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心もすっきり、ランドリーDay。

「がんばらない」と「ステキでいたい」を両立できるエアリーな暮らしのコツ

家族も友人も、みんなが気兼ねなくくつろげる家は、どんな家でしょうか。「THE AIRY LIFE」は、「がんばらない」と「ステキでいたい」を両立する、暮らしのコツをご紹介していきます。
やわらかな春の日差しが心地いい季節。明るい光が部屋いっぱいに広がる日は洗濯にうってつけ。日の短い冬には洗えなかった子どもたち愛用のぬいぐるみや、家族のスニーカーなどもランドリールームに集めて、洗濯ざんまいを楽しみませんか。おもてなしの達人であるフードコーディネーター・スタイリストの黒田祐佳さんが教えてくださったのは、気分も上がる楽しい洗濯術。黒田さんおすすめの洗剤や特製リネンウォーターのレシピなど、すぐに真似したくなるアイデアばかりです。

洗剤は、使って気持ちのいいものを。

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やわらかな春の光に満ちた、開放的で清潔感あふれるルーカスのランドリールーム。「春の明るい日差しを浴びると、窓を大きく開けて家中のものを洗濯したくなりますね」と黒田さん。「洋服もぬいぐるみもスニーカーも、冬の間はなかなか洗えなかったものを一気に洗って、すっきりリフレッシュしましょう」。それなら洗濯の時間をまるごと楽しみたいですね。「お菓子や飲み物、絵本におもちゃも持ち込んで、子どもたちも一緒にランドリールームで過ごすのはいかがでしょう?ティーブレイクを入れながら陽だまりの中で洗濯ざんまい。新鮮で心豊かな“ランドリーDay” です」。

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とはいえ、洗濯は相応に手間もかかるもの。気分が上がる秘訣などありますか?
「洗濯は毎日のことなので、できるだけ上機嫌にこなしたいですね。洗剤のパッケージが素敵だったり、香りが好みだったりすると、それだけでちょっと楽しくなります」「子どもの肌にも地球にもやさしいエコロジカルな洗剤もおすすめです。毎日使うものだからこそ、安心感があるのはうれしいですよね」。

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「私のぬいぐるみは私が干したい!」

意外に汚れが気になるのがぬいぐるみ。洗いたくても「いやだ!」と手放してくれないことも。「子どもたちにとって、毎日抱えて一緒に過ごすぬいぐるみは、相談相手にもなってくれる無二の親友。ランドリールームで一緒に洗濯を見守って、キレイになったぬいぐるみを自分で干してもらうのもいいですね。洗濯バサミではさむのは案外楽しく、好きな子も多いと思います。指先を使う練習にもなりますよ」。

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好きな香りのリネンウォーターを、アイロンがけに。

「アイロン前にリネンウォーターを吹きかけると、アイロンがぴしっと気持ちよくかかって、エッセンシャルオイルがふわりと香り立ちます。シャツに吹きかけると長くほのかに、ハンカチにかけると取り出すたびに、やさしい香りが楽しめます。ベッドリネンやピローケースのアイロンがけに使えばリラックスして眠れそうですよね」。柔軟剤とはまたちがう、ナチュラルで穏やかな香りはなんとも心地よくて、ちょっと贅沢な気分にも。アイロンがけが好きになりそうです。
「パッケージのおしゃれなリネンウォーターがたくさんあるので買ってみるのもいいですし、とても簡単に作れるので、お好きなエッセンシャルオイルを使って自作するのもおすすめです」。それはぜひ作ってみたいですね。「オイル自体に濃いめの色がついているものはシミになることがあるので、色の薄いオイルを選んでください」。

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リネンウォーター


材料
エッセンシャルオイル   20滴
無水エタノール       40ml
製水           180ml


(1)無水エタノールにエッセンシャルオイルを加えて混ぜる。
(2)1に精製水を混ぜる。
(3)霧吹きなどに移す。

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「THE AIRY LIFE」の達人
黒田祐佳 YUKA KURODA

フードコーディネーター、スタイリスト。「ル•コルドンブルー東京校」「リッツ•エスコフィエ•パリ」にてフランス料理•菓子•パンを学ぶ。レストランやカフェなどのオープニング企画やメニュー開発を手がけるほか、TV番組や雑誌におけるフードコーディネートや料理教室など、多岐にわたり活動。

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