&Stories by MITSUIHOME

気分も春めく、春色のテーブルコーデ。

「がんばらない」と「ステキでいたい」を両立できるエアリーな暮らしのコツ

家族も友人も、みんなが気兼ねなくくつろげる家は、どんな家でしょうか。「THE AIRY LIFE」は、「がんばらない」と「ステキでいたい」を両立する、暮らしのコツをご紹介していきます。
暖かい日が続いて、春の訪れを近くに感じる今日この頃。チューリップやラナンキュラス、パンジーなど春を告げる草花で街中もにぎやかになりました。そんなワクワクするようなフレッシュな気分を我が家のテーブルにも運んでみませんか。とはいえ、ただ春の花を飾るだけではいまひとつ。そこで今回もおもてなしの達人、フードコーディネーター・スタイリストの黒田祐佳さんに、おしゃれな春色テーブルコーディネートのコツを教えていただきました。ちょっとしたアイデアで、野に咲く花々がおしゃべりしているような、とっても愛らしいテーブルができあがります!

テーブルのあちらこちらに、色とりどりの春の花を。

173_content_01.jpg

「新しいことの始まる春ですね。桜をはじめ、鮮やかな色の花を見ると心もおどります」。ムスカリやスイートピーなどの愛らしい春の花々を抱えていらした黒田さんは、そういってショットグラスを並べ始めました。「小さなショットグラスをたくさん集めて、草原に咲く花のようにたくさんの花を飾ってみてください」。花の種類や色の雰囲気を合わせて少しずつグルーピングして飾ると、たくさんの花々を一度に大きな花瓶に飾るゴージャス感とは違って、お花畑のように可憐で弾むような華やかさになりました。「ほら、たちまち春色のテーブルができあがるでしょう」と黒田さんも楽しそうです。まるで初々しい花たちがデビューする舞踏会みたいですね。やわらかな春の光も新鮮なシチュエーションの演出にぴったり。この食卓に招かれたゲストの驚きと輝くような笑顔が目に浮かびます。

173_content_02.jpg

器は、やさしい日差しに似合う「白」をベースに。

173_content_03.jpg

お皿を選ぶときは色?それとも形?何を基準にするといいのでしょう?「まずは白をベースにした、ニュアンスのある色の器を選ぶといいでしょう。今回のディスプレイに使用した『アスティエ・ド・ヴィラット』の器のように、ブルーがかった白もおすすめです」「すべて同じシリーズのお皿でなくても大丈夫です。お手持ちの器を組み合わせてみると、合わないと思っていた器同士が意外に好相性だった!なんて発見もあるはず」。白ベースの器なら手元にありそうですし、いろいろな器を組み合わせてみるのもおもしろそう。これならすぐにでもトライできます。

173_content_04.jpg

春だから器も新調したいとき、黒田さんのおすすめを教えてください。「もし新しく買うなら、コンポートと呼ばれる脚のついたケーキ台のような器はいかがですか?テーブルに高低差が演出できてコーディネートがワンランクアップします」。なるほど、高さをちょっと加えるだけで印象がリズミカルになって、豪華さもアップしますね。「お気に入りの器に春色のマカロンを載せたり、小さなケーキにビオラを飾ったりして、春の到来を思いっきり楽しんでください!」

173_content_05.jpg

173_content_06.jpg

「THE AIRY LIFE」の達人
黒田祐佳 YUKA KURODA

フードコーディネーター、スタイリスト。「ル•コルドンブルー東京校」「リッツ•エスコフィエ•パリ」にてフランス料理•菓子•パンを学ぶ。レストランやカフェなどのオープニング企画やメニュー開発を手がけるほか、TV番組や雑誌におけるフードコーディネートや料理教室など、多岐にわたり活動。

記事を探す

読んで発見
すまいのヒント

読んで楽しい
くらしのコラム