簡単スッキリ掃除のコツ | ママのための簡単ナチュラルクリーニングのすすめ
■汚さない暮らしを目指さない
掃除をしてもすぐ汚れるのは、そこで家族が元気に暮らしている証拠。
ならば、汚れる事を前提に、ママが日々ラクに掃除する方法を見つけましょう。
ラク掃除のポイントは、汚れの性質を知り、その汚れにあった基本的な落とし方を知る事。
でも、掃除が苦手。というママは、それを知る機会が今までなかったケースがほとんどです。
だから、今苦手でも大丈夫!
まずは、ナチュラルクリーニングの基本を知りましょう。
ナチュラルクリーニングとは、自然界にあるモノの “酸性” “アルカリ性” を生かし、身近で安心な素材を使ったお掃除法のこと。
環境に与える影響が少なく、すすぐ際の水の汚れや量を減らすことができ、比較的安全なので、子どもやペットのいる家でも安心して使えます。
またナチュラル洗剤は、家の中の色々な場所に使えるので、あれこれ洗剤を買わずに済むのもメリットの1つ。
とはいえ、汚れの性質と使い方を知らないと、迷ってしまって使いきれない事も。
汚れをキレイにするには、①中和して落とす ②物理的に落とすのが基本ですので、そのためにまず、汚れのタイプと洗剤の特性を知りましょう!
■中和して落とす~汚れのタイプとナチュラル洗剤の特性を知ろう~
ナチュラル洗剤は、どれもが何の汚れでも落とせるわけではなく、それぞれに得意・不得意分野があります。
ナチュラルクリーニングとは、自然界にあるモノの “酸性” “アルカリ性” を生かした方法でしたよね。
汚れにも、酸性の汚れとアルカリ性の汚れがあって、その汚れと反対側の性質の洗剤を使って、中和させるのがナチュラルクリーニングの基本です。
酸性汚れは、油汚れ・手あか・皮脂・血液・生ごみのニオイなど。
アルカリ性汚れは、水あか・石けんカス・トイレの尿汚れ・電気ポット内部の汚れなど。
これを、酸性汚れには、その反対の性質のアルカリ性洗剤。アルカリ性汚れには、酸性の洗剤を使って中和し、落とします。
よく目にするアルカリ性洗剤の代表は、アルカリ度が低い順に、重曹→セスキ炭酸ソーダ→酸素系漂白剤(過炭酸ナトリウム)。
それぞれの特徴は、
・重曹は粉状で使うとクレンザーのような研磨効果がある。
・セスキ炭酸ソーダは、水に溶けやすく、油・皮脂汚れに強い。
・酸素系漂白剤は、漂白効果や除菌機能にすぐれている。
まずはじめに1つだけ購入するなら、使いやすく、洗浄力が高い “セスキ炭酸ソーダ” がおすすめです。
一方、酸性洗剤の代表はクエン酸です。
つまり、ざっくりまとめると
●酸性の油汚れには、セスキ炭酸ソーダ―などのアルカリ性洗剤
●アルカリ性の水あか汚れには、酸性のクエン酸
一見難しそうに思えるナチュラル洗剤の特性ですが、ママが家の中の汚れを落とすには、これだけ覚えれば大丈夫!
■物理的に落とす~道具はシンプルでよし~
掃除の基本手順は、掃く(ゴミやホコリを除く)→拭く→仕上げ磨きの3ステップ。
さらに上から下に掃除するのがポイントです。
家の汚れは、洗剤や特別な道具を使わずに、手をつかって雑巾で水拭きするだけでとれる場合も多いので、まずは固く絞った雑巾で汚れを拭いてみて。それで難しいなら、ナチュラル洗剤を使ってみましょう。
実際のナチュラル掃除のやり方は、
例えば、キッチンの油系のベタつきには、セスキ液(水500mlに対して小さじ1のセスキ炭酸ソーダ)をスプレーし、雑巾などで拭き取る。
ドアノブについた手あかや、フローリングについた足裏の皮脂汚れ。浴室の湯あか落としも同様の使い方でOK!(ただし、無垢材や生木のフローリング材には使えないので注意)
キッチンシンクや浴室の水あか、蛇口のカルキ汚れには、クエン酸液(水200mlに対して小さじ1のクエン酸)をスプレーし、その後濡れ雑巾で拭いておきます。
クエン酸は除菌力も強いので、まな板の除菌や冷蔵庫内の掃除にもおすすめです!
直接洗剤を吹きかけるのが不安な場合は、まずは雑巾にスプレーして拭いてみましょう。
雑巾で取れない頑固な汚れには、
・古歯ブラシなどのブラシ類
・割りばし(しつこい汚れをこそぎとったり、布を巻いて細かい箇所の汚れを取ったり)
・メラミンスポンジ など、
身近に手に入る道具も用意しておけば便利です。
道具も洗剤もシンプルにする事で「掃除って難しいし、面倒…」という気持ちから解放されることもあります。
これらのお掃除道具は、持ち運べるようにまとめるか、使う場所でさっと取り出せるよう、収納しておくといいですね。
■できることを、できる形で。おすすめは “ついで掃除” と “だけ掃除”
ピカピカ・サラサラが、日々の生活の中で実感できると、心もスッキリ!暮らしのモチベーションも上がります。
とはいえ、毎日忙しいママ。だからこそ無理をせず “できることをできる形で” を目指し、無理せずに「続くお掃除」を。
そのためにも、
・ついで掃除
・○○だけ掃除 を、私はおすすめします。
ついで掃除とは、いつも習慣でしている行為のついでに、掃除をくっつけること。
例えば、朝の歯磨きついでに、洗面所の鏡を掃除する。
夕食後の洗い物ついでに、コンロを拭く。
夜寝る前のトイレついでに、便器周りをさっと磨く。
掃除も身についた習慣になると、いつの間にか苦ではなくなるもの。自分がラクと思う、“ついで” のタイミングを色々試しながら、まずは1週間続けてみて!
また、“きれい” と感じる感覚は人それぞれ。
改めて、自分や家族が気持ちいいと思う “きれい” の基準を見つめ直し、“どこまで掃除するか” を、自分の価値観で決めてみましょう。
それが、○○だけ掃除。
毎日ここだけ・〇〇日に一度・〇〇月に一度・外注する・掃除しない
自分ができる範囲と頻度で、ここさえ掃除したらOK!と決めてしまう。そうすると、“やってもやってもきりがない!” という気持ちから解放されるかもしれません。
人が元気で生きていると家は汚れるもの。
それに、ママには時に掃除より大切な事だってある。
掃除は日々の繰り返しなので、やりすぎず、がんばりすぎず “いい加減” で、無理なく続けましょうね。
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