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群馬で生まれ育ち、大学卒業後は地元の建築会社で働いていた外丸俊輔さん。その後、web業界に興味をもつようになり、東京にあるweb制作会社にディレクターとして転身しました。
webディレクターとして経験を積むために、当時は忙しく駆け回る日々。その一方、結婚し奥様の妊娠が発覚しました。東日本大震災のタイミングと重なったこともあり、このまま東京で子育てをすることに対してポジティブに考えられなかったそう。そこで、選んだのが、宮崎で子育てをすること。東京を離れて宮崎へ移住し、それに合わせて仕事も転職することを決断しました。
移住を決めていざ転職活動をしてみると、宮崎にはwebディレクターの仕事はほとんどなかったのが現状でした。別の職種も視野に入れ始めていた中で、たまたまディレクターのポストが空いていたアラタナに入社することになりました。
アラタナは2015年からはZOZOグループに参画。今年からはZOZOTOWNと自社ECの在庫連携を実現したフルフィルメントサービス「aratana gateway(アラタナゲートウェイ)」をスタートさせました。ますます都心部とのやりとりが中心になり、働き方の上でも変わったのだそう。
直接会うことから生まれる細かいコミュニケーションのやりとりや安心感もある一方、オンラインだけで問題なくやりとりできる部分も多くあるもの。オンラインでカバーしきれない部分を解消するためにも、ツールの導入などシステム面での環境は整っているそう。
仕事上では、「東京までの距離が遠い」というのがメリットとしてもうまくはたらいている印象。暮らしの面ではどのような差があるのでしょうか。
※1 アラタナでは、2018年から新卒社員の給与を18万円から25万円へ大幅に改定。東京の新卒社員の平均給与である21.1万円(※2)を超える水準に。
※2 厚生労働省 平成28年度賃金構造基本統計調査(初任給)の概況より
今では、都心部まで行かないと買えないものというのはほとんどないのかもしれません。生活面でも、よくも悪くも東京との差はなくなってきているといえるでしょう。
地方で働くことの最大のメリットは「目立つこと」だと外丸さんは感じているといいます。「地方でも活躍できる」というよりも、「地方だからこそ活躍できる」。そんな側面があります。