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上大岡駅
上大岡

【上大岡の住みやすさ】横浜市の超穴場!知られざる街の魅力を紹介

神奈川県内で住みたい場所として常に名前が挙がる横浜市。そんな横浜市の中にもたくさんの街がありますが、今回注目するのは断然おすすめの上大岡。交通の便がよく再開発も進んでいますが、県外の人からは案外知られていない穴場の街でもあります。
商業施設の充実ぶりや再開発で街が新しくなっていく様子も楽しむことができ、近年、その良さに気づいた人々が都内などから続々とやってきているという上大岡の魅力をご紹介します。

【1】京急上大岡駅は快特列車も停車する拠点駅

上大岡駅のバスターミナル

上大岡駅は、京浜急行電鉄京急本線の拠点駅のひとつです。快特、特急、エアポート急行、普通の各列車が停まり、朝8時頃の通勤時間帯で横浜駅までは約10分、品川駅までは約41分、羽田空港第1・第2ターミナル駅まで約45分。また、品川駅からは都営浅草線へ乗り入れており、日本橋駅まで乗換なしで行くことができます。
また、上大岡駅は横浜市営地下鉄ブルーライン(横浜市高速鉄道1号線)の快速も停まります。横浜中華街の最寄駅である関内駅までは約11分、東海道新幹線が停まる新横浜駅までは約29分という好アクセスです。
上大岡駅は、京浜急行電鉄京急本線と横浜市営地下鉄ブルーラインを合わせて、1日あたりの乗降者数はなんと10万人を超えており、再開発も進むことで利用者数は今後も増えると予想されています。

駅内には大きなバスターミナルもあり、横浜市営バス、神奈中バス、江ノ電バス、京浜急行バスが運行しています。
上大岡は車での移動も便利。駅前には鎌倉街道が通っており、鎌倉まで約40分、箱根まで約1時間、東京湾アクアラインの入り口までも約30分なので、千葉方面へ日帰り旅行も可能です。

上大岡の歴史

上大岡は住みやすく、利便性を向上させています。

鎌倉時代には鎌倉道が通っていたと伝えられる上大岡。近代では戦前、大岡川で捺染(なっせん)業が栄えました。戦後は1930年に京急本線が開通し、1950年代に京浜急行電鉄による宅地開発がスタート。1963年に京急百貨店が開業するなど、高度経済期の典型的なベッドタウンとして発展しました。1989年に都市計画が決定されると、西口を起点に順次再開発が進み、現在も街は住みやすく、利便性を向上させて進化中です。

【2】デパートも、100円ショップも、スーパーも。エンタメ施設も駅前に集結

大型商業施設「カミオ(camio)」

大型商業施設「ミオカ(mioka)」

上大岡は上大岡駅と一体になった「京急百貨店」をはじめ、名前が特徴的な大型商業施設「カミオ(camio)」や「ミオカ(mioka)」など、利便施設が駅周辺に集まっているのが特徴です。

駅直結の京急百貨店は京急が運営する唯一のデパート。コスメやアパレル、食料品などデパートクオリティのショップが入店しているので、横浜や都内へ出なくてもお買い物が楽しめます。カミオはファストフードや居酒屋など飲食店が中心の施設、ミオカは家電のほかパソコンや自転車も取り扱う大型電気店「LABI上大岡」や「コナミスポーツクラブ 上大岡III」、「TOHOシネマズ 上大岡」などが入っている複合施設です。
上大岡駅の南側にある「アカフーパーク(akafoo park)」は1972年に「赤い風船」として開業、2017年にリニューアルし、長年に渡って上大岡の人々に親しまれているアミューズメント施設。エリア最大級のクレーンゲーム専門店、ボウリングやバッティングセンター、さらに近年注目されるeスポーツ大会ができるデジタルカフェも入っています。

スーパーは、カミオに地元密着型の「ひまわり市場」、ミオカに「生鮮食品館 富士ガーデン」があるほか、近隣に「オーケー 上大岡店」「業務スーパー 上大岡店」「ヨークフーズ 上大岡店」もあり、選択肢が豊富。100円ショップは駅前に「キャンドゥ(Can Do) 上大岡店」、ミオカに「セリア(Seria)上大岡店」、アカフーパークに「ダイソー(DAISO)上大岡店」と、代表的なお店を網羅しています。

チェーン店だけじゃない。上大岡にしかない魅力的な飲食店もあり

アバロンコーヒー(ABALLON COFFEE)
※提供:ABALLON COFFEE

チェーンの飲食店にはこと欠かない上大岡ですが、ここにしかない魅力的なお店もたくさん。アカフーパークのエントランスに店を構える「アバロンコーヒー(ABALLON COFFEE)」は、ハンドドリップのコーヒーとサンドイッチが人気のカフェ。朝8時から営業しているので、朝食をとってから出勤するビジネスマンや、愛犬の散歩ついでにテラス席で休憩する地元の人でにぎわいます。

アバロンコーヒー(ABALLON COFFEE)の外観
※提供:ABALLON COFFEE
フォレスタリア(FORESTARIA)
※提供:FORESTARIA

大岡川沿いには、こんな素敵なレストランも!「フォレスタリア(FORESTARIA)」は、2017年にオープンしたイタリアン。“きのこが主役”というコンセプトで「マッシュルームのラグーソーススパゲッティーニ」など、きのこを使ったメニューが人気です。店内はとてもおしゃれでテラス席もありペット同伴も可能。“女子会やママ会といえばここ”という声も聞かれます。

