納得できるものになるまで、細部までしっかり詰めましょう。もっとも大きな部分である壁の色もこの段階で決めることになります。

6 工事前準備(近隣挨拶など)

外壁塗装は、足場の設置や塗料のにおいなどでどうしても近隣に影響が出てしまうので、工事開始前に近隣に挨拶をしておくことが重要になります。依頼者に代わって塗装業者が行う場合もあります。

7 仮設足場設置、飛散防止シート張り

外壁塗装は高所にも行うため、住宅の周りに足場を設置します。また、洗浄水や塗料が飛散するのを防ぐために、飛散防止シートが張られます。

8 高圧洗浄

塗装に入る前に、まず外壁に高圧洗浄水を噴射して、汚れやカビ、コケを落とす作業が行われます。表面に汚れなどが残っていると、仕上がりにも影響するため、塗装前に必要な作業です。

9 乾燥、下地処理、養生

水が乾いたら、古い塗装膜をはがしたり、表面を平らにしたりする下地処理が行われます。併せて、窓ガラスやエアコンの室外機などに塗料がつくのを防ぐための養生が行われます。

10 塗装

下塗り、中塗り、上塗りの3段階に分けて、塗装作業が行われます。下地にしっかり塗料を乗せていくため、それぞれしっかり乾燥させた上で、次の塗りを行います。

11 検査

塗り残しや塗りムラがないか、塗料の飛散や汚れがないかなど、仕上がりのチェックが行われます。気になる点があれば、その場でやり直しをお願いできます。

12 片づけ・足場撤去

廃棄物を撤去して、足場を片づけます。工事そのものはここですべて終了です。

13 引き渡し

塗装工事の仕上がりを業者が説明し、引き渡し書類にサインをしたら完了です。

塗料による違いはありますか?

塗料にはいくつか種類があり、使う物によって耐久年数と価格が変わってきます。基本的には、耐久年数が長い物ほど高価です。現在の外壁塗装でよく使われている塗料を簡単に紹介しておきましょう。

塗料の種類 特徴 耐用年数
アクリル アクリル樹脂を主成分とする塗料。施工費を押さえたい人向けですが、耐用年数が短いのであまり使われません。 3~8年
ウレタン やわらかいので、複雑な形状の部分にも使いやすい塗料です。はがれが気になっている部分の補修などに向いています。 5~10年
シリコン コストパフォーマンスに優れており、長年にわたり、多くの外壁塗装で使用されている塗料です。 7~15年
ラジカル シリコン樹脂を主成分とする塗料。チョーキングを防ぐ効果がある塗料として注目されており、シリコン塗料と並んで外壁塗装によく使用されています。 8~16年
フッ素 耐熱性・耐寒性に優れ、紫外線や酸性雨にも強い塗料です。付着した汚れが雨で落ちやすいので、美観を保つのにも向いていますが、高性能な分、価格は高めです。 15~20年
その他 セラミックビーズを配合し、建物の断熱性・遮熱性を高める効果を持たせた「セラミック塗料」や無機物を配合することでチョーキングや色あせを防ぐ効果を持たせた「無機塗料」といった物もあります。 10~25年
※塗料による

どんな業者を選べば良いでしょうか?

外装塗装を行うにあたり、心配なのは「ちゃんと工事が行われているのかわからない」ことではないでしょうか。植木の剪定であれば、見れば仕上がりの良し悪しがわかります。しかし外壁塗装は、塗装に関する知識がなければきちんと行われているのかどうか見極めるのは難しく、依頼者が直接品質を確認しづらいものだといえます。特に目に見えない場所については、問題の判明が数年後というケースも少なくありません。このため、信頼できる業者に依頼することが非常に大切になってきます。

外壁塗装において信頼できる業者とは、適正価格で質の高い仕事を行い、アフターフォローも充実している業者だといえます。良い業者を見極めるために、チェックしておきたい5つのポイントを紹介しましょう。

事前診断を丁寧に行っているか

外壁塗装の費用は、現地調査を行って外壁の状態や劣化した場所を確認した結果から算出されるものです。そのため、現地での診断を行わない業者は避けましょう。下から目視できる部分だけでなく、屋根材や雨樋などもしっかり見て現状の把握、問題点を共有したうえで、工事の必要性について納得できる説明を行う業者を選んでください。

