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うちの自慢の子ども部屋 | 女の子らしさに個性をプラス!“かわいい”がつまったガールズインテリア

子どもの「好き」を尊重したお部屋づくりが何より大事

3姉妹それぞれが自分の部屋を持つ小田桐家(写真は三女の部屋)。年齢も趣味も異なる子どもたちのリクエストを聞きながら、3つの部屋のインテリアを考えるのはハードルが高そうですが、どのように調整を取られたのでしょう。

「物件が決まったとき最初に子ども達にゆだねたのが、アクセントクロスを選ばせることでした」

「長女は木のモチーフが描かれたもの、次女はラベンダー、三女は水色。壁の1面を好きな柄やカラーにすることで、3人の個性を活かしつつ、手軽にお部屋の雰囲気をおしゃれにできました」

「まだまだ飽きやすい年頃なので、家具はあえて長く使えるシンプルなものをチョイスしています」とママ。

学習机を選ぶとき、キャラクター仕様のものをおねだりされたものの、「机はシンプルにして、かわいい小物や雑貨で飾る方がよくない?」というママの提案に子ども達も納得。

「雑貨屋さんめぐりは娘たちも大好きで、サイズ感や色のトーンを確認し合いながら、一緒に小物選びを楽しんでいます」

お姉ちゃんのお部屋はアンティーク風家具で大人っぽく!憧れの出窓も

「一番上のお姉ちゃんのお部屋は、本人の希望でアンティーク風なコーディネートにしています。壁のディスプレイも自分が好きなものを飾っていますね」

「3つの子ども部屋の中でも、私のお気入りは長女が選んだこの壁紙。木のモチーフの柄と色合いのアクセントクロスがアンティークな雰囲気のお部屋にぴったりですよね」とママも大絶賛!

「照明は、マンションに住んでいたときにリビングで使っていたもののおさがり。私と同じで娘もアンティーク風なアイテムが好きみたいです」
優しい光を放つ照明は、お部屋の雰囲気にマッチしていますね。

「この部屋にだけ出窓があるんです。女の子だからか、出窓に憧れているみたいで。お姉ちゃんがいないとき下の二人でお部屋に入って、頬杖をつきながら出窓から外を眺めたりして、お姫様気分を楽しんでいるみたいです」

本が大好きな次女には「絵本の世界」をイメージしたお部屋づくりを

「次女はアクセントクロスにラベンダーを選びました。カーテンもトーンをそろえてピンクに。ベッドがふたつあるのは、3姉妹で使っていた3段ベッドの長女のもの。お友達がお泊まりにきたときに活躍しています」

「本が大好きな次女の部屋には本棚を備えました。下の子もここに本を選びにくるので、二人の背の高さに合うもので、部屋の雰囲気にマッチするよう色選びも慎重に行いました」

フラッグガーランドはママのお手製。色の濃淡や花柄をチョイスするセンスはさすが!“女の子のお部屋”感が増しますね。

レトロでアンティーク風の両面壁掛け時計は、まさに絵本の世界から飛び出してきたアイテムのよう。文字盤の色もアクセントクロスと相性抜群です!

工作好きな娘のために「作業デスク」を置いて遊べる空間を

「一番下の子は水色のアクセントクロスですね。上の2人とは違い寒色系なので、カーテンも爽やかな白ベースのものを選びました」

「下の子(三女)は、工作が好きなので作業机をお部屋に置きました。もともとは木目の模様が入った机だったのですが、部屋のイメージに合わないと思い白に塗り替えたんです」
娘さんへ「このお部屋でどこが好き?」と聞くと「白い机!」と即答。お子さんもお気に入りの場所になっています。

幼少期のハンガーラックだったものが、今はランドセルやバッグを掛けるラックに変身。
「大きくなってワンピースの裾が棚についてしまうようになっちゃって。S字フックを使ってバッグ掛けにしました」

「ウォールハンガーの高さも子どもの背の高さにあわせて取り付けました。洋服をかけなくても、お部屋のインテリアになりますよね」

「二女と三女は言い合いをすることもありますが、いつも二人で仲良くくっついてる」と嬉しそうなママ。
小田桐家の子ども部屋は、3姉妹それぞれが自分のパーソナルスペースを保ちつつ、お互いの部屋を自由に行き来できる共有スペースでもある。趣向の異なる3つの子ども部屋が仲良し姉妹の秘訣のようです。

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