日本一長寿な家はどこにある?
意外と新しい実家が多いようですね。しかし日本には、自分の年齢より、両親の年齢より、祖父母の年齢より、ずっとずっと築年数が経っている古い建物が存在します。日本一長寿な物件をご紹介。古いものの良さを知ると、ますます家に愛着が湧きそうです。
日本一長寿な家
一般的には『箱木千年家』という名前で知られており、17世紀末にはすでに「千年家」と呼ばれていたことが文書に記されている。実際の建立は14世紀、室町期と考えられる。(現在の姿は復元整備されたもの)
兵庫県神戸市北区山田町衝原字道南1-4
兵庫県神戸市北区山田町衝原字道南1-4
日本一長寿な分譲マンション
四谷駅から5分ほどの住宅地にある、日本初の民間高級分譲マンション。築50年以上たった現在も、現役マンションとして住民たちを迎えている。立地の良さと、管理の良さ、時間がゆっくり流れているような空気感が人気の秘密。
東京都新宿区本塩町10
東京都新宿区本塩町10
日本一長寿な寺院
奈良県にある寺院で、596年に蘇我馬子が発願して創建された日本で最初の本格的お寺。現在は安居院(あんごいん)と呼ばれている。また講堂の中には、本尊飛鳥大仏が祀られている。609年に開眼し、年代がわかる現存の仏像では日本最古のものと言われている。
奈良県高市郡明日香村飛鳥682
奈良県高市郡明日香村飛鳥682
日本一長寿な旅館
景雲2年(705年)、藤原真人が狩猟の最中に温泉を発見。湯壺を造営して開湯したのがはじまりとされている。武田信玄や徳川家康の隠し湯としても利用された。世界最古の宿泊施設として、2011年にギネス認定を受けている。
山梨県南巨摩郡早川町湯島825西山温泉
山梨県南巨摩郡早川町湯島825西山温泉