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— 強い思い入れや執着を手放すにはどうしたらよいですか?
執着や思い入れというのは「無くしたくない」「減らしたくない」「損したくない」という気持ちです。人は「減る」と、ちょっと怖くなるんですね。では、そこに執着しないためにはどうすればいいのかというと、ここに自分の「自信」が関係してきます。それが「わたしは、減っても大丈夫」というキーワード。もっと言えば「何があっても私は大丈夫」という自分への信頼が必要になります。とはいえ、減ること、手放すことは、悲しかったり、くやしかったり…。「ああ…悲しいなぁ」「ああ…悔しいなぁ」と、ぜひ口に出して、そのイヤな感じをじっくり感じてみてください。実はそれがイチバンの近道です。
— 困ったときや悩んだとき、人にうまく頼るにはどうしたらいいですか?
人に頼れない人は、自分の弱みを見せられない人。自分の弱みが見せられない人は、自分が弱くて、ダメで、頼りなくて、モノを知らない人だと知られたくない人、ですよね。だから、人に頼って相談するということは、自分の弱みをさらけ出すということでもあるので、ダメな人じゃないかと思われるのが怖くてなかなかできないわけです。大丈夫です。ひとは、誰かを助けたい、力になりたい、役に立ちたいイキモノです。あなたが相談を持ち掛けることは、実は人に「役に立つ喜び」を与えることになるんです。迷惑なんかじゃないです。頼らず一人で悩んでるなんて水臭い。役に立ちたくてうずうずしてるひとが周りにたくさんいますよ。是非頼ってみましょう。
— 親子間での会話のコツはありますか?
家族の数だけ、関係性があるので一言ではお伝えできないかもしれませんが。でも、一番大切なのは、自分の「キモチ」を伝えるということです。数字的なものや、「こうするべき」「こういうのが普通」という「常識論」や一般論ではなく、「わたしは、こう思う」という自分の考え、「こうなるとうれしい」という「キモチ」、そして、その奥にある「実は、こう思うんだ」「こういうのが不安」などの、ここでも「弱み」というとても柔らかい本音をきちんと伝えないと、ヘタすると「攻撃」「責め」になってしまいます。そして、伝えた後は、相手がどうするのか、どんな風に思うのか、という意見、つまり、お互いを尊重しながらお話する、ということですね。ああ、難しい(笑)。
— 周囲の目が気にならない方法はありますか?
周囲の目、というのは、実は「親の目」です。自分がこうする、ああしたい、というときに、「親」特に「母親」の気持ちや考えを無意識に優先している人が「周囲の目」が気になる人です。子供の頃に言われたことをいつまでも守っていて、それに反すること、つまり「自分の本心」に従って何かをやろうとした時に、怒られたり批判されたりするのではないか、と心配になるのが「周囲の目が気になる」ということ。これを機会に「親に」「母親に」何と言われようと「わたしは、こうしたい」「わたしは、こうする」という自分の気持ちを大切にする=自立、にチャレンジできるといいですね。方法、というと、たったひとつです。「母親に逆らう勇気をだす」ということですね。逆らうということは、親に怒られる、悲しませる勇気、でもあるわけです。
— 自分の気持ちに正直になるにはどうしたらよいですか?
自分の気持ちに正直になるには、まずは自分のキモチを知ることですね。自分のキモチって「好き」「キライ」「したい」「したくない」です。でも、この自分のキモチって、往々にして「世間の常識」からずれることが多いです。ここまでにも書きましたが、その「世間の常識」の多くは「親から教えられた常識」です。そこに背いてみることが、自分に正直に生きる第一歩です。親の教えに反することは「タブー」です。「それは、ダメでしょ」ということ。でも、そこに「わたしの、したい」があったりする。そう、親に逆らう勇気、タブーを犯す勇気、それが自分の気持ちに正直になる第一歩。逆らうことが目的ではなく「それでも、わたしは、こうしたい」損得や理論を無視した、それが「キモチ」ですね。