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結露とは、湿気を含んだ暖かい空気が冷たい壁・天井・サッシなどに触れて冷やされ、そこに水滴が付着する現象をいいます。
これは、グラスに冷たい飲み物を注ぐと外側に水滴が付くのと同じ原理です、マンションは特に気密性が高いため、結露が発生しやすくなります。 加えて、建物の躯体コンクリートには水分が含まれています。
この水分が抜けるまでの竣工後1~2年は湿気が多く、結露によるカビが発生しやすいので、この間は十分な換気を心がけましょう。
結露をそのままにしておくと
結露によって発生した水滴をそのままにしておくと、次のような弊害が生じます。
以上のようなことは、どれも住まいの耐用年数を縮めることにつながり、それが原因となって住宅の価値を低減することにもなりかねません。
カビの発生は、このように住まいの美観を損ねるだけでなく、アレルギー性疾患の原因になるなど健康にも大きな影響を及ぼす恐れがあります。
水蒸気の発生を抑える
空気中の水蒸気を目で見ることはできませんが、実際は住まいの中のさまざまな物から驚くほど多く水蒸気が発生しています。
炊事や入浴の時はもちろん、人間の体や息からも水蒸気は発生し、ちょっとした作業をするだけでも1時間に45~60ccもの水蒸気が発生します。
結露を防ぐためには、まず水蒸気の発生をできるだけ抑えることです。
室内で乾かす場合は、浴室換気乾燥機を利用するか、洗面室で換気扇を回しながら行ってください。
室内の換気や風通しをよくすることは、結露を防ぐ最も手っとり早く効果的な方法です。
室温が高すぎると、室内の空気は水蒸気をたくさん含むことになります。住まい全体を暖め、極端に寒いところをなくすようにしましょう。