【あなただけの住空間】ガレージからワークスペース、書斎、キッチンまで、注文住宅orリノベーションで叶えるあなたの夢

とことん夢を追求できる、こだわりの注文住宅

新築戸建ての購入は、大きく「建売住宅」「注文住宅」に分けられます。「建売住宅」とは土地と建物を一緒に販売する分譲住宅で、設計や間取り、設備の仕様などが決まった状態で販売されます。建売住宅では、本当にこだわりの家を建てるには、物足りないと感じる人もいるかもしれません。

「注文住宅」は、施主が希望する土地に、自らの希望する設計や間取り、設備の仕様で建てる家。いわば、オーダーメイド住宅なので、予算との兼ね合いはありますが、建築基準法の範囲内で、どんなこだわりでも叶えることができます。

例えばクルマが趣味ならば、リビングからガレージが見えるような工夫で、常に愛車を感じられる間取りも可能。また、壁紙やタイル、床材なども自由に選べるので、部屋ごとに雰囲気を変えることもできます。リビングはナチュラルモダンだけど書斎はアーバンモダンでまとめるなど、家族、それぞれの意見を尊重した家づくりを楽しめます。料理好きならキッチンにこだわったり、お風呂だけは豪華にしたりと、予算を上手く配分しながら、メリハリのある家づくりができるのもメリットでしょう。

家族で楽しむホームシアターを作ることもできます。ホームシアターは映像設備などに意識が向きがちですが、実は防音施工も重要な要素です。映画を迫力を持って楽しむためには、映像だけでなく音声も音量を気にせず再生したいところ。そのためにしっかりとした防音施工を行うことで、気兼ねなく映画を楽しむことができます。

収納スペースを工夫することも可能です。例えば、アウトドアが趣味の場合、アウトドア用品を収納する大型の収納スペースを作り、部屋の中からでも外からでも出入りを可能にすることで、普段手入れをする場合は部屋の中から、実際に使用する場合は外から出し入れをする、などの使い方も可能になります。

費用さえかければ、それに応じてどのような設備も部屋も家も実現は可能です。だからこそ、予算に合わせて理想や希望の条件に優先順位をつけ、ハウスメーカーの担当者とよく相談をした上で、賢く設計することが必要となります。では、実際に「注文住宅」を建てるにはどうすればいいのでしょうか。ほとんどの人にとって、家づくりは一生に一回の大仕事。こだわりたいと思っていても、すぐに自分の理想を形や言葉にして伝えることは簡単ではありません。まずは、ハウスメーカーの実例集やインテリアブックなどを取り寄せて、さまざまな住宅を参考にして、自分が好きなテイストやこだわりたいポイントを探すことから始めましょう。

もちろん、雑誌の住宅特集やInstagramなどでも構いません。気になるテイストや工夫があれば、その写真を集めておくことで、実際に担当者に相談をするときに、スムーズに話が進みます。また、住宅展示場や街中にあるモデルハウスに足を運んで、実物を見るのもオススメ。このとき、モデルハウスの担当者に、どこまで自由な間取りや設備選択が可能かを尋ねてみましょう。

家づくりには予算の設定や土地探し、依頼先の情報収集などやることがたくさん。しかし、夢を叶えるには、まず自分の夢をしっかりと具体化する必要があります。まずは、縛りを設けずに、さまざまな可能性ややりたいことを検討してはどうでしょうか。

今ある家に新たな価値を。中古住宅のリノベーション

自分らしい暮らしができる理想の家を叶える方法は、注文住宅を建てるだけではありません。人気なのが、今住んでいる家もしくは中古住宅を購入してのリノベーションです。

リノベーションは用途や機能、間取りを変更して性能を向上させたり、価値を高めたりする行為。老朽化した建物を建築当初の性能に戻したり、古くなった設備機器や建具、壁紙などを新しくしたりすること全般をリフォームといいますが、特に大掛かりにリフォームすることをリノベーションという傾向があります。

例えば、古民家など味のある外観が気に入った、古いけど立地が良かった、などの理由で購入した中古住宅なら、リノベーションによって使いづらい部分や自分の好みでないデザインなどを大幅に変更して、自分好みに仕上げることも可能です。

築年数が立っているが、駅近であるなど、立地がとても良い物件などの場合、リノベーションによって好立地の物件でかつ快適に過ごせる環境を手に入れることもできます。

また、リビングを広くするなど間取り自体を変更したいときもリノベーションで実現できます。家の構造に手を加えることもありますので、そういった点では、注文住宅を手掛けているハウスメーカーに依頼するのも一つの方法。担当者と注文住宅と同じレベルの細かいやり取りを行わないと、自らの理想は叶えられません。

マンションの場合は、リフォーム、リノベーションできる範囲に制限があったり、マンションの管理組合と調整が必要になったりといった、さらにケアすべき要素がありますが、内装をすべて一新するスケルトンリフォームといった方法もあります。気になること、相談ごとがあれば、ハウスメーカーやリノベーションを手がける業者に相談してみることがおすすめです。

今後は、築古物件を不動産業者がフルリノベーションして販売する「買い取り再販住宅市場」の活性化が予想されており、住宅購入とリフォーム・リノベーションをまとめられる一体型住宅ローンも増えてきているので、以前よりもハードルは下がっています。

ライフスタイルに合わせてそれぞれの選択を

注文住宅を選ぶか、中古住宅でリフォーム・リノベーションを行うか、どちらも自分ならではのライフスタイルを実現する有力な手段です。家づくりにこだわりや理想がある人なら、選択肢の一つとしてみてはいかがでしょうか。

自分だけの空間を実現したいあなたに

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