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うちの自慢の子ども部屋 | ふんわりやわらか♪女の子ならではのフレンチガーリーROOM

子どもが小さいうちは、遊び心満載の部屋を作ってあげたい!

注文住宅に住む分野家は、建具や家具などを大工さんと相談しながら建てたこだわりの一軒家。子ども部屋のある2階はただの白い箱状態にし、お子さんたちが部屋をほしがる年頃になったらセルフリフォームする計画を立てたそう。
「昔から小物やアクセサリーをハンドメイドしていたので物作りは好きでした。ただ、家の中となると規模が大きいので、最初はちゃんとできるか不安もありましたが『失敗しても何とかなる!』と自分に言い聞かせて壁紙を貼ってみたんです。そうしたら、意外にキレイにできて!そこから床を張り替えたり、リメイクしたり、ペイントしたり、DIYならあまりお金をかけずに自分好みのものが作れるので、一気にハマりました」
お兄ちゃん(小2)のお部屋。実はこの部屋、リフォーム業者が主催するセルフリフォーム選手権(2017年開催)で見事グランプリを獲得されています! 「『冒険家の秘密基地』というテーマで、息子の部屋を作りました。もとは、白い箱状態の空間でしたが、天井を含めて壁紙をすべて貼り替え、床も替え、ティピーテントを手作りし、天体望遠鏡もリメイク。選手権へのエントリーが決まってからの2か月間、お部屋作りに没頭しました」 ノスタルジックでスチームパンクな演出は、まさに好奇心旺盛な男の子のお部屋ですね。
「これが娘たちの部屋です。テーマは『フレンチガーリー』。ペールトーンを基調に、海外のパティスリーのような、女の子ならではのかわいらしい雰囲気を意識しました」
「遊ぶだけの部屋ではなく姉妹でリラックスできるよう、お昼寝スペースも作りました。インテリアショップで、たまたま部屋の雰囲気に合うキャノピー(天蓋)を発見し即買いしました」

憧れだった壁紙・悩んでいた収納スペースもDIYで解決!

女の子たちのお部屋でママ一番のお気に入りは、ウィリアム・モリスの『デイジー』という、ひなぎくがデザインされた壁紙。 「旅行で『金沢モリス教会』に行ったのがきっかけでモリスのデザインが好きになり、中でも『デイジー』は私の大のお気に入りの壁紙です。将来、自分に子どもが生まれたら、我が子の部屋の壁紙は絶対コレ!ってずっと決めていたんです」
「ドールハウスの壁紙も『デイジー』を貼ってリフォームしたんです」と嬉しそうなママ。
子どもたちが大きくなるにつれ悩みがちな、収納の工夫を聞いてみました。 「クローゼットがないので、部屋の1/4ほど床を一部底上げして、床下収納を作りました。ホームセンターで板を準備し、部屋のイメージに合うようペイント。大きいテーブルを作る感覚で組み立て、目隠しのカーテンを付けました。空いた時間に少しずつ進めて約1週間ででき上がりましたよ」
「床の一部を底上げしたことで、自然とここが2人の遊び場になりました。登ったり、降りたりの段差も楽しいみたいです」

子どもの遊び心をくすぐりつつ、テーマに合った素材や色選びを!

このパーテーションもママの手作り。 「お昼寝スペースもあるため、パーテーションを作ることにしました。長女がごっこ遊びをするようになったこともあり、せっかく作るならひと工夫したいと思ったんです。ペイントはもちろん装飾をしたり入り口や窓をつけたり、ごっこ遊びもできるパーテーションに仕上げました」
DIYの創作のヒントについてうかがうと 「『Pinterest』(国内外の画像が収集されているソーシャルメディア)で、海外の子ども部屋を検索して、私好みのお部屋の雰囲気やインテリアを保存。DIYするときのアイデアのヒントに使っています
カラーボックスもママの手にかかれば、シャビーシックな家具に早変わり。目隠し扉はホームセンターで手に入る板に、100均のフォトフレームで立体感をプラス。形の異なるアンティーク調の取っ手もおしゃれですね。

部屋のコーデのポイントは色。うちはペイントして統一しています

お部屋のこだわりはまだまだ!分野家は、おもちゃもお部屋の印象に合うようペイントしているとか。 「ドールハウスはもともと、壁の一部がクリーム色で赤い屋根だったと思います。おもちゃやお菓子入れも、この部屋に置くと浮いてしまうので塗っちゃいます!」
「これはもともと、ヨットがついたモビールだったんですが、より女の子風にしたかったので、ペガサスと星のパーツを買ってリメイクしました」
「単調になりがちな窓には、ステンドグラスをアクセントに。セピア色で柔らかいイメージのドライフラワーも気に入っています」
ナチュラルウッド調の木馬も白くペイント。実は床も木目調でしたが、お部屋のトーンに合わせて白のフロアクッションに!春のやわらかい日差しが入る明るい女の子部屋は、心がほっこりする優しい雰囲気に包まれています。 ソーシャルメディアからDIYの創作のヒントを収集し、子どもたちの目線に立って自ら作る。ほっこりする分野家の子ども部屋は、ママのアイデアと愛情がつまったこだわりの空間でした。

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