【3】本格的な音楽ホールのある文化センターは駅直結

港南区民文化センター「ひまわりの郷」
※提供:ひまわりの郷

上大岡駅直結の「ゆめおおおか」4階にあるのが、港南区民文化センター「ひまわりの郷」。約400席の音楽ホールやギャラリー、会議室などがあり、ひまわりの郷主催のコンサートや展示会のほか市民の文化活動発表会の場としても使われています。

ひまわりの郷の音楽ホール
※提供:ひまわりの郷

【4】駅の西側は平坦な道が続き、大岡川沿いの散歩も楽しめる

歩道のある生活道路で、徒歩での移動もスムーズです。

駅の東側は坂の多い上大岡ですが、西から南にかけては平坦な土地が続きます。鎌倉街道を1本脇に入った道は、歩道のある生活道路で、徒歩での移動もスムーズです。

春は大岡川プロムナードでお花見散歩が楽しめる

大岡川プロムナード
※提供:PIXTA

駅前の鎌倉街道を渡り、数分歩くと川が現れます。こちらはかつて捺染工場で栄えた大岡川。現在は「大岡川プロムナード」として整備されており、散歩に最適。特に桜の季節はお花見スポットとして、多くの人が散歩を楽しんでいます。

【5】上大岡インタビュー:この街に惹かれて2019年にオープン。これからの発展がますます楽しみです

ラビソル(Lavisol)

上大岡を代表する商業施設、ミオカは駅側だけでなく、大岡川方面にもいくつか店が軒を連ねています。そのうちの1つがヘアサロン「ラビソル(Lavisol)」です。東京の表参道でキャリアをスタートし、“自分の店を持つなら上大岡”と決めていたというオーナースタイリストの高橋秀和さんと、妻でアイリストの高橋彩香さん。おふたりに出店の決め手など、上大岡の魅力についてお話を伺いました。

──素敵なヘアサロンですね。オープンまでの道のりを教えてください。

高橋秀和さん(以下、敬称略):
最初は都内の美容室に勤めていたのですが、将来は独立したいと思っていて。それで上大岡にある大規模サロンに移ってきました。地元が金沢八景なのですが、自分の店を出すなら上大岡と決めていましたね。その店で店長まで務め、2019年にこの店をオープンしました。

――お店に来られるのは、どのようなお客様が多いですか?

高橋秀和:
ありがたいことに、ファミリーでいらっしゃるお客様が多いです。最初に奥様がいらっしゃって、お子様を連れてきてくださり、最終的には旦那様も、というパターンや、その逆パターンもあります。30〜40代で僕らと同世代の家族が多いのは、親近感を持っていただいているのが理由かなと思います。ほかのスタッフも子供好きが多いので、週末はワイワイにぎやかに営業しています。

ラビソル(Lavisol)はファミリーでいらっしゃるお客様が多い。

――どうして自分の店を持つなら上大岡と思ったのでしょうか。

高橋秀和:
それはやはり将来性があると思ったからです。再開発で2010年にミオカができてから、街が目に見えて変わってきました。さらにもう1つ、高層ビルが建つ予定と聞いているので人口も増えるだろうし、街と共に自分の店も成長していけたらいいなと思っています。

――お客様と上大岡について話どんなお話をされますか?

高橋秀和:
上大岡に引っ越してくる方って、元々都内に住んでいた人が多いんですよ。そのせいなのか、みなさん「上大岡は安い」といいます。

――それは物価のことですか?

高橋秀和:
物価ではなくて物件ですね。都内に暮らしていた人たちが結婚して、家を買おうと調べたときに、上大岡の条件の良さに気づくのだそうです。横浜は坂が多い街ですが、上大岡は平坦なので、それも人気のひとつかなと思っています。

ラビソル(Lavisol)の店内

――高橋さんご家族も上大岡にお住まいとのことですが、住み心地はいかがですか?

高橋秀和:
とにかく便利ですね。必要なものは何でも揃いますし、居酒屋や飲食店も多い。お店があるミオカには映画館があるので、思い立ったらすぐにいけるのもいいですね。

高橋彩香さん:
スーパーもデパートも揃っているので上大岡ですべてがこと足りてしまうのですが、いざ出掛けるときも電車もバスもあって移動しやすいですし、車でも便利です。「横浜ベイサイドマリーナ」や「MARK IS みなとみらい」が近いので、休日はよく遊びに行きます。
子育てもしやすいと思いますよ。気取らない土地柄ですし、習い事スクールも充実していて、子供ものびのび過ごしていて、上大岡に住んでよかったなと日々感じています。

ラビソル(Lavisol)の外観

<取材協力>
Lavisol
横浜市港南区上大岡西1-18-5 mioka108

【6】利便性と将来性を考えるなら、早めに引っ越しておきたい街

駅前の便利さや都心へのアクセスの良さはいうまでもなく、広い範囲で生活が楽しめそうな上大岡。再開発が進み、これからますます発展していくことが見込まれるこの街で、長く暮らすことを考えてみるのもいいかもしれません。

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<取材・執筆>

橘川麻実

千葉県の北西エリア出身。東京の東〜南エリア、神奈川の西〜海側が守備範囲。「情報は足で稼ぐ」をモットーに、リアルな街の今をお伝えします。

※2022年8月に取材しました。

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