美味しい!レンジで速攻ごはん | 夏バテなんて吹き飛ばせ!火を使わずにハンバーグが作れるレシピ
「夏野菜で夏バテを吹き飛ばそう!」
こんにちは、たっきーママです。
夏真っ盛りの今、暑さで水分ばかりを摂ってしまいがちですね。
そうすると水分だけでお腹が膨れてご飯をちゃんと食べられない、もしくは暑くてご飯も喉を通らない、という方もいらっしゃるかと思います。
そもそも夏バテってどんな症状?
食欲がなくなる、熱っぽい、だるい。
それだけでなく、やる気が起きなかったり無気力になったり、といった精神的な変化も夏バテの症状です。
夏バテになると食欲がなくなると同時に、胃腸が弱くなります。
胃腸は私たちの体にとって非常に大事な場所。
エネルギーを作り出す源と言っても過言ではない胃腸が弱くなると免疫力が下がり、風邪などの菌をやっつけることが出来ずに夏風邪を引いたり、体に力が入らなくなる、ということにも繋がるので、
まずはしっかり食べて夏バテを解消したいですね。
「豚肉に含まれるビタミンは肉の中でもダントツ!」
豚肉に特に多く含まれるビタミンはビタミンB1。
疲れを感じやすくなる原因の1つとして乳酸の増加がありますが、ビタミンB1はこの乳酸をスムーズに排出してくれる働きがあります。
豚肉はスタミナがつくと言われる「うなぎ」よりも2倍のビタミンB1が含まれており、ビタミンB2に至ってはなんと8倍!
ただ、たくさん豚肉を食べればいいという訳ではなく、クエン酸との相乗効果が疲労回復をより効果的にしてくれます。
クエン酸はお酢やトマト、レモンなどに多く含まれているので、今回ご紹介するレシピではクエン酸が多く含まれているポン酢をたっぷりかけて、さらに疲労回復を狙います。
「茄子には茄子にしかない栄養がある!」
茄子には栄養がない、とよく聞くと思いますが、実は茄子にしか含まれていない栄養素があるんです。
なすには「ナスニン」という栄養素が含まれているのですが、ナスニンは茄子にしか含まれておらず、抗酸化作用があり目の疲れにも効くと言われています。
そのナスニンとは、なすの紫の色素のことなのですが、水溶性のため水に溶け出してしまいます。
せっかくなのでナスニンの紫の色はしっかり残しておきたい。
ということで、今回のレシピでは綺麗な紫色のままになるポイントを含んだレシピをご紹介します。
ちなみに、夏野菜とされている茄子はきゅうり同様に体を冷やす効果があるので夏で火照った体には良いですが、食べ過ぎには気をつけたいですね。
「トマトには暑い季節に必要な栄養素がいっぱい!」
トマトはなんと言っても抗酸化作用がすごい。
茄子でもご説明しました「抗酸化作用」が強いとなぜ夏バテに効くのか?というと、夏の紫外線やストレスなどで発生する活性酸素は体を疲れさせ、俗に言う「体が錆びる」という状態に近付いて行きます。
それを除去してくれるのが抗酸化物質で、トマトにはそれが多く含まれているのです。
活性酸素はしわやシミ、たるみの原因にもなるので、美容のためにもトマトは本当におすすめ。
ちなみに、ドレッシングやオリーブオイルなど、油と一緒に摂取すると効果はさらに高まりますよ。
さて、今回はこれらを踏まえた夏バテに効く美味しいレシピをご紹介します。
もちろん、疲れて食欲がない時にでも食べられるようなさっぱり食べやすいものばかり。
全てレンジであっという間にできるので、良かったら作ってみて下さいね。
「おろしポン酢ハンバーグ」
暑い時期に火を使わず、レンジで手軽にハンバーグが作れると嬉しいですよね。
玉ねぎは生のまま使用すると、加熱中に玉ねぎの水分が出てしっとりする上に、シャキシャキした食感が美味しいです。
