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登戸は都心にも神奈川県にもアクセスが良いのが魅力。
登戸

【登戸の住みやすさ】都会と自然の中間のちょうどいい居心地の街

登戸は、小田急小田原線とJR南武線が交差する登戸駅があり、都心にも神奈川県の主要都市にもアクセスが良いのが魅力。駅のすぐそばには多摩川が流れ、少し足を伸ばせば生田緑地がある自然が豊かな地域として地元の人たちに愛されています。現在は駅前の区画整理のため、新しい商業施設やマンションの建設ラッシュが続き利便性や住みやすさがますますアップ!
今回は、都心に近く自然豊かでのんびりした雰囲気がありながら、新しく便利な街へと発展中の街、登戸をご紹介します。

【1】小田急小田原線、JR南武線の2線が利用可能。新宿まで乗り換えなしで約20分!

登戸駅

登戸駅は、東西に小田急小田原線、南北にJR南武線が走っています。小田急線は快速急行が停車するので、通勤時間帯の朝8時台に電車に乗った場合、新宿駅にはたった3駅、約20分で到着します。下北沢駅で乗り換えれば渋谷にも最速22分、都心へのアクセスが良いのが魅力です。JR南武線を使えば、大規模な商業施設がある川崎駅や武蔵小杉駅、さらに立川駅まで、直通で行くことができます。

登戸駅は駅構内がドラえもん一色になったことで注目を集めました。
© Fujiko-Pro・2011 Fujiko-Museum

登戸駅といえば、駅構内がドラえもん一色になったことで注目を集めました。近くに「川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム」が開業し、最寄り駅となったことが理由です。登戸駅から川崎市バスの直行便が約10分間隔で運行しており、多くのファンや親子連れで賑わっています。

街が新しく生まれ変わる!登戸駅周辺の区画整理

区画整理とは、現在の土地区画の境界線を大きく整理することです。道幅を統一した道路を造ったり、公園などの緑地を新たに作ったりして、住みよい街づくりを目指します。

登戸駅周辺の区画整理
※川崎市「登戸土地区画整理事業 進捗状況」より

登戸は1988年9月からこの事業を始め、2026年3月に完了予定で整備を進めています。
区画整理によって道幅が整理されるほか、下水道やガスなどのインフラも整備され、生活環境が劇的に改善することが見込まれています。細い道などが減ることで防災面でも強化され、今以上に安心して住める快適な街へと変貌を遂げる登戸。今後の発展が楽しみです!

登戸の歴史

登戸の渡し

江戸時代、生糸の産地である津久井と江戸を結んでいた津久井道において、登戸は多摩川を渡る交通の要所、宿場町として栄えました。1953年に多摩水道橋が開通するまで、「登戸の渡し」から川崎と東京を渡し船が結んでいたのです。この場所が多摩川の河原から生田や多摩丘陵への登り口のため、登戸と名付けられたといわれています。

【2】駅前にスーパーや飲食店が多く集まる便利な街

登戸駅前は生活しやすい環境が整っています。

登戸駅前にはスーパーや飲食店はひととおり揃っており、生活しやすい環境が整っています。
JR登戸駅改札の目の前にある「味の食彩館のぼりと」には、青果、鮮魚、精肉店などが入り、新鮮な食材が豊富。お弁当や惣菜も充実しているので、一人暮らしの夕食の調達にもぴったりです。駅から徒歩1分の場所には夜1時まで営業する「マルエツ 登戸駅前店」、約3分の場所には「オーケー 登戸店」もオープンしており、スーパーも充実しています。

登戸駅前には、ラーメン店や居酒屋などの飲食店も豊富で、仕事帰りに外食したいときにも困りません。また、登戸駅から少し足を伸ばせば、隣駅の向ヶ丘遊園駅まで徒歩約8分という近さですから、向ヶ丘遊園駅近くの飲食店も利用しやすいのもうれしいところです。

多摩川沿いは登戸住民の憩いの場!

