実体験レポート! 話題のスマートスピーカーで暮らしはどう変わる?
最近話題の「スマートスピーカー(AIスピーカー)」。2017年の流行語大賞にもノミネートされたので、耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。でも、実際に何ができるのかわからない、という方のために、スマートスピーカーを使ってどんなことができるのか、住まいの暮らしがどう変わるのか、体験したレポートをご紹介します。
今回撮影でお邪魔したモデルルームはコチラ
パークホームズ吉祥寺北グランヴィラ
そもそも「スマートスピーカー」ってなに?
スマートスピーカーは、音声だけで操作することができるスピーカー。音を鳴らすスピーカーとしての機能はもちろんですが、大きな特徴は他の家電などと連携することで、家電を音声コントロールできるようになるということ。手を触れずに、音声だけでさまざまな家電を操作することができます。わざわざリモコンを探して操作する必要もないですし、他の家事をしながらでもコントロールができるようになります。
つまり、スマートスピーカーを使えば、住まいの設備を自動化するスマートホームにできてしまうわけです。対応する製品に限りがありますが、今後普及が進めば、どんどんつながるものが増えていくことでしょう。
今回はスマートスピーカーの一つ、「Google Home mini(グーグルホーム ミニ)」を使って何ができるのかをご紹介します。「Google Home mini」はその名のとおり、Googleが開発したスマートスピーカー。「OK、Google、○○○して」のように話しかけると、○○○に設定してある動作をしてくれるというものです。
あらかじめ決められたもの以外にも、スマートフォンのアプリのように後から機能を追加できるため、日々できることが増えていきます。
照明をコントロールする
大きな荷物を両手で抱えて帰宅。すでに外は日が暮れて、家の中も真っ暗。不自由ながらも照明のスイッチやリモコンを手探りで探しているうちに荷物が崩れ落ちる……。そんな不便を感じたことはありませんか?
スマートスピーカーなら、声で「電気をつけて」と言うだけで照明がつきます。「Philips Hue Go(フィリップスヒュー ゴー)」はそんなコントロールが簡単に可能になる照明器具です。
実際に試してみると、連携を設定したGoogle Home miniに向かって「OK Google、電気をつけて」と言うだけで照明がONになりました。また、Philips Hue Goは色も変えられます。くつろぎたい時は青や緑、ムーディーにしたい時はろうそくのようにゆらめく赤色など、気分に合わせて選ぶことができます。操作はもちろん、「OK Google、電気を青にして」などと声をかけるだけ。わざわざ照明のところまで歩いていって操作する必要がありません。
設定も簡単で、スマートフォンアプリを使ってHueブリッジという制御装置とGoogle Home miniの連携を設定するだけです。
声だけで照明のON/OFFから色の変更まで可能
Philips Hueシリーズには電球の製品もあります。今お使いの間接照明やフロアライトなどの電球をPhilips Hueに交換すれば、同じように声でコントロールが可能になります。荷物で手が塞がっている時や、スイッチに手が届かない子どもでも照明をつけることができるので、とても便利ですよね。
エアコンをコントロールする
テレビにエアコン、シーリングライト。家電とともに増えていくリモコンたち。エアコンの温度を上げようと手を伸ばすも、それはテレビのリモコン。エアコンのリモコンは少し離れたチェストにあったので、腰を上げてそこまで行ってから操作をする。そんな面倒を感じたことはありませんか?
「スマートリモコン(学習リモコン)」という製品を使うと、それらを1つのリモコンにまとめることができます。スマートリモコンを手元に置いておけば、さまざまな家電を手元からコントロールできるようになります。そして、次世代のスマートリモコンといえるのが「Nature Remo(ネイチャーリモ)」です。Nature Remoは、スマートフォンアプリでさまざまな家電をコントロールできるようになるスマートリモコン。スマートフォンアプリをリモコン代わりとして使えるのは当然ながら、GPSと連携して家に近づいたらスイッチON、離れたらスイッチOFFなんていうルールを適用することも可能です。
そしてスマートスピーカーと連携させれば、声で家電をコントロールできるようになります。実際に試してみると、「OK Google、エアコンをつけて」と声をかけるとエアコンの電源がONになりました。「OK Google、エアコンの温度を上げて」と言えば温度の調節も可能。リモコンを取りに行かなくていいのは、大変便利に感じました。特に小さい子どもがいる家庭では、リモコンを子どもの手の届かない場所に置かなければならず設置場所が限られてしまいます。声だけで操作できれば、リモコンをどこに置いておいても問題ありません。
エアコンのほかにもテレビや照明、扇風機など、赤外線リモコンを使う家電なら学習させることが可能。もう、多くのリモコンに悩むこともありません。
非対応の家電を制御できるスマートプラグ
ここまで見てきたように、スマートスピーカーで操作するには基本的に対応している機種でなくてはなりません。しかし、「スマートプラグ」という製品を使えば、非対応の家電もスマートスピーカーでコントロールが可能になります。
例えば、ベッドに入りながら聞いているラジオ。寝ようと思って電源をOFFにする時も、「OK Google、ラジオを消して」と言うだけで操作ができました。これで、温かい布団から出てわざわざラジオの元に操作しに行かなくて済みます。
スマートプラグはコンセントのON/OFFを操作できる製品。コンセントをさしてすぐに起動するような家電は、これを使うことで非対応の機種でもON/OFFを操作できるようになるのです。タイマーで切り替えることも可能なので、決まった時間帯にだけONにすることも可能。また、待機電力が気になるモデムやパソコンも使わない時はスマートプラグでOFFにしておけば節電できますね。
スマートプラグの多くは海外製品で日本のコンセントには合わない3ピンの形状になっているため、別途3ピン→2ピン変換アダプタを用意する必要があります。専用アプリを使ってGoogle Home miniと連携を設定。「ラジオ」などと名前をつけておけば、その名前で操作することができます。
声でコントロールするスマートホーム
今回試してみて、リモコンにしばられることなく操作できるスマートスピーカーがあれば、きっと快適な生活を送れると感じました。他の家事をしながらでもコントロールできるので、毎日を忙しく過ごしている人にはとてもおすすめです。未来の生活はすぐそこまでやってきています。
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