少し小さめが4つ出来るので、余ったらそのまま小分けにして冷凍しておくと便利。
(材料)2人分
◎ 大根おろし、ポン酢・・・お好みでたっぷり
◎ 大葉・・・4枚
A
◎ 豚ひき肉・・・300g
◎ 玉ねぎ(みじん切り)・・・1/2個
◎ 卵・・・1個
◎ 片栗粉・・・大さじ1
◎ 塩、こしょう・・・適量
(作り方)
①ボウルにAを全て入れてよく混ぜ、4等分にしてそれぞれ成形したら真ん中を少しくぼませて耐熱容器に並べる。
②ふんわりラップをかけて600wのレンジで5分加熱し、一旦取り出して裏返したら再度ラップをかけて2分加熱し、そのまま庫内に3分置いて蒸らす。
③器に盛って大葉を乗せた上に大根おろしを乗せてポン酢をたっぷりかける。
「なすのめんつゆ浸し」
茄子を加熱すると色が落ちてしまいますよね。
今回は茄子を丸ごとラップに包んでレンジ加熱し、ラップをはがさずに水で冷やすことで色素が溶け出さずに綺麗な紫を保ってくれます。
熱々の茄子を触ることもなく基本放置するだけなのでとっても簡単!
旨味もぎゅっと詰まったオススメの方法です。
(材料)2人分
◎ 茄子(ヘタ部分を切る)・・・2本
A
◎ 麺つゆ(3倍濃縮)、水・・・各50ml
◎ ごま油・・・小さじ1
◎ おろし生姜(チューブ可)・・・小さじ1/2
◎ かつお節・・・1パック(3g前後)
(作り方)
①茄子をラップに包んで深さのある耐熱容器に並べ、600wのレンジで3分30秒加熱する。(手で押して柔らかくなっていたらOK)
②①に水を張り(できれば流水で)冷ます。
③手で触れるくらい冷めたら耐熱容器の水を捨て、ラップをはがして茄子を縦にさいて同じ耐熱容器に入れる。
④Aを入れて冷蔵庫で冷やす。(冷やさずすぐに食べる場合でも10分は置いた方が染み込んで美味しいです)
「はちみつレモン入りトマトゼリー」
はちみつレモン入りにすることで食べやすく、まるでフルーツゼリーのような味わい。トマト好きにはもちろん、トマトジュースが苦手な方でも美味しく食べられる、夏におすすめのさっぱりしたゼリーです。
湯むきから仕上げまで全てレンジで簡単!
(材料)プリンカップ4個分
◎ トマト・・・2個
◎ ゼラチン・・・8g
A
◎ 水・・・200ml
◎ 砂糖・・・大さじ4
◎ レモン汁、はちみつ・・・各大さじ2
(作り方)
①トマトに十字の切り込みを入れて耐熱容器に並べ、ふんわりラップをかけて600wのレンジで3分加熱する。ゼラチンは大さじ2の水でふやかしておく。
②トマトの皮がめくれるくらい柔らかくなったら耐熱容器に水を張り、手で触れるようになったら水を捨ててトマトの皮をむく。
③トマトを小さい角切りにし、空いた耐熱容器にAとともに入れてふんわりラップをかけ、3分加熱する。 ※ここでブレンダーがある方はブレンダーで撹拌すると滑らかになりますが、なければそのままでも。
④水でふやかしておいたゼラチンを20秒加熱して溶かし、③に加えて素早く混ぜ、カップに流し入れて冷蔵庫で2時間以上冷やす。
今回は夏におすすめの、さっぱりして食べやすく疲労回復にもつながるレシピをご紹介しましたが、
それより何より夏はやっぱりレンジ調理がありがたいですよね!
暑いのにさらにキッチンで火を使うとか、それだけでぐったりしてしまいますから・・・
ということで、このレンジご飯シリーズも5回目となり、レンジレシピを15品ご紹介してきましたので
この暑い時期にこそレンジレシピをぜひ活用して下さいね。
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