新しい親子二世帯のくらし「近居ライフ」
新しい親子二世帯のくらし
近居ライフ
同じマンションだけど、住むフロアは別。
プライバシーは守りながら、いつも近くにいる安心を。
「同じマンションの別フロア」
という親子二世帯スタイル。
共働きの我が家。幼稚園に通う息子の育児や家事は、夫とできるだけ分担し、試行錯誤しながら家族三人で暮らしている。そんな中、昨年父が定年退職したのをきっかけに、私たち家族と同居する話が浮上。二世帯住宅を建てるべきか。いろいろと考えていたところ、親世帯と子世帯が、同じマンションの違う階で暮らすというスタイルがあることを知った。そこで両親はこれまで住んでいた戸建を売却し、都内のマンションの5階を購入。私たち家族は同じマンションの3階に引っ越した。
両親に子どもを見てもらえて、
仕事と育児の負担が軽減。
同じマンションで暮らすことで、超近距離になった我が家と実家。私と夫が仕事で息子の幼稚園にお迎えに行けない日は、両親が代わりに迎えに行き、私たちの帰宅まで実家で預かってくれる。たまに遅い時間になっても、実家から自宅までたった数十秒の距離なので安心だ。初めは育児を両親に頼ることに少し申し訳なさもあった。でも両親は孫と過ごす時間が増えて喜んでいるし、息子も「じぃじとばぁばがいっぱい遊んでくれる」と嬉しそうだ。
ちょうどいい距離感が、
家族みんなをハッピーに。
同じ建物でも、フロアが違うと気分的に適度な距離感が生まれるのが不思議だ。普段はお互いのプライバシーには干渉せず、それぞれのペースで暮らしているが、何かあればすぐに行き来できるのがいい。特に急病など緊急の時に、近くに頼れる家族がいるというのは、お互いにとって大きな安心。このマンションに引っ越して、家族みんなに笑顔が増えたのは、この絶妙な距離感があってこそだと、この生活スタイルに今とても満足している。
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