洗練されたモダンスタイルの家

白い外壁と木、石、ガラスで構成したナチュラルで美しい外観にバーチカルウォールを組み合わせた、確かな存在感が漂うS様邸。室内はホワイト調の床材やガラス、タイルなどを用いて、明るい雰囲気に。開放的なモダンスタイルの住まいとなった。

エクステリア

ゆとりある敷地を生かし、前面道路から繋がる敷地内に来客用のオープンな駐車スペースを確保。「道路側に向けて圧迫感を与えたくない」というS様の意向を受けて、駐車スペースにあえて塀は設けず、開放的に。道路から、住居までの距離をとることで生活空間には交通騒音が届きにくくなった。駐車スペースに隣接して車庫も設置。車庫と建物は白壁の一部に木を用い、すっきりとしたナチュラルモダンのデザインに。一方、建物の中央部にはシンボルとなるバーチカルウォールを設置し、門まわりはタイルで仕上げた。外観に硬質な素材を加えることで、重厚な印象も生み出している。門をくぐると芝生の庭が広がる。リビングの外にはテラスも設けられた。

インテリア

室内は白いフローリングと白壁で明るい雰囲気にまとめられている。敷地の南側には3階建ての集合住宅があるため、室内から視界に入らないような位置にリビングを配置。集合住宅を避けて日差しを取り込むため、リビングの上部は吹き抜けにして高窓を設けた。窓の外には庭へ続くテラスを用意。庭には屋外用のパラソルやチェア、テーブルを置いて、アウトドアリビングとして楽しんでいる。1階はこのリビングを中心に、玄関ホール、キッチン、ダイニングがオープンに連続。庭に向けて大きな開口部を配置しているので、常に庭を眺めながら暮らすことができる。パーティションや吹き抜けまわりの手すりの素材には、ガラスとアイアンのフレームを採用。また、階段の背景となる壁はあたたかみのある色合いの石で仕上げた。ガラスやアイアンなどの硬質な素材を活用して、白い空間をシャープに引き締めている。

エピソード

家づくりにあたっては、3年近くかけて依頼先をじっくりと検討。そのうえでS様ご夫妻が三井ホームに決めた理由のひとつは、オリジナリティあるデザイン。「モデルハウスを見て部材のディテールの細かさ、空間の豊かさに好感を持ちました」とご主人。打ち合わせの中では、設計面やインテリアにおける提案力に信頼感をおぼえたという。「いろいろイメージはあっても、私たちが言葉にできない部分もありました。そういったところを設計担当の方やインテリアコーディネーターさんがよくくみ取ってくれたと思います。プロの提案は本当に頼りになりました」。

VOICE

家事動線や収納計画、キッチンプランなどは奥様がこだわった部分だ。「やはり普段、家事の多くを担当するのは私なので」と奥様。特に満足しているのは、キッチンに隣接したキッズスペース。おもちゃや絵本なども置かれており、食事の支度をしながら、お子様の様子を見ることができる。
「キッチンからは1階全体を見渡すことができます。視界が広くて気持ちよく家事に取り組めます」(奥様)。ご主人は全館空調システム「スマートブリーズ」の快適さを実感。「夏も冬もこの広い室内がいつも快適な状態なんです。どの部屋にいっても温度差がないのがいい。帰宅すると、心身ともにリラックスしますね」。

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