リバーサイドポイント(RIVERSIDE POINT)の外観

フグレン コーヒー ロースターズ(FUGLEN COFFEE ROASTERS)の店内

登戸駅から徒歩約3分。多摩川沿いに、複合施設「リバーサイドポイント(RIVERSIDE POINT)」が2019年にオープンし、登戸のランドマークとして注目されています。1階には北欧ノルウェー発の人気カフェ「フグレン コーヒー ロースターズ(FUGLEN COFFEE ROASTERS)」が入っています。焙煎所も併設された店内で、多摩川を眺めながら最高品質のコーヒーがいただけます。

フグレン コーヒー ロースターズ(FUGLEN COFFEE ROASTERS)のコーヒー

おすすめは季節によって産地や品種の異なったコーヒー豆が選べる「プアオーバー」。プアオーバーとはハンドドリップコーヒーのこと。フグレン コーヒー ロースターズのコーヒーは、その焙煎方法によるフルーティな味わいが特徴で、まるでハーブティーのように飲みやすく、コーヒーが苦手だった人でもハマるファンが多いそうです。

日本料理 柏屋
※提供:日本料理 柏屋

リバーサイドポイントの2、3階は1830年に旧津久井街道の旅籠として創業した老舗日本料理屋の「日本料理 柏屋」があります。多摩川を眺めながらいただく川魚料理は、特別な風情が感じられること間違いなし!

川風のガーデン

リバーサイドポイントの屋上には多摩川を望む屋上「川風のガーデン」があり一般開放されているので、地元の人たちの憩いの場として親しまれています。天気が良い日は、フグレン コーヒー ロースターズのコーヒーをテイクアウトして、多摩川と広い空を眺めながらゆったりとした時間を過ごすのもおすすめです。

再開発が進む中、長く人気があり続ける昔ながらの飲食店も健在

スパゲッティとグラタンの店「五線紙」

区画整理のため、店舗の移転オープンが増えている登戸駅周辺。店舗の入れ替わりが激しいエリアですが、スパゲッティとグラタンの店「五線紙」は40年以上も同じ場所に店を構えています。

スパゲッティとグラタンの店「五線紙」の店内

スパゲッティとグラタンの店「五線紙」のたくあんとしらすのスパゲッティ

マスターが大食いだったことから、オープン当初から麺の量が多く、量ってみたら200gだったとか!
パスタは常時50種類以上、季節限定のメニューもあります。マスターのアイディアから生まれた「たくあんとしらすのスパゲッティ」は、食感が面白く、一度食べたら病みつきになる味。昭和レトロな店内はアットホームでどこか懐かしく、落ち着いて食事が楽しめます。そんな人情味あふれるお店も残っているのが登戸の魅力のひとつです。

【3】「多摩区総合庁舎」も程近く。駅前には行政サービスコーナーがあって便利

登戸駅の隣、向ヶ丘遊園には川崎市の多摩区総合庁舎があり、多摩区役所や多摩図書館、多摩市民館などの公共施設が集結しています。最寄りは向ヶ丘遊園駅になりますが、登戸駅からも徒歩約8分で行ける場所なので、普段の生活の中でも気軽に活用できます。

登戸行政サービスコーナー

JR南武線の登戸駅改札前には、「登戸行政サービスコーナー」が設置されており、住民票の写しなどの証明書を通勤やお買い物の途中に受け取ることができて便利です。

登戸駅のすぐそばに、救急医療に対応している「川崎市立多摩病院」がある

また、登戸駅のすぐそばに、救急医療に対応している「川崎市立多摩病院」があり、駅周辺にもクリニックがたくさんあるので安心して暮らせます。

【4】駅からほんの少し離れるだけで、落ち着いた住宅街や自然が広がる

登戸の閑静な住宅街

駅前は飲食店がひしめきますが、少し歩くだけで、閑静な住宅街が広がります。現在再開発中のため、あちこちでマンションが建設されており、駅近の物件が増えています。駅前は賑やかでありながら、駅近物件は比較的静かという理想的な住環境です。

かわさき多摩川ふれあいロード

多摩川沿いは、とってものどか。天気が良い日には、河川敷に釣り人やピクニックをする人たちが集まります。川沿いの道は、約20kmも続く「かわさき多摩川ふれあいロード」の一部となり、車両乗入れ禁止の自転車歩行者道になっています。散歩やジョギングをする人も多く、街全体が穏やかな雰囲気に包まれています。

【5】紹介インタビュー:物語のあるアイテムで登戸での生活を豊かに暮らす

日々の暮らしに密着したショップ「ヒテラス(hitelas)」

登戸には、日々の暮らしに密着したショップ「ヒテラス(hitelas)」があります。店名には「日々を照らす」、「人を照らす」、「日が照らす日々」という素敵な想いを込めており、1階はカフェ、2階はインテリアショップ、3階は設計事務所という、ちょっとユニークなお店です。
ヒテラスのオーナーであり、「十二月デザイン一級建築士事務所」の代表の安藤真澄さんに、登戸の魅力を伺いました。

日々の暮らしに密着したショップ「ヒテラス(hitelas)」の店内

――なぜ登戸にお店を開こうと思ったのですか?

