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イングリッシュガーデンは、まだ夢の途中

英国の伝統が薫るチューダースタイルの佇まいに美しく映えるバラの庭。優雅な彩りと香りに心奪われます。バラを育てはじめてまだ3年半というご夫妻は、街の方たちからの「この道を散歩コースに加えました」「通るたびに癒されます」といった声を励みに、日々庭づくりにはげんでいます。年を追うごとに季節ごとに違う味わいを見せ、完成しないのが庭づくり。植物たちにつきることのない情熱と愛情を注いでいます。

バラの美しさと奥深さに魅せられて

英国チューダースタイルの外観を華やかに縁取るバラは、全部で45株。1株1株が大きく育っています。アーチやパーゴラでリズムをつけ、手前に鉢物を並べて奥行きを優雅に演出。地域の花仲間とともにオープンガーデンも行っているのだとか。

「囲んだ楽園」を意識して、最初に仕立てたバラの生垣

3年半前に「garden」の語源が「囲んだ楽園」を意味する言葉にあると知り、通りに対してひらけた芝の庭から方向転換。 まずカーポート前をアイアンのフェンスで囲み、つるバラを絡ませたそう。初夏には見事な「バラの垣根」が楽しめます。

美しいバラとハーブの連なり。訪れる人を優しく癒すレンガのアプローチ

門から家までのアプローチも華やか。レンガ造りの門柱にあるつるバラのアーチを抜けると、レンガの道に沿って色とりどりのバラが咲き誇ります。 隣との境のアイアンフェンスには、見上げるほどの高さいっぱいにつるバラが。株元には、デルフィニュームやハーブが植わり、美しい立体感を見せています。

優雅なバラの壁をつくるのは、「ブラン・ピエルド・ロンサール」。うつむき加減に咲く姿は、まるで来訪者に挨拶をしているよう。株元には、デルフィニューム、ギガンチウム、ジギタリスなどの花々のほか、ラムズイヤー、チャイブなどのハーブが。白、ピンク、紫でまとめた配色がロマンチックです。

窓の前のエレガントな彩り。コッツウォルズの石でつくった花壇

建物の縁取り方も素敵。白いトリムのある大きな窓の前には、ご主人がつくった花壇があります。 優しい蜂蜜色のコッツウォルズが風合い豊か。 シックな色合いのバラで優雅な雰囲気を演出しています。

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