家族が憩うガーデンリビングの家

クリームイエローの外壁が印象的なH様邸。南欧風の外観を緑鮮やかな植栽が彩る。天気のいい日には庭に出て、家族でブランチ。ガーデンリビングが幸せなひとときを過ごす場に。一方、室内のインテリアはシックでクラシカルなイメージにコーディネート。吹き抜けのリビングを中心に庭の景観と陽光を大きく取り込むことで、落ち着きとともにのびやかな開放感を味わえる。

エクステリア

ガーデンテラスは、家族のくつろぎの場所。建物のテイストに合わせてテラコッタ風のタイルを敷き詰めた。リビングからもダイニングからもアクセスできるので、気軽に外でブランチやティータイムが楽しめる。敷地の境界には、シラカシの生垣がある。常緑樹のシラカシは、低い位置からまんべんなく葉が茂るので、目隠しにちょうどいい。植栽には、ヤマボウシやモミジなど紅葉するもの、オリーブやユズ、キンカンなど実のなるものなどを選んだ。日当たり、風通しのいいガーデンが、住まいに開放的な雰囲気をもたらしている。

インテリア

吹き抜けが広がるリビングでは、中庭に向けて開口部を大きく確保。日差しとともに庭の眺めを取り込んでおり、室内に居ながらにして緑を身近に感じることができる。開放的なリビングに隣接するダイニングには、オーダーの食器棚を壁面に造り付けた。シンメトリーの配置がマホガニーのフローリングとともに空間にどっしりとした落ち着きを与えている。一方、キッチンは明るいイメージに。白いキッチンセットにライトブルーの壁紙を組み合わせ、さわやかな印象にまとめた。ダイニング横の和室は縁なし畳と壁紙でジャパニーズモダンに。また階段下の空間は収納とご主人の書斎に活用。リビングは常に美しく保ちたいとのご要望から、お子様の遊び道具や本などはすぐに片付けられるようにリビング収納を設けた。

エピソード

以前は都市部のマンション住まいだったというH様ご夫妻。落ち着いた環境で育児をしたいという思いから家づくりに取り組むことに。一戸建てならではのアウトドアリビングという要望も当初からあったという。「温かみのある南欧風の外観」、「クラシカルなインテリア」といったキーワードをもとに、設備機器などを吟味しながら全体のデザインを整えていった。「いっぱい迷いました。でもそのたびに三井ホームさんはじっくり対応してくれてありがたかった。最終的に納得できるプランへと導いてくださいましたね」と奥様。

VOICE

「この家を建てるまで園芸にはそれほど詳しくなかったので、庭木には手入れが比較的楽で丈夫な樹種を選んで、生活の負担にならないようにしました」と奥様。しかし、毎日、庭を眺めてお子様と水やりするなど庭木と接するうちに、ご自分で好みの苗を取り寄せて植えたり、木についた虫なども取り除けるようになっていったという。木々の様子は気候や季節に応じて日々変わる。「今では庭が季節を教えてきくれますね」と、お気に入りのご様子。一方、ご主人はインテリアの仕上がりに「イメージ通り」と大満足。ご友人を招いてのホームパーティーもしばしば楽しんでいる。

記事を探す

読んで発見
すまいのヒント

読んで楽しい
くらしのコラム