「三井の賃貸」プロの現場。 | デジタルサイネージ|マンション共用部におけるデジタルサイネージの活用

マンションには入居者の皆さまの快適な暮らしを確保するため、様々なルールがあり、定期的なお知らせや多くの共有事項があります。
今回は、掲示板に替わる”デジタルサイネージ”をテーマにご紹介いたします。

1.デジタルサイネージとは
表示や通信にデジタル技術を用いて、映像・文字など表示・投影する設備の総称をさします。
情報発信や広告を目的としているので媒体とも言えます。
商業施設・駅・電車内・病院・店頭など様々な場所に設置されており社会に広く普及しています。
当社の管理物件においても徐々に広がりを見せています。

2.設置のメリット
1)多くの情報を掲示する場合、印刷物と比較して省スペースで展開可能
2)画像や動画の挿入により情報量が多く、印刷物よりも情報が伝わりやすい
3)ネットワーク通信を利用した設備の場合、データの更新は遠隔地からでも瞬時に可能
 (外付けの記録媒体のみ対応の設備は現地へ行く必要があり)
4)掲示物に劣化が起きない

3.設置場所について
エントランスホール、エレベーターホール、エレベータカゴ内等スペースと電源さえあれば設置場所を選びませんが、一般的には生活動線上に設置すると告知効果がより高くなるでしょう。
ただし、壁付けする仕様であれば、穴あけ加工が可能な場所に限られます。

4.費用について
1)導入時の初期費用概算
 0~約100.000円 ※1
2)ランニングコストの概算
 ・電気代 月額数百円程度
 ・サービス利用料数・通信費 月額0~10.000円 ※2
3)その他の概算費用
 ・設置の際に工事が必要な場合、別途費用が発生する可能性もあります。
 ・コンテンツ作成を依頼する場合、作成費用がかかります。
 ・上記の月額利用に保守費用が含まれていない場合に限り、保守・メンテナンス費用が別途発生します。

※.1 賃貸マンションを想定したモニターサイズ・照度の場合
※.2 広告を入れずにオリジナルコンテンツのみ表示するタイプでは、コンテンツを管理するためのクラウド使用料

上記の通り、メリットは多く付加価値としての魅力は充分だと言えます。ですが導入コストが高いものや宣伝が中心のものなど様々です。ご自身のマンションへの導入にあたり最適なモノは何か、また費用対効果はどうなのかという観点から、オーナー様とご一緒に検討をさせていただいております。
今後もデジタルサイネージの市場は拡大し、取り扱う業者やプランなどは拡充していくことが予想されます。当社ではそうした動向をつかみ、研究・検討を続けております。入居者様には快適な暮らしを、オーナー様にはニーズに沿った製品・プラン・サービスの提供に努めております。ご用命の際は以下問合せフォームより、お気軽にお問合せください。

以上

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