住まいの必要資金
新築物件と中古物件の購入や、注文住宅やリフォームなど、それぞれの住まいごとに必要となる資金が異なります。あらかじめ必要資金を把握し、適切な資金計画を立てていきましょう。
新築物件を購入する
物件価格だけでなく、税金や管理費などのお金に注意が必要です。新築物件に必要な諸費用は、物件価格の
3〜5%が目安です。
初期費用
- 申込証拠金・手付金
- 物件価格に代替されますが、申し込みや契約の際に必要となります。
- 登記費用・印紙税/登録免許税などの税金
- 登記費用には司法書士報酬などが含まれます。印紙税は物件価格により異なります。
- ローン費用・保険料など
- 銀行や公庫から融資を受ける際に、保証料や保険料がかかります。
ランニング費用
- 固定資産税・都市計画税
- 税率は自治体ごとに異なります。年に1度の支払いが必要です。
- 管理費・修繕積立金
- マンションなどの共同住宅の場合、毎月支払う必要があります。修繕積立金は、10年・20年目に数十万円の一時金を支払う必要がある場合があります。
中古物件を購入する
中古物件には仲介手数料がかかるので、諸費用が新築よりも多くかかります。物件価格の5〜8%が目安です。
初期費用
- 申込証拠金・手付金
- 物件価格に代替されますが、申し込みや契約の際に必要となります。
- 登記費用・印紙税/登録免許税などの税金
- 登記費用には司法書士報酬などが含まれます。印紙税は物件価格により異なります。
- ローン費用・保険料など
- 銀行や公庫から融資を受ける際に、保証料や保険料がかかります。
- 仲介手数料
- 中古物件は不動産業者が仲介するのが一般的です。仲介物件の場合には仲介手数料がかかります。400万円以上の物件の場合は、「取引金額×3%+6万円」が上限です。
ランニング費用
- 固定資産税・都市計画税
- 税率は自治体ごとに異なります。年に1度の支払いが必要です。
- 管理費・修繕積立金
- マンションなどの共同住宅の場合、毎月支払う必要があります。修繕積立金は、築年数によっては数十万円の一時金を支払う必要がある場合があります。
賃貸物件を借りる
中古物件には仲介手数料がかかるので、諸費用が新築よりも多くかかります。物件価格の5〜8%が目安です。
初期費用
- 翌月分の家賃・管理費
- 入居する月の家賃や管理費を前払いするのが一般的です。
- 敷金(補償金)
- 家賃の2ヵ月分が相場です。敷金1ヵ月やゼロの物件も増えています。退去時に修繕費用などを引いた金額が返還されることが前提になっています。
- 礼金
- 家賃の2ヵ月分が相場です。礼金1ヵ月やゼロの物件も増えています。
- 仲介手数料
- 家賃1か月分+消費税、が相場です。不動産会社により異なります。
- 火災保険料
- 火災保険や天災保険などへの加入が、契約で義務付けられている場合が多くあります。物件により異なりますが、1〜3万円程度が目安です。
ランニング費用
- 契約更新料
- 契約期間が満了して、引き続きそのまま住むときは、「契約更新料」が必要になる場合が多いです。家賃の1か月分が相場です。
※掲載内容は、2012年3月現在の情報です