〜「がんばらない」と「ステキでいたい」を両立できるエアリーな暮らしのコツ〜
"秋パフェ"の甘い誘惑。
材料は、旬のフルーツと大好きなアイスクリーム。
星が高く輝きはじめる秋の夜。ワインを片手に夕食を楽しんだ後は、外の風を感じながらゆるりと過ごしませんか? リビングからラナイ(アウトドアリビング)に出れば、澄んだ夜空がひときわ心地よく感じられるはず。「そんな夜は静かに会話を交わしながら、季節の果実を使ったパフェを楽しみましょう」と黒田さん。「『パフェをおうちで!?』 なんてびっくりされるかもしれませんが、旬のフルーツにアイスクリームやジャムがあれば充分です」。いまが旬といえば、ぶどうやイチジクでしょうか。「そうですね。ピオーネの深い紫とイチジクの赤い果肉は見た目にもおしゃれにマッチしますし、味の調和も絶妙です」。好きな果実を自由に組み合わせられるのも、おうちパフェの特権ですね。「栗のクリームやジェラートを合わせると味わいがさらに深まります。シリアルやドライフルーツ、ナッツもいいですね。 かわいいお菓子のトッピングもいいアクセントになります」。
お手持ちのワイングラスや陶器で、簡単おしゃれに。
パフェといえば、トールグラスにこんもりと乗せたおしゃれな盛りつけが魅力。「いわゆるパフェグラスがなくても大丈夫。お手持ちのグラスや器で素敵なパフェができあがります」。おすすめの器は何ですか? 「ワイングラスを使うと、中の層がよく見えて心躍る素敵な盛りつけに。層になることを意識して組み立ててみてください」。「陶器や磁器に入れるのもおすすめです。中の層は見えないので、トップの部分を飾りましょう。マカロンやビスコッティ、素敵な形のクッキーなどをのせると途端にパフェらしくなります。こちらの陶器に盛ったキャラメルのパフェは、ゴルゴンゾーラチーズと洋梨をトッピングしました。中には塩キャラメルや栗のクリームが隠れていて食べるとビックリ! おいしいサプライズが楽しめるのも陶器ならではです」。
秋の夜にパフェを楽しむひとときは、なんとも贅沢な大人の“締め”時間。「月を見上げたり、虫の声を聞いて過ごす時間は、考えを深めたり心を落ち着かせるのにぴったりです。語りあっても、哲学に思いを馳せても、いい時間になりそうですね」。
「THE AIRY LIFE」の達人
黒田祐佳 YUKA KURODA
フードコーディネーター、スタイリスト。「ル•コルドンブルー東京校」「リッツ•エスコフィエ•パリ」にてフランス料理•菓子•パンを学ぶ。レストランやカフェなどのオープニング企画やメニュー開発を手がけるほか、TV番組や雑誌におけるフードコーディネートや料理教室など、多岐にわたり活動。
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