価格が適正か

信頼できる業者の見積額は、事前診断に基づいて算定された適正価格になっています。気をつけたいのは、他社の提示価格の半額など、極端に安い見積もりを示してくる業者です。塗料代や足場代、職人の人件費などはどの施工会社でも大きな違いはないため、倍以上価格が変わることはほぼありません。極端に安い場合は、その価格になった理由と、見積もりに含まれない追加工事が発生するリスクを確認するのがおすすめです。

見積書に内訳が記載されているか

見積書は、工事費の内訳として何にどれくらいかかっているのかを明確にし、「なぜその工事費になるのか」を説明する書類です。一括表記しかされていないと、必要な工事が入っていないことや、不要な工事が含まれていることに気づけません。内訳が記載されていれば、詳細をチェックできるので安心です。

施工後の検査をしっかり行っているか

外壁塗装は、工事にミスがあったとしても、「10~15年は持つはずが、1~5年程度で塗膜がはがれ始めた」など、時間が経たないとわからない場合が少なくありません。そのため、施工後の検査体制がしっかりしている業者かどうかは、とても重要なポイントになります。

保証体制が整っているか

工事完了後の一定期間を保証期間とするなどの保証がついているかどうかも、チェックしたいポイントです。保証がついていれば、施行が原因による塗装した部分のはがれや膨れなどを、保証期間内は無償で再塗装してもらえます。

三井のリフォームの事前診断・検査・保証体制について教えてください

三井のリフォームでは、事前診断として地上から見えない部分までしっかりチェック。書面化した上でしっかり内容をご説明し、費用の見積もりを出します。工事完了後は、予定どおりの工事がなされているかを検査ポイントに基づいてチェックし、施工部分の写真撮影を行うことで、仕上がりを確認していただくことが可能です。さらに2年間の保証もついているので、安心してご依頼いただけます。

事前診断

外壁塗装が必要か、壁や屋根などに傷みがないか、といったことを初めにしっかり確認することが大切です。また、実際の工事に影響を及ぼしそうなもの、足場の設置など近隣への影響についても確実にチェックしていきます。

<事前診断におけるチェックポイント>

・外壁、屋根、その他部材の劣化の進行度の確認
・屋根材や雨樋の破損や軒天の腐朽、その他仕上げ材の破損腐朽などの状況確認(塗装では直せない部分の確認)
・物置、カーポート屋根、植木鉢等、工事の際に取り外しや移動が必要な物の確認
・特に地上から見えない部分の記録
・足場設置などの工事への影響があるかの確認

見積書作成

事前診断に基づき診断書を作成して見積価格を提示するとともに、内容についてしっかりと説明します。見積書には「外壁塗装の見積書で見るべき項目」でご説明した項目をすべて記載します。

工事完了後

工事完了後は、安全面から屋根などに上っていただくことはできませんので、目に見えない部分については写真で仕上がりを確認できます。さらに、以下の検査ポイントもチェックしています。

<工事完了後の検査ポイント>

・施工部分の写真撮影(特に足場解体後に見られなくなってしまう部分)
・見積内容と施工内容の確認
・仕上がりが選んだ仕様との相違がないかの確認
・塗りムラ、塗り残しの確認
・施工中に破損や傷つけてしまったところがないかの確認
・塗装対象ではない場所への塗料の飛散や汚れはないかの確認
・施工業者の荷物等の忘れ物がないかの確認
・ゴミ等が落ちてないかの確認
・移動したお客様の荷物等が元の位置に戻してあるかの確認

保証

三井のリフォームの外壁塗装工事は熟練の業者が施工し、さまざまなチェック体制を整えておりますが、万が一に備えて2年間の保証がついています。保証期間内に問題が生じたときはすぐにご相談ください。

安心できる業者を選ぼう

外壁塗装は、住宅の耐久性を維持するため、美観を保つために、10~15年に1度は必要になるもの。外から見ただけでは工事がきちんと行われているのか確認しづらいことから、「きちんと施工してくれるか」「業者とトラブルにならないか」といった不安がつきまといます。また、相応の費用もかかるものです。ご自宅の外壁塗装を行う際は、診断や説明が丁寧で、検査体制、保証がしっかりしている、安心できる業者に依頼するようにしてください。

三井のリフォームでは外観塗装をはじめ、さまざまなリフォームのご相談に応じております。ぜひ、三井のリフォームへご相談ください。

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