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今のご自宅が、本当に愛犬や愛猫にとっていい環境になっているか自信がないという方も多いはず。「そもそも良い環境って?」「ペットオーナーができることは?」などの疑問をご自身も愛犬との暮らしにこだわっている、人気ドッグトレーナーの河内先生に教えてもらいました。
大好きな愛犬、チョコタンくんと暮らしはじめて8年という河内先生。
ドッグトレーナーさんがワンちゃんといっしょに出ているショーステージを見たのをきっかけに、「私もチョコタンといっしょにステージに上がりたい!」という思いで、なんと当時のお仕事を辞めて、ドッグトレーナーの学校へ通いはじめたそう。
たくさんのトレーニング実習や海外研修などを経験し、見事ドッグトレーナーの夢を叶えました。
現在はドッグオーナーさんのご自宅へ伺う出張トレーナーとして活躍している河内先生。
ご自身の会社名「Hope73」の由来も、チョコタンくんの血統書の名前「Hope」と、出会った日の7/3から名付けたのだとか。
チョコタンくんへの並々でないペット愛が伝わってきますね!
愛溢れんばかりの河内先生とチョコタンくん♡
河内先生は、とにかく愛犬を第一に想った暮らしをされているそう。
ご自身の結婚をきっかけに、現在引っ越しを考えているとのことですが、そのお家へのこだわりからもペットファーストの考え方が見えてきました。
こだわり① 愛犬の足腰に負担のない環境にする
「フローリングの床材は滑りにくいものにこだわりたいです。チョコタンはダックスなので、階段の上り下りはそもそもさせないようにしているのですが、今後新たな子を迎えたときのために、階段の段差の高さも犬に負担の少ないものにしたいと思っています」
こだわり② 外から直接入れる愛犬用の洗面所をつける
「チョコタンは海や川によく入るので、汚れて帰って来た場合、外で待たせておいて、まず自分の汚れを落とした後、次にお風呂場まで抱えてチョコタンを洗う手順なのでお互いにストレスでした。外から直接入れるスペースがあると便利そうなので、新しい家にはぜひつけたいです」
こだわり③ 愛犬が訓練できるようなスペースを用意する
「トレーニングスペースとしては、室内に1部屋と、芝生のお庭と、屋上の3箇所を用意したいです。例えば芝生だと色々な匂いがするため気が散りやすいのでトレーニングの難易度が上がる、屋上だと外を通る人や車が気にならないので集中しやすいなど、環境ごとにトレーニングの難易度も変わってくるので、自宅にもバリエーションができると嬉しいですね」
チョコタンくんは、河内先生とのトレーニングが楽しくて仕方ない様子でした♡
河内先生は、ペットと暮らすお宅をたくさん見てきたため、お部屋を見ればペットの問題行動の原因が見えてくるということも少なくないそう。
そんな河内先生に、ペットとの暮らしに関する疑問について教えてもらいました!
ペットリハウスで、ペットとのよりよい暮らしを手にいれたい! では、何から準備を始めればよいのでしょうか。
A. ペットにとっていい環境と、ペットリハウスで何ができるのか、まずは情報収集をしましょう。
「私もちょうどペットリハウスを考えているタイミングなので、実際にペットの住まいに詳しいコーディネーターさんのところに話を聞きにいって、ペットと暮らす家向けには、どのようなオプションがあるのかなどを調べています。お家に関してどのようなことができるか知った上で、ただそれが本当にペットにとって安全で、いい環境なのか、うちには必要なのかどうかをペットオーナーさん自身が見極めて、考えていくことが大切だと思っています」
ペットにとって1日のほとんどの時間を過ごす自宅。ペットリハウスをするときはどんなことに気をつけるべきなのでしょうか。
A. そのペットの特性によっても、いい環境は異なります。
■犬の場合
落ち着けるその子だけの場所を作ってあげること
「たとえば、犬はもとは狼で巣穴に住んでいた名残で狭いところを好む特性があるので、部屋の中に落ち着ける場所を用意してあげましょう。引っ越しをきっかけにケージやクレートをなしにした、という話もたまに聞きますが、個体差はあるものの一概に広ければ広いほどいいというわけではなく、狭いケージやクレートの方が落ち着けるという子もいるので引っ越し前からよく観察しておきましょう! その子の特性をしっかりと把握し、最適な環境を考えることは重要なことです」
■猫の場合
運動できる環境を整えてあげること
「猫は自由気ままで野生の部分を残している動物なので、退屈させない空間を作ることが大切です。たとえば導線を配慮した猫通路だったり、キャットウォークだったり、猫によっては、上下運動が好きな子もいればそうでない子もいます。その子がどうしてあげたら喜んで遊んでくれたり、運動してくれたりするのかをペットリハウス前からよく観察しておきましょう。 個々に合った最適な環境をペットリハウスによって実現させてあげると良いですね」
■犬・猫共通
フローリングの床材や階段の傾斜を考慮する
「また犬・猫ともに、フローリングはすべりやすい床材を避けたり、階段はゆるやかにしたりするなど、なるべくペットの体に負担のかからないつくりを心がけたいですね」
「犬、猫、それぞれの特性に合わせた環境づくりはもちろん、危険な行動をとってしまう子であれば、コードの差し込み口を届かない位置にしたり、運動量が多い子であればペット用のドアをつけてあげるなど、 個々に合わせた環境にしてあげることが大切です」
ペットといっしょに暮らしていると、いたずらなどのトラブルも起きるもの。ペットオーナーがしてあげられることはあるのか伺うと、先生は「ペットの前に人が変わることが大切」と教えてくれました。
「たとえば、棚に置いているティッシュで遊んでしまうという場合、ペットはどうしても楽しそうなものがあると気になってしまうので、ペットが悪いわけではないのです。だから、人がティッシュの置き場を棚の一段上に置いて手が届かないようにしてあげましょう。その他にも、キッチンを荒らしてしまうなら、キッチンに行けないように柵をつくってしまうなど、人が環境を変えてあげるだけで解決することは多いのです」
許可されたものでしか遊ばないお利口なチョコタンくん♪
「私がドッグトレーナーとして教えていることも、じつは犬を変えているわけではなく、人を変えているのです。人の意識や行動が変わることで、犬の行動をうまくコントロールできるようになります。しつけがうまくいかずに辛い思いをしているペットオーナーさんも意識が変わると、ペットのことを少しずつ可愛いと感じたり、いっしょに暮らすことを楽しく感じたりするようになるのです」
お互い見つめ合い、信頼し合っていることがわかる一枚ですね
「ペットのことを第一にという話をしてきましたが、たとえば、ペットの足腰の負担にならないように作られた滑らない床材にしているお宅は、人にとっても滑りづらく快適なように、ペットとペットオーナーさんがともに幸せになれるお家のつくりはたくさんあります。愛犬の体に何か起きてから『もしお家をこう変えてあげていたら…』などと後悔をしないためにも、無理のない範囲でできることはやってあげるのがいいと思います。大好きな愛犬・愛猫が健康で幸せそうに暮らしている姿を見るのは、やはりうれしいものです。思い切ってペットリハウスに挑戦してみたら、もっと楽しい暮らしになるかもしれませんね」
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