安藤さん(以下、敬称略):
元々は、私が登戸に住んでいたことがきっかけです。区画整理の前に、今とは別の場所に設計事務所を構えていたんですが、そこが1階で路面店だったことから、事務所内の打ち合わせスペースを見て、何かのショップかと勘違いして入って来られる方が多かったんですね。そこで、事務所の打ち合わせスペースだけにしておくのはもったいないと思い、自分の好きな作家さんの作品を置いたインテリアショップを併設したんです。区画整理で現在の場所に移るタイミングで、カフェも併設して今の形になりました。

――商品のセレクトのこだわりについて教えてください。

日々の暮らしに密着したショップ「ヒテラス(hitelas)」は作家のアイテムを多く取り扱っています。

安藤:
フィンランドのテキスタイルメーカー「ラプアンカンクリ(Lapuan Kankurit)」をはじめとした北欧雑貨もありますが、日本の産業を応援したいという気持ちから、日本の作家さんのアイテムを多く取り扱っています。
セレクトの基準は、ナチュラルなもので、体に良いもの、使っていて心地が良く味わいが増すもの。そして、作家さんの想いがこもった物語があるものですね。特別な何かをするわけではない日々の生活の中で、そのものを使うと、その時間がちょっと楽しくなる。そんな、普段より自分をハッピーにできるものを意識して揃えています。

店にある商品は、スタッフも愛用しているものばかりです。

基本的に、卸販売しているところから買い付けるのではなく、作家さんやメーカーさんから直接仕入れています。そのほうが作家さんの声を直接お客様に届けられるし、逆にお客様の声も作家さんに届けています。基本的に自分やスタッフが使って良いと思ったものをセレクトしています。店にある商品はすべて、私やスタッフも愛用しているものばかりなんです。

――1階のカフェのコンセプトについて教えてください。

タビタリカフェ(tabitalicafe)

安藤:
お客様から、登戸にゆっくり過ごせるような場所が欲しいという声もあり、移転のタイミングで「タビタリカフェ(tabitalicafe)」をオープンしました。野菜たっぷりの素材の味が引き立つシンプルなメニューを提供しています。“シンプルかつ素材を大切にしたものに囲まれることで得られる、豊かな暮らし”の全般をお客様にご提案するため、建物の設計や2階の日用道具店でも同じようなコンセプトを通しています。

――お客様はどのような方が多いですか?

安藤:
登戸の地元の方はもちろん、小田急線、JR線沿線の方が多いですね。自分流の暮らし方や、生き方をきちんと持たれている方が多いように感じます。不定期で開催している企画展では、作家さん目当てで遠方から来られる方もいます。

ヒテラス(hitelas)は不定期で企画展を開催しています。

――登戸はどんな街ですか?

安藤:
多摩川があって、生田緑地も近く自然が多い街ですよね。それでいながら、自転車で二子玉川や調布にも行けちゃう。自然を楽しむこともできるし、流行の発信地である二子玉川、新宿にも近く、人気の観光地である箱根にもアクセスしやすい便利な場所。人口密度がそれほど高くなくて、梨園などの畑も多い。都心に近いのに空が広く見える、おおらかでゆったりとしているところが魅力だと思います。

<取材協力>
hitelas
神奈川県川崎市多摩区登戸2583-12-2 piccola casa 2F

【6】都心へのアクセスが抜群なのに、すぐそばに自然がある。だから登戸に住みたい

小田急小田原線とJR南武線が交差し、都心や神奈川県の主要都市へのアクセスが便利な登戸。多摩川を渡ったら神奈川県ということで、都内よりもお手頃で駅近の広い物件が見つかります。区画整理により新しい商業施設も増えていく予定で、この先もどんどん便利になっていく注目の街です。

登戸に住んでみたいと思ったら、三井不動産が企画した快適な物件をおすすめします。
都心に近いのに、都会の喧騒を忘れられる自然に恵まれたこの場所で、理想の登戸ライフをはじめてみませんか?

たくさんの工夫が活きた住まいで、自分らしくすっきり暮らそう。

パークホームズ登戸スクエア

「交通」小田急電鉄 小田原線 「登戸駅」 徒歩5分、小田急電鉄 小田原線 「向ヶ丘遊園駅」 徒歩5分

三井のリハウス

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三井のリハウス 登戸センター

<取材・執筆>

石井佐代子

茨城県水戸市生まれ。住んだことがある街は、西巣鴨、三軒茶屋。フリーライターとしてファッション誌や美容誌を中心に活動。知らない土地を訪れるのが好きで、趣味は海外旅行。

※2022年8月に取材しました。

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