当社では、賃貸マンションの原状回復工事において、再営業へ向けた期間短縮やコストダウン等に役立つ商品や工法を日々研究しております。
今回は、その中でも交換回数を減らすことを目的に、主に浴室鏡のクリーニングに採用している『ウロコクリーナー』についてご紹介いたします。
「ウロコ汚れ」とは、水に含まれるカルシウム等が乾燥して堆積したものの上に、石けんや皮脂汚れが固まった頑固な汚れです。魚の鱗のように見えることから、通称「ウロコ汚れ」と呼ばれており、固くこびりついているため、一般的な洗剤ではキレイにすることはできません。
特に浴室の鏡に付着していると、内覧時の印象に大きく影響を及ぼす場合もあります。そこで当社では、「ウロコクリーナー」と呼ばれる専用クリーナーとパッドを利用したクリーニング工法を採用し、ガラス面を傷つけることなく、ウロコ汚れを除去しています。これにより、原状回復時に頻度が高かった「浴室鏡」の交換費用を抑制することができ、細やかながら賃貸事業の安定化へとつなげています。