エントリーNO.4 永田

続いての挑戦者は永田。
なんだか自信ありげですが、どのような部屋を作ったのでしょうか?
「今までの女子部屋は所詮イミテーション。ようこそ、本物の女子部屋へ。24歳、朱里(あかり)の部屋です」



「きっっったね!!!」
「荒れすぎ」
「そんなことアカリだってわかってますよ。でも、激務(商社の営業事務)なんで、片付ける時間が取れないんですって」

「こういうコルクボードの活用法、あるな」
「あるんですよ」

「こういう女の子特有のユーモア、あるなぁ」
「あるんですよ……」

「あ! 写真がある!!」
「ふむ……」
「どちらかが、汚部屋の主・あかり……」
「だから全然そこまで汚部屋じゃないですって! よく見てください!」

「ちゃんと用途ごとにスペースが分かれてるデショ?」
「だからなんなんだ」
「割り箸じゃなくてマイ箸を使ってるところとかもっと褒めてあげてよ」
「生モノのゴミを放置してるのはやばいです」
「いや、これは明日の朝食べればいいやって残してるだけだから!」

「あ~あ~あ~、こんなに散らかしちゃってもう……」
「おい止めろ、何をする気だ」
※新品のお箸で新品のからあげを食べているだけです
「あ~~~~ん」
「おい!!!」

ガイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイン!!!!!!!!!


「ガルルルルルルルルル」
「何なんだよ、こいつ」

「あ、あそこにハンコがある!」

「これでアカリの名字が分かる?」
「どれどれ……?」

四宮。

「四宮 朱里(しのみや あかり)!!」
「そんな名前の奴いね~~!!」
「ギャルゲーのヒロイン?」
「他の人ならいいけど、お前らにはバカにされたくないな」

「っていうか、シ~~!! さっきから声デカいって!!」
「ん?」

「アカリ、寝てっから!!」
「怖っ」
「正直、部屋入った時からずっと気になってはいた」
「誰……?」
「ARuFaくん、代表して見てきてよ」
「止めといた方がいいと思いますけど……」

「アカリさ~ん、撮影中ですよ~~」
「起きてくださ~~い、アカリさ~~ん」
「愚かな男め……」
「え……」


「こんなことってあります?」
「『罰』と貼られたマネキンを部屋に寝かすな、怖いだろ」
「女子の寝顔を見ようだなんていけませんよ……」
最後で急に怖くなってしまった永田の女子部屋。
この荒れ方こそが女子のリアルだと本人は嘯いていますが、真相はいかに……。