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改札を出ると笑顔で駆け出す子どもたちと、それを笑顔で追いかける大人たち。
待ち合わせ場所で巡り合うと、手を取って映画館に向かうカップル。
まるでテーマパークを訪れたかのように老若男女がはしゃぐこの街は「港北ニュータウン」。
「でっかい……」
「広い……」
「すごい……」
私も今回初めてこの街を歩きながら、終始驚きの言葉が止まりませんでした。
しかし、徐々に違った街の魅力を知ることに。
駅名:横浜市営地下鉄「センター北」
ランドマーク:モザイクモール港北
港北ニュータウンは、横浜市の急激な人口増加に伴って開発されたエリア。長期にわたる開発期間を経て、1996年に最後の区画整理が完了しました。
横浜市営地下鉄のセンター北駅を降りるといきなり視界に飛び込んでくるのは、大観覧車が回る「モザイクモール港北」。
他にも「プレミアヨコハマ」や「ショッピングタウンあいたい」、「ノースポート・モール」など、大型のショッピング施設がたくさんあり、まさに買い物天国。
個性溢れる施設に個性的な店舗が集まり、どの施設も駅から歩ける好立地。
港北ニュータウンは、さながら横浜の街をギュッとコンパクトにしたような街です。
商業施設の奥に目をやると、その先にたくさんの高層マンションが見えます。商業施設と高層マンションが駅周辺に密集しているため、通勤・通学・買い物の負担が最小限です。生活にストレスを感じない、利便性の高さがこの街の魅力。
整然としたうつくしい町並みはまさに未来都市。
夕方になると買い物袋をさげた親子が家路を急ぎます。
駅周辺を離れて北の方に歩くと、雰囲気が少しずつ変わり、太い道路に面して戸建ての住宅地が広がります。
住宅地周辺には公園も豊富で、子どもを遊ばせる場所には事欠きません。
中でも「牛久保東さくらんぼ公園」「徳生公園」の2つは、周辺住民の憩いの場になっています。
また街のあちこちには、牧歌的な癒やしを感じさせる畑や純和風の住宅といったスポットが。
港北ニュータウン随一の歴史スポット「大塚・歳勝土遺跡公園」があるのもこの辺り。
弥生時代の暮らしを体感できる他、敷地が広く、子どもたちの遊び場としても住民に愛されています。
弥生時代の遺跡から、駅周辺のノースポート・モールの景観を眺めるのは、過去と現在を行き交うような、なんとも不思議な体験。新しいものと古いものを両方肯定する、この街の魅力を垣間見た気がしました。
たくさん歩いた後は、駅から徒歩5分足らずの場所にある「カフェサロンソンジン」で休憩。
今回はお店自慢のコーヒーとホットケーキをいただきながら店主の松井さんにお話をお聞きしました。(※以下、「」内は松井さんのセリフです)
――松井さんはどのような経緯でこちらでお店を始めたんですか?
「この店はうちの親父が16年前に勤めていた会社を早期退職して始めました。以前は実家があざみ野の方にありましたが、店を出すのと同じくらいのタイミングで実家も住み変えをして、今は店の近所にあります。」
――以前と今とでこの辺りはどんな風に変わりましたか?
「店を出した当時、駅前には『モザイクモール』と『ショッピングタウンあいたい』くらいしかなかったと思います。今ほど人は多くなかったので、お客さんも少なくて『大丈夫か……?』という感じでした。今ではおかげさまでお客様も増えて、客層も若い方が増えたと思います。」
――港北ニュータウンの魅力ってどんなところでしょうか?
「買い物には困らないし、緑も多いし、道も広いし、町並みも綺麗だし。とにかく住むにはもってこいの環境だと思います。比較的新しい街なので、これから家族で住み替えを考えている人たちにはオススメです。」
「刺激」も「便利」も「癒やし」も、すべてをあきらめられない人に
駅に降り立った瞬間、思わずはしゃいでしまうほどワクワクする未来都市「港北ニュータウン」。
1日町を歩いてみて気づいたことは、「駅周辺の利便性が生活に潤いを与え、センスの良い個人店が心に潤いを与えてくれる街」だということ。また、公園・遺跡・自然といった、癒やしスポットが豊富なことも暮らしに彩りを与えるはずです。
「ワクワクするような刺激」と「利便性や癒やしといった住みやすさ」、その両方をあきらめられないというあなたは、ぜひ一度この街を訪れてみてはいかがでしょうか。