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困ったときの駆け込み垢!5歳のお悩み相談室 Vol.2

■相談1. 「結婚しても、いつまでも優しさは続くもの?」

来年の3月に入籍します。今のお互いの優しさがずっと続くものなのか、たまに不安になります。慣れ合いの延長で、いつか優しさがなくなってしまうのでは……と思ってしまいます。この不安はいつか消えますか?(20代・りりかさん)

 

りりかさん、まずは結婚おめでとうございます。本来なら結婚することは幸せなはずだけど、幸せであればあるほど逆に不安になってしまうんですよね。今、彼は優しいけど、それは最初のうちだけであって、結婚して時間が経てばその優しさもいつかなくなってしまうんじゃないだろうか?……なんて思ってしまうのでしょう。その気持ちはよくわかります。というのも、ウチの嫁も同じ考え方をするからです。

例えば、ちょっと違うかもしれないけど、嫁と丸一日デートしていると、お昼ご飯を食べ終わった後くらいには「デートが終わっちゃう、もうすぐデートが終わっちゃうよ……」と暗い顔をして言い出すのです。まだ半日残ってるのに! って僕は思います。だけど、嫁は今を楽しむんじゃなくて、終わりをカウントダウンしちゃうんです。そりゃ、いつかはデートも終わるけど、今はそのときを楽しめばいいと思うのですが、嫁はいつも終わりを考えて悲しくなっちゃうんですよね。

また、あるときには仕事で忙しくて僕があんまり構ってあげられなくて、「前はあんなに遊んでくれたのに。もう私に興味ないんだ!」と急に言い出したりします。もちろん忙しいことを理由に相手をしてあげられなかった僕も悪いのですが、結婚してずっと一緒に過ごしていると、ときには忙し過ぎてパートナーとの時間が取れないときもあります。でも、それは人生の中のほんの一瞬のこと。そういうときもあるというだけです。別に相手に興味がなくなったわけではありません。その一瞬だけを切り取って「私のことなんてどうでもいいんだ!」と思ってしまうのはどうなのだろう? という話をしています(もちろん、そんな気持ちにさせてしまったことも反省しますけどね!)。

僕らは結婚して8年。もしかしたら、付き合いたてのようなラブラブな雰囲気はなくなっているかもしれません。しかし、ずっと一緒にいればふたりの関係性も変わってくるもの。僕らの場合、ラブラブというよりは、まったりリラックスできる間柄になったのでしょうか。あんまり肩の力も入ってないし、お互いのペースもわかっているので一緒にいてラクです。だからと言って気を使わないということではなく、少なくとも僕は嫁に優しくしようと心がけていますし、嫁の優しさも感じます。

まずは、りりかさんもカウントダウンをしながら生きていくのをやめてみませんか。そして、長い目で見て、ゆっくり一歩ずつ、旦那さんと歩幅を合わせて進んでいけばいいと思います。「いつか終わりが来るのかな……」と不安な顔をしていたら、旦那さんも「この子を幸せにできているのかな?」と心配になるかもしれません。

りりかさんと僕の嫁は似ているところがあると思います。ちょっとネガティブで、心配性で。僕はそんな嫁が好きです。もしかしたら、旦那さんも同じようにそんな性格を愛らしく思っているかもしれませんね。だとすると、今はそのままでいいと思います。時間が経てば解決することや、わかることもありますから。もし10年間旦那さんがりりかさんに優しくし続けてくれたら、そのときにようやく安心できるのかもしれないし。

人が変わるには、何度も何度も経験を積み重ねる必要があります。人はゆっくり理解しながら、変わっていくんです。だから、面白いんですよね。答えにもなってないかもしれないですけど、何かのヒントになってくれればうれしいです。

■質問2.「子どもができました。今から心がけておくべきことは?」

彼氏との間に子どもができたので、結婚して出産しようと決めています。しかし、彼が社会人で、私は大学生。親は賛成ではないものの、私たちが折れないために渋々了承したというところです。経済的な問題などこれから大変なことは色々あるのですが、これから心に留めておくべきことを教えてください。(匿名希望さん)

 

質問を受けて、びっくりしています。だって、これってそのまま僕たち夫婦と同じ状況なんですもの!
僕が27歳のときに、まだ専門学生だった嫁と出会いました。僕らもできちゃった婚だったので、当然、嫁のご両親は大賛成! という感じではなかったです。しかも、当時の僕は定職についておらずフリーターをしていました。貯金はゼロで、むしろ借金があったほど。結婚できる状態では到底なかったんです。僕はすぐに就職してバリバリ働き始めましたが、それでも嫁は不安だったと思います。まだ若かったし、僕は貧乏で、そのときに住んでいたのは雨漏りするような超ボロ家。借金を全部返し終わったのは息子が3歳くらいになったころなので、結構な期間、僕らは貧乏生活をしていたと思います。ビンボー、ビンボーと何度も繰り返してすみません。でも、本当に貧乏だったんですよ! ただ、それも全て、今では笑い話です。

あのころの唯一の贅沢といえば、給料日に家族で行く回転寿司くらい。それでも嫁は本当にうれしそうに食べていました。仕事先でお客さんからイチゴをもらったときも、大喜びして頬張っていたのをよく覚えています。全部苦労したときの思い出ですが、嫁と昔話をする度に「あのころは大変だったけど、楽しかったよね」なんて振り返ったりしています。

人生はいつだってサクセスストーリーの途中にあります。そして、僕はイージーモードよりもハードモードの人生の方が絶対に楽しいと思っています。
これから先、大変なこともあるかもしれません。でも、全てを笑いに変えてたくましく生きていってください。子どもがいる生活は今までとはまたガラッと変わるから、苦労も確かにあるけれども、すごく楽しいですよ。ベイビーの誕生が楽しみですね。

では、良き人生を! 元超貧乏の5歳より!

■まとめ

僕は人生に失敗なんてないと思っています。失敗だって繰り返していけば、いつか成功するから……とかそんな話ではなくて、失敗(と感じる出来事)やうまくいかないところが人生の面白さだと思うからです。
もちろん、いろんなことがうまくいったら万々歳です。今回相談してくれたおふたりにもぜひ幸せになってもらいたいと思っています。ただ、この先の結婚生活でつまずくことや、うまくいかない瞬間が全くないというのは難しいかもしれません。
でも、そんなときこそ「全然思い通りにならねぇな!」と叫んでください。それがロックというものです。ハードモードの人生を楽しんでください! 僕はそんな生き方に共感を覚えますし、応援したくなります。

最後に僕の好きなアニメである『マクロスF』の主人公の言葉で締めくくりたいと思います。

「予測可能な人生なんて何が面白いの?」――シェリル・ノーム

うまくいかないことも思い切り面白がっちゃってくださいね!

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