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秋の夜長の"おうちキャンドルナイト"。

〜「がんばらない」と「ステキでいたい」を両立できるエアリーな暮らしのコツ〜

家族も友人も、みんなが心地よく過ごせるエフォートレスな暮らしづくり。「THE AIRY LIFE」は、「がんばらない」と「ステキでいたい」を両立させるティップスを毎回ご紹介しています。
朝、夜の空気に、肌寒さを感じる季節。おうちで過ごす秋の長い夜は、ゆったりとリラックスして過ごす工夫をしてはいかがでしょうか。おもてなしの達人、フードコーディネーター&スタイリスト黒田祐佳さんに今回教えていただくのは、大小さまざまのキャンドルを使ったデコレーション。スカートのゆらめきや本のページをめくるほんの小さな動きにも繊細に反応するほのかなあかりに囲まれて、癒しの夜がはじまります。

ゆらめく炎が自然の間接照明に。

「テラスにキャンドルを並べて、ブランケットにくるまりながら過ごす秋の夜長は本当に贅沢な時間です。本を読んだり、家族とおしゃべりを楽しんだり。いつもとは違う、ゆったりとした時間が流れるリラックス空間を作り出してくれるアイテム、それがキャンドルです」

昔からキャンドルを愛用してきた黒田さん。飾るときは、いろんなコツがあるようです。「高さのあるものは、並べるときに高低差をつけるとおしゃれに見えます。あえて高さの違うキャンドルスタンドを用意したり、テーブルだけでなく床に直置きしたり。自由な発想で楽しんでみてください。今回、ランタンの代わりにクラシックな鳥かごを使ってみたら、レトロな雰囲気が私の大好きなモロッコ風のコーディネートにぴったりでした。表面にレリーフのような表情のあるものを使うと、キャンドルの光を受けて自然な陰影ができるので、しっとりとした秋の夜の雰囲気づくりにおすすめです」

キャンドルのあかりがおもてなしに。

ダイニングで家族とゆっくりしたいとき、ベッドルームでひとり静かに過ごしたいとき。どんなシーンにも、キャンドルがひと役かってくれます。おもてなしの演出には、こんなシチュエーションもおすすめ。「友人とのレストランでの会食後、もう少し楽しさの余韻に浸りたい時、アフタートークはおうちにお誘いしてみては? 風の静かな夜なら、思い切って外の空気を感じるテラスやウッドデッキへ。好みのお酒と人数分のブランケット、そしてキャンドルに火を灯せば、優しい光に彩られた素敵な空間が生まれます」。いつのまにか短くなったキャンドルは、濃密な時間を過ごしたことの証かもしれません。

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「THE AIRY LIFE」の達人
黒田祐佳 YUKA KURODA

フードコーディネーター、スタイリスト。「ル•コルドンブルー東京校」「リッツ•エスコフィエ•パリ」にてフランス料理•菓子•パンを学ぶ。レストランやカフェなどのオープニング企画やメニュー開発を手がけるほか、TV番組や雑誌におけるフードコーディネートや料理教室など、多岐にわたり